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2010-11-08

10/19 実践研究会 定例会報告

【日時・場所】2010年10月19日(火)18:30〜 成城学園初等学校

【参加者(敬称略)】
 一幡・遠藤・加藤(陸)・川窪・木村・澤田・瀧川・武田・寺田・中田・仲間・林・吉羽 ・・・計13名

1. わらべうた(12)
武田晋一先生
 6時45分頃、集まっていたのはまだ7名だけでしたが、「せっかく早く来たのだから・・・」ということで、武田先生による「わらべうた」講座が始まりました。教えて頂いたのは、次の3つでした。
①「いちにっさんにのしのご」
いちにっさん にのしのご さんいちにのしの にのしのご
 この歌に合わせて体を動かす。

 1→両手で足首にタッチ
 2→両手で膝にタッチ
 3→両手で腰にタッチ 
 4→両手で方にタッチ
 5→両手を頭の上で合わせる

 始めはみんなで、慣れてきたら、歌はみんなで動きは一人ずつ。これがなかなかの緊張感でした。理解がしやすく、これはすぐにでも自クラスでやってみたいと思いました。そして翌日、実践!子どもたちはとても楽しんでくれ、休み時間にも、「いちにっさん…」とやっていました。

②「げろげろがっせん」
げろげろがっせん ごめんやす あとから よいどが ぼってくる もんをしめた 「なんもんでとおす」「さんもんでとおす」「もうちっとおまけ」「おまけはならぬ」「じゃんけんぽん」

 2人で手をつなぎ、最初にオニ(門)になる組をきめる。みんなは歌に合わせて歩き、オニの作った門をくぐる。「もんをしめた」で、オニは手をおろし門を閉じて通せんぼ。通れなかった組とオニがじゃんけんで勝負。

 オニのつくった門に閉じ込められないほうがよいのかと思いきや、門を閉められた組はオニとじゃんけんができる、子どもはここを喜びそうだと思いました。「げろげろがっせん」という歌の出だしも気に入りそうです。

③「おちたおちた(NHK『にほんごであそぼ』より)」
おちたおちた なにがおちた・・・かみなり!

 オニが「おちたおちた」という。みんなは「なにがおちた」と返す。オニが「ぼたもち」「かみなり」「ほっぺた」のいずれかを言い、みんなはそれを表すしぐさをする。

 別バージョン「ないたないた」では、「うし」「にわとり」「足をふまれた犬」など、それぞれが考えた動作や声を出し、なりきり遊びにすることもできるということ。劇指導の導入にも活用できると思いました。

2. 加藤陸雄流 演出講座(1)
成城学園初等学校 加藤陸雄先生
◆ 演出に正解はない 〜陸雄流演出のポイント〜
 「陸雄流」の意味するところは、「演出には正解はない マニュアルはない あるのは伝えたい想いを伝える想いである」ということ。陸雄流から多くを学んでください、そこから自分流を創り出してください、講座の最初に、加藤先生からそんなメッセージが伝えられました。

<実習>
①「見てわかるシーン」について
●5人の中で一人だけ目立つ立ち位置をできるだけ多くつくれ
 目立たせるとは『観客がそこを見る』ということ。ポイントは、「視点(目線)」と「演技」。(目立たせる一人に、他の4人が)視点を合わせる、合わせない、関わる、関わらないを考えることで、「一人だけ目立つ」演出をつくることができます。実際に、そんな場面を見合うことで「一人だけ目立つ」を実感することができました。

《応用編 〜テキスト㈰を使って〜》
2グループに分かれて、劇の一場面を実践。「ダークグリードの隊長クエーザー」をいかに目立たせるか、また、「絶対権力者」であることを観客にみせるかが演出のポイントでした。「絶対権力者(ここではクエーザー)は極力動かない方がいい。下人を見ることで“やさしさ”が出てしまう」「絶対権力者と横並び(対面)させると関係が対等に見えてしまう」この二つは特に、実際の指導でもすぐに生かせると思いました。

②「いかに自然に正面を向いてしゃべることができるか」について
● 正面を向く必然性を作る。どのような場面に役者は正面を向くか。
舞台では「観客に声が届く」ことが必須条件。そのためにはなるべく正面を向かせたいが、それが不自然に見えてしまうことがあります。そこで、指導のポイントは、「いかに自然に正面を向いてしゃべることができるか」。参加者が意見を出した後に、加藤先生が黒板に以下のようにまとめてくださいました
☆正面を向く必然性 … 独り言(つぶやき、独白、回想)/仲裁(両者を絵分ける)/観客に話しかける/物を探す/視点をはずす(仲違い、対立)/観客席の奥に対象物がある/遠くへ呼びかける/自分に語りかける(「私ならできるはずだ」等)

《応用編 〜テキスト②を使って〜》
 再び実践。野球の試合をして負けてしまった男の子と、応援していた女の子たちの会話に動きをつけていきました。「いかに自然に正面を向くか」という課題をクリアするのが、なかなか難しい脚本でした。この課題以外にも、キーワードとなるセリフを見つけ、そのセリフが際立つように動きや人物の配置を考えることも教えて頂きました。これも大変勉強になりました。

【文責:中田】

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