2010-07-19

6/3 翠会活動報告

【日 時】平成22年6月3日(土)14:00〜16:00
【会 場】成城学園初等学校 小会議室
【参加者】北島・金平・木村・中村俊、小島、岡、関、長谷川、久保、土井、百合岡、木越
 
今回の翠会では、3本の脚本及びプロットの合評が行われました。12名の参加で、活発な意見交流が行われ、今回も有意義な会となりました。
 

●「アトム」 1年生 学年用  小島 香苗

(作者より)原作 手塚治虫「鉄腕アトム」のストーリーをだいたい元にしている。6年前に上演したもの(上演時間40〜45分間)にプロローグとエピローグを付け加えて再演したい。

・エピローグの中で戦わせようとしていることが伺えるが、このままだと続編を作らないと解決にならない。
・原作に忠実にしている場合、マンガと何処が違うのか。何でマンガでやるのか。マンガで感動した所をクローズアップするなら、脚色になるが、この場合は脚色とはならない。
・イライラする感情、本当の子供がいない寂しさを小学1年生が演じることができるのか。感情の深さを理解してできるか。高学年向きなのではないか。また説明的な部分を省いた方がよい。
・てんま博士にいじわるされながら、お父さんを思い出して、戦うという流れは悲しい。どうしても忠実にするならいいが、テーマを絞ってやる方がよい。
・1つ1つのセリフが長いので、整理して、テンポを上げたい。120人が出る劇だからしょうがないが、同じ役を何人もでやるのはどうか。
・アトムの誕生とした方がよい。ロボットのダンスはよい。ロボットがいかに人間の心を身に付けたのか。喜怒哀楽を獲得していったのかを表現できたらいい。
・6年生も出演させてあげるのはどうか。団長の息子が火事に出てくるシーンは唐突な感じがする。父親の感情をたっぷり描きたい。

 6年生のやった劇を1年生がやるというコンセプトが面白い。上演は決まっているのでセリフの刈り込みがなされ、終わり方の工夫があるともっとおもしろくなりそうです。
   

●人形劇「おてがみ」 夏期大学発表用  構成 木越 憲輝
 
(作者より)2年生の国語教科書教材を、英語でやりたいとの意見もあったので、ナレータ部分のみ英語にして、セリフはすべて日本語にした。

・この作品をなぜ人形劇でやるのか。人形は人にできない動きができる特徴を生かしたい。
・一緒に手紙を見合うシーンが理解しにくいが、心理学研究では子供の心理に合うらしい
・手紙を運ぶシーンが一番おもしろい。カタツムリの動きがうまく演出するといい。
・カタツムリの動きをよく観察して、それをうまく利用したい。人形でしかできない脚本とそうでない脚本の整理をして考えないといけないと感じました。

●「○○星人がやってきた」プロット 2年生 学年用 久保 由美子

(作者より)上演は11月予定、2年生151人、45分位の学年劇。ミュージカル風にしたい。進行を助けるものとして、歌やダンス、群読を入れたい。クラスのアスペルガー症候群の子供の様子をイメージして書き始めた。

・クラスの実際の子どもをあまり意識して、キャラクターや役や脚本に使わない方が良い「あの子のやっていることだ」と特定されると困ると思う。アスペルガーの子の扱いは気をつけたい。
・だんたんと子どもを受け入れてくれる姿が素敵だということ書いていけたらいい。
・何かきっかけがあってみんなが変わっていくという流れにした方がいい。時間が経つにつれてかわるとか、時間が解決するのでなく、何か変わるきっかけが欲しい。
・宇宙人の子どもの特徴を決めたい。実は、人間の中にも宇宙人がいるのではないか。宇宙人の法則に従って行動している子はある仕草をすると、お互いに宇宙人だと分かり合える。など。宇宙人の文化について話し合った。
・2つの世界を描く。宇宙人が地球にいく。地球人が宇宙にいくとどうなるか。歌や踊りは一緒にやれるが、それ以外を生活の仕方やルールの違いを浮き立たせたい。
・最後の所は、みんなでダンスや、歌って盛り上がるのがいい。幕切れで、宇宙人が自分のことを種明かしするのもおもしろい。
・せなけいこ「ばけものつか」なども参考になる。

 いろいろな意見が出された中で、地球の中にも実は本当に宇宙人が入り込んでいるかもしれないという話題は面白かった。これから宇宙人が地球人をどうやって刺激して変えていけるのか、脚本化されるのが楽しみだ。
(文責 木越)

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