トップページ

2012-12-08

【実践研究会】12月 定例会予告

【日時】12月22日(土)15:00〜17:00
【場所】成城学園初等学校 社会科教室・講堂

1、武田晋一先生の「習って懐かし、やったら楽し、誰でも口ずさめばすぐできるわら

べうた パート2」 

2、藤本博子さんの「説明文を劇活動実習!国語教材『ほたるの一生』説明文を動作化
することによって学習理解が深まる!を体験していただきます。」

3、野口祐之さんの「日常劇活動実践報告!清明学園アプリコ舞台発表までのすべて!
学年劇の裏表」

+人数が多ければ、特別講座 加藤陸雄さんの和太鼓実習できるかも?の3or4本で
す!!最近参加者の皆さまからの声でうれしいのは「来てよかった!必ず得るものが
ありますね」もし悩みがあるならば、一人で悩んでいるよりも実践研の仲間に打ち明
けてみてはいかがでしょうか。動いた分、必ず反応が返ってきますよ。皆様のアンテ
ナを刺激する内容でお待ちしています。ただいま定例会大沸騰中!
【文責 森公洋】

2012-12-04

11/17 実践研究会 定例会報告


【日時】11月17日(土)15時~
【場所】成城学園初等学校 社会科教室
【参加者】池田、一幡、加藤、木越、木村、武田、林、保坂、吉村、百合岡 (10名)

1、わらべうた
武田 晋一先生

 3つのわらべうたを武田先生より教えていただきました。最初に取り組んだのは手まり歌です。「四方(よも)の景色(京都)」の歌に合わせて、まりつきをしました。

ひい ふう みい よ 四方の景色を 春とながめて
梅にうぐいす ホホンホケキョとさえずる
あすは祇園の 二軒茶屋で
琴や三味線 はやしテンテン 手まりうた
歌の中山 チョ五(ごん) 五五(ごんごん)
チョ六 六六 チョ七(ひち) 七七(ひちひち) チョ八 八八
チョ九(く)が 九十(くじゅ)で チョと 百ついた
ひい ふう みい よ

 遊び方を考えること(まりのつき方を工夫すること)で、手まりうたの遊び方が広がることを実感しました。次に「どどっこやがいん」のわらべうたに合わせて手あそびをしました。

 どどっこ やがいん けえして やがいん 
あだまっこ やがいん けえして やがいん
 すりぽこ やがいん けえして やがいん
 「やけたかどうだか ちょっと たべてみよ むしゃむしゃむしゃ」
・・・「まだやけない」
・・・「もうやめた」

 繰り返し歌いながら、どどっこやがいん(火鉢で手をあぶりながら歌った手あぶり歌だそうです。)の動作をいれて楽しみました。最後に「いっせんどうか」のわらべうたをみんなで輪になって取り組みました。

いっせんどうかは おもたいな てくてくくらべの 
おおげさよ きゅーうとん

 みかん回しの遊び歌でオニを一人決めて、みんなは輪になって歌に合わせて手の中のみかんを回していく遊びだそうです。今回は、みかんの代わりに銅貨など小さなものを使って遊びました。みなさんとても上手でオニは誰が銅貨を持っているか、なかなか当てることができず、盛り上がりました。

 わらべ歌の歌詞は、現代の生活から想像しにくい箇所も出てきますが、楽しむことでは、昔も今も変わらない「もの」があります。遊び方を話し合いながら工夫することで楽しみがさらに深まることを活動を通して学びました。

2、実践報告「雪わたり」
報告:百合岡 依子先生

 教育実践したことを実習形式で今回の定例会にて検討しました。授業では、読み聞かせを生かしてグループ活動に取り組んだそうです。グループ活動では、リズム遊びの箇所をラップ調や輪唱、伴奏等、各グループで様々な表現に取り組んだそうです。今回の定例会では、雪わたりの文を全員で一文ずつ読みながら、2グループに分かれて会話の動作化を中心に実習しました。
 読み進めていく中で「キックキックトントン…」の箇所では、全員できつねの足ぶみを動作化し、リズム遊びをしました。「きつねの学校生徒たちの様子、四郎・かん子とのやりとり」や「四郎・かん子ときつねの子どもたちのやりとり」の箇所を劇化表現しました。読むことに加えて実際に動作化したり、劇化したりすると物語の理解が深まることを実感しました。

【検討より】
・表現活動を小さなことからやっていると劇的な楽しさが積み重なっていく。
・セリフをみんなでやること→合わせなきゃいけないことの難しさがある。
・限られた時間の中でいろいろな表現活動ができる。
・目標へのアプローチ。
・動いた方が場面がわかる。
・動作化で内容理解につながる。より想像力が深まる。

☆今回の定例会、最初は4人からスタート。だんだん人数が集まり、とても有意義な定例会となりました。
【文責】一幡

【次回予告】
12月22日(土)15時~17時
①武田晋一先生の「習って懐かし、やったら楽し、誰でも口ずさめばすぐできるわらべうたパート2」
②藤本博子先生の「説明文を劇活動実習!国語教材『はたるの一生』説明文を動作化することによって学習理解が深まる!を体験していただきます。」
③野口祐之先生の「日常劇活動実践報告!清明学園アプリコ舞台発表までのすべて!学年劇の裏表」

2012-10-29

10/12 脚本研究会 定例会報告


【日時】10月12日(金)19:00~ 
【場所】成城学園初等学校にて
【参加者】橋本、池田、木村、百合岡、加藤、野口、久保、岡、保坂

『ひのかげ村の生き地蔵』
作:加藤 陸雄


<あらすじ>
 川の氾濫に見舞われたひのかげ村にぶらっとやってきた久蔵は、生き地蔵として村をまとめてほしいと頼まれる。地蔵さまとして信頼されている久蔵の言うことだったら村のみんなも聞くに違いないと。


<作者から>
 6年生用脚本。一番大事なシーンを主役を見せないで、見ている村人たちだけの会話で説得力があるか意見をもらいたい。

・何で久蔵だけが残るのか?みんなで力を合わせないといけないのに、無理がある。土嚢が完成して戻っていくが、一部壊れたのを気付いて戻る方が流れる。
・なぜ、久蔵は助けたのか?という説得力が今一つ。
・久蔵は本当はお地蔵さまだったという設定だとおもしろい。
・久蔵が村を好きになる要素がどこにあるのか。もう少し書いた方がいい。
・久蔵を理屈っぽくしてしまうとつまらなくなってしまうので、頼まれると断れないとか、お人好しな人にした方が受け入れられるのではないか。
・逆に久蔵をすごい悪人という設定にして、村長が捕まえて、最後のチャンスをやるような設定にしてはどうか。村人を助けているうちに情が移ってくる。
・だましたことに対する答えがない。村長が村人に対して謝る場面など。
・久蔵が流れものだということをはっきりと出さなければならない。
・地蔵堂はあるが、地蔵さまは今はいないという設定。最初からなかったという設定でもよい。
・衣装が難しい。そこまで昔に遡らなくても明治初期くらいの洋服でもいける。
・地蔵堂ができた訳を話しているシーンから始まれば、終わりもうまくいきそう。

『どんぐりひろばは おおさわぎ』
作:岡 信行

第1話「おなべ星人がやってきた」

<あらすじ>
 どんぐりひろばで、動物たちが遊んでいるとケンカになってしまう。そこに、UFOに乗ったおなべ星人が登場する。おなべ星人は地球の生き物が仲よくしていなければ地球を征服すると言う。そこで、動物たちは、いいことを思いつく。


第2話「やさいなんて、だいきらい」

<あらすじ>
 どんぐりひろばで、せっかく野菜を育てたのに、その野菜を嫌いな動物たちがいた。そこに野菜の神様が現れて、野菜嫌いの動物たちをアオムシに変えてしまう。



第3話「かいじゅうなんかこわくない」
<あらすじ>
 どんぐり広場で動物たちが遊んでいると怪獣がやってくる。怪獣は、脚にとげが刺さっているが、手が届かないので抜いてほしいという。動物たちは、我慢する、ダイエット中だから、お肉が嫌いだからという怪獣の言葉を信じてとげを抜いてあげる。

<作者から>
 前に書いたものを見てもらい、いくつか指摘を受けたので書き直したが、あまり変わっていない部分も多い。

・どんぐり鍋だとあくが強いので、ゆでて食べようよくらいでいいのでは?
・アオムシになったら野菜が好きなのは当然で元に戻ったらやっぱり嫌いなのでは?
 食べている途中で戻ったらそのまま食べ続けてもおかしくない。
・食べている途中で戻るのは神様が戻さなくても自然にいつの間にか戻ってもいいと思う。
・かいじゅうが「お肉嫌いだから」という言葉はなくてもいいのでは?「お腹がすいちゃった」でみんなが逃げていく理由と矛盾する。
・「ふとっちゃったから」という言葉はない方がいい。
・アオムシになったとたんに見つかって追いかけっこをして、お腹がすいて、野菜を食べているうちに元に戻っているという設定。
・「どんぐりひろば」というタイトルはよい。
・タイトルをもう少し考えてもよいのでは。

『ウオッシュさんとみんなのごきげんな毎日』
作:野口 祐之

<あらすじ>
 ウオッシュさんは、洗濯屋だが、何でも洗濯してきれいにしてしまう。そんな洗濯屋のウオッシュさんの前を足早にピョンタが通り過ぎていく。

<作者から>
 人形劇として書いた児童劇作に載ったものを書き直した。学芸会に向けて、ピノキオを夏休み中に書いたが、学校に来ない、さぼるという内容が多く、再検討した。そこで、ウオッシュさんを書き直してみた。

・人形劇を脱しきれていない。
・太陽と雲のシーンをどうするか?バトンを上げたり下げたりする。
・クライマックスはどこ?ピョンタが変わるシーン。
・そのクライマックスを舞台上で見せたい。
・ピョンタの気もちが変わる理由が弱い。
・前半部分が長い割には動物たちとウオッシュさんの関係が見えない。もう少し簡潔にウオッシュさんの役割と動物たちのと関係を見せたい。
・ピョンタしかできないことを見つけた。足が速いだけだったら、他にもいる。
・もっとウオッシュさんに活躍してほしい。
・4年生でやるのが難しいかも。大人が演じればおもしろいが子どもがやったらどうだろうか。人形劇だったらまだできると思う。人間がやったら観客も苦しいかもしれない。
・ウオッシュさんとかかわると、服だけでなく心も洗われるようなストーリーにするとよい。
・ダンスのチームだけ2チーム出てきてもつまらない。もっといろいろな事件があってもよい。
・もやもやしている人がウオッシュさんとかかわるとすっきりする。
・明日が入学式という設定が話を狭くしてしまっている。
・ウオッシュさんはピョンタがなぜ勉強しているのか分かっているが、それだけに囚われてはいけないということを分からせるというところがドラマになる。
・題名はもう少し工夫したい。
・いろいろな登場人物をすべて書こうとすると何が何だか分からなくなってしまうので、ストーリーはしぼったほうがよい。
・ウオッシュさんの世界が面白いので、生の人間がやるとその世界では済まないので、そこを何とかしていかないといけない。
【文責:池田】

<次回予定>
11月16日(金)7:00~ 木村、池田、小宮
12月8日(土)(翠会合同)

9月 脚本研究会 定例会報告


【場所】成城学園初等学校 7時~
【参加者】岩崎、池田、橋本、森田、加藤陸、木村、金平、保坂、野口、塚田、岡、林

 いよいよ黎明関係の脚本も差し迫ってきているようで、今回は3本の脚本検討を行いました。

『風の丘ボランティア』(高学年用)
作:金平純三
<あらすじ>
 風の丘ホームにボランティア活動に行くことになった子どもたち。ホームでやる出し物の内容を考えたり、練習をしたりする子どもたちの中に、今一つ協調性を欠く美登里がいた。そして、ボランティア当日。ホームで、震災のために家族を亡くしたトメさんと一番心を通わしたのはその美登里だった。

《作者から》前回、「五月とマーガレット」が難しく、何か他の題材でと相談したところボランティアというヒントを頂いたので、「本当のボランティア」というテーマで書いてみた。中学年の生活劇ということで考えている。

・子どもたちのボランティアという言葉に対する思い違いはよく分かる。その答えがない。子どもが本当のボランティアということに気づく。
・決して間違ったボランティアというわけではない。そういう方法もあるが、心の奥に入っている人間の結びつきに触れていくことが効果的な部分もあると気付かせたい。
・新しい視点を子どもたちがどうやって発見するか、それがドラマだと思う。
・子どもたちが美登里の立場をまったく知らないというのが不自然。別のキャラクターにした方がいいかもしれない。
・劇に山がない。転の部分がない。それを何に置くかが大切。舞台上、見かけは楽しい。見終わった後、感銘を与える仕掛けが弱い。
・子どものしたことによって今まで心を開かなかったおばあちゃんが初めて心を開いた場面を作るともう少しクライマックスがはっきりとする。
・歌の入るところが弱い。
・最初の歌の歌詞「さあボランティアをはじめよう」という歌詞も気に入らない。
・震災にあったおばあちゃんの扱いが難しい。
・美登里が震災のため転校してきた子とした方が美登里のキャラクターがはっきりとする。また、その方が美登里が練習に参加しなくても無理を言えない理由にはなる。
・4年生が高齢者も演じるのが難しいのではないか。4年生がやるとそれだけで下手すると笑いが起きてしまう。
・4年生なりにボランティアって何だろうって考えられると劇としてはよい。
・ボランティアって何だろうということは、子どもたちだけでは解決できない問題ではないか。

『ならしてみたいな』(中学年用)
作:塚田理恵
<あらすじ>
小人のトムはお父さんから季節を変える鐘のならし方を教わっている。お父さんが席をはずしているすきにくまの兄弟ピピとペペがやってきて、試にと言って秋の鐘をならしてしまう。秋にはなったものの木の実はやせ細っておいしくない。夏の呪文しか覚えていないトムはとりあえず季節を夏にするが、暑過ぎてピピが倒れてしまう。

《作者から》元は、院内学級で創った人形劇作品。もう少し短かったが、長くしてみた。

・季節が変わるごとに背景が簡単に変えられるのは人形劇ならではのよさ。
・3ページの「パロムさんパロムさん」というのは誰が呼んだのか?
・最初にお父さんが見本を見せてやると分かりやすい。
・春の呪文を間違いやすいものにするとよい。
・この作品の意図は何?⇒自分の仕事に責任をもつ。ということ。
・この作品の場合は、トムは悪くない。トムがベルを取られるのではなく、おだてられるなどして渡してしまう方がよい。
・院内学級にいる子たちが、対象になるわけではなく、異学年交流やボランティアなども考えられる。となると、ドラマ性は必要。
・秋になったことを大事件として知らせるのではなく、急に秋になったことによって飛んでくるのではないか。
・テーマの一つに季節のよさを入れてもよい。
・この熊が冬眠が終わって出てきてお腹がすいていて、トムをそそのかすという話になるとストーリーとしてはつながるのではないか。
・何にもっていくための話なのかということによって、設定が違ってくる。
・ひとつの季節のもつ意味、重さを重視するのであれば、他の部分を削って、そこに重点を置いていけばいい。
・もう少し他の登場人物が出てきた方が、劇として面白いと思う。
・ミニ脚本は一つの壁を乗り越えたら終わり。そのくらいにしないと、説明不足になってしまう。

『いつかこの空を』(低学年用)
作:林 久博
<あらすじ>
いつも仲間と楽しくくらしているみのむしだが、ときどき鳥や自分よりも大きい虫に狙われたりします。時間がたって大人になると男の子たちは成虫して蛾になるが、女の子たちは・・・。

《作者から》みのむしの朗読劇を以前書いたが、朗読劇だと演じてもらう機会が少ない。それを大人数で舞台でできるように書きかえてみたいとずっと思っていた。みのむしの性質はほかにもいろいろあるのではないかという翠会のアドバイスをもらった。脱いでしまったり、周りにあるものを取り込んでカラフルになったりという遊びを入れた。最後のところがどうしても重いので、前半と雰囲気が違ってしまう。

・低学年の劇なので、後半の部分を思いきって切ってしまって、遊びで終わらせてしまってもいいのではないか。
・ドラマがあるのかと考えたら都合よく助けにきてというところで終わるだけでなく、3つ目で何かしらのドラマが必要。
・ご都合にしないならば、命からがら逃げられたでいいのではないか。
・みのむしの生態を知らせたいのか、間違いに気づくという方向にもっていくのか。
・低学年の劇としては長いのではないか。
・3回目にミノムシのみのがあってよかったという出来事があると落ちつく。みんなにうらやましがられるようなシーン。寒くなったときに暖かいなど。冬を越せるというのであれば、それが魅力となる。
・鳥は出さない方がよいのではないか。鳥にはかなわない。トンボ程度にで落ちつけたい。
・タイトルも考えて直して。
【文責:池田】

2012-10-16

実践研究会 10月予告

特別講座第1弾!

山崎和男先生を講師に迎え

「1から始める実践論文講座!」

です。実践した活動を寝かせたままのあなた!理論がうまく追いつかないでいるあなた!せっかくの実践をうまく文章化して広めたいあなた!などなど、今年の実践研は実践だけで終わりません。しっかり論文にまとめようという試みです。実践した2本の内容をいかに論文にまとめると効果的か、を教えていただきます。その後、自由に字義応答できますのでぜひぜひ!

 新生定例会4発目!新しい参加者もぞくぞく参加でうれしい化学反応ありです。皆様のアンテナを刺激する内容でお待ちしています。ただいま定例会面白いことになっております!
【文責 森公洋】

2012-10-01

9/8 実践研究会 9月定例会報告


【日 時】9月8日(土)15時~
【会 場】成城学園初等学校 社会科教室及び講堂
【参加者】一幡、遠藤、加藤、金岡、木村、古賀、小林、小宮、酒見、滝川、武田、野口林、保坂、松下、蓑田、持田、吉羽(計18名)


1.実践報告「5年生発表集会~臨海学校報告~」
発表者:金岡 香恵先生

 毎週1回行われる朝の全校児童集会の中での10分発表。5年生は毎年、臨海学校についての報告をしているそうです。7月に2泊3日で行われた臨海学校の様子を夏休み明けの9月に報告した様子の実践報告です。

発表に至るまで…総合的な学習の時間3時間

<1時間目>発表内容、使用道具を決める
<2時間目>グループ練習、通し練習
<3時間目>通し練習


【発表内容】
(1)海水浴&スライドショーで概要説明
(2)バスレクの様子
(3)すいか割り
(4)ビーチフラッグ
(5)キャンプファイヤー
(6)花火
(7)全員花火

 子ども達は、何事にも積極的に取り組み、話し合って計画したり、練習したりするのが好きで、ゲームや遊び、発表なども臆することなくノリ良く活動することが報告より伝わってきました。これまで劇活動は、学年のお楽しみ会等では行っていたそうですが、全校の前で行うのは、今回が初めてだったそうですが、表現活動を楽みながら発表し、達成感を得られたことが子ども達一人ひとりの様子よりうかがえました。
【話し合い】
・子ども達が劇活動に慣れている。
・身体いっぱい表現したのはよかった。
・前後の学年でお互いに見合う活動があると良いのでは。
・体験したことの再現化は、活動の一つのバリエーションになるのではないか。


2.運動会だけで終わりにしない「表現リズム遊び、表現活動」
提案者:小林 幸子先生
 
定例会では、講堂を使って表現活動の実践実習をしました。

『言うこと一緒、やること反対』
 円になって行いました。「言うこと○○、やること△△(○○の反対)」を決めてから、「言うこと一緒、やること反対」とみんなで言ってから、動きます。最初は、揃うことが難しかったですが、動きに慣れてくると、「言うこと反対、やること反対」や「言うこと反対、やること一緒」などバリエーションを考え増やしながら表現を楽しみました。

『体から出る音をつなぐ』
 手を叩いたり、足で音をたてたりしながら順番に同じ音を出して音をつないでいく実習をしました。全員の音が同じ音に聞こえると、とても心地よい気持ちになりました。全員の心が「ひとつ」となりました。

『違うペアと作った動きを伝え合う』
 この活動では、リズム曲に合わせて2人一組になって、1・2・3の合図で3つの動きを考えました。その後、ペア同士が4人一組になって、動きを模倣したかけ合いの発表をしました。どのペアも味があり、おもしろかったです。
みなさんとても表現豊かでした。


3.インプロ実習
発表者:遠藤 優先生

『拍手回し』
 円になって順番に拍手を回しました。徐々に拍手回しのテンポがあげたり、回す拍手の数を増やしたり、方向を変えたりしてバリエーションを増やしていき、白熱した拍手回しとなりました。熱かったです。

『あなた、動き回し』
 「あなた」と言って、相手と場所を交換するゲーム。名前を覚えたり、呼んだりしながら学級開き等に実践できる実習となりました。

『ほめほめジャンケン』
 ジャンケンして勝った人を負けた人がほめて、最後まで勝ち残った人を全員でほめる活動です。最後まで勝ち残った人は、達成感やとても気持ち良い気持ちとなります。

『バニー』
 3人一組でウサギの形(左右の人が耳、中の人が顔)を表現します。動きがとても可愛いらしく、活動に取り組む側もその活動を見る側もとても楽しめる活動となりました。


4.和太鼓
加藤 陸雄先生
 今回の定例会のしめくくりは、参加者全員による「和太鼓」。気持ちをひとつに和太鼓に向かい、心身ともに熱くなりました。

☆たくさんの仲間が集まって、実践報告を色々な角度から検討したり、楽しみながら自然とニコニコになる表現活動をしたりするって、とてもすばらしいことですね。
劇作の会で学んだことをこれからも教育活動に生かしていきたいです。
有意義な定例会となりました。

【次回の予定】
10月20日(土)15時~ 成城学園初等学校
山崎先生による『論文講座』です。                  
【文責:一幡】

2012-09-17

2012年度【翠会】合宿 記録

【日 時】9月1日(土)11時〜 2日(日)10時
【会 場】多摩センター「山晴」
【参加者】北島先生、木村、長谷川、金平、芦澤、森美、藤内、山本留、久保、二見、岡、木越、林、川西、石坂、蒔田

 今年も、夏の終わりのスペシャルイベント、翠会合宿が山晴を会場に行われました。黎明脚本集の執筆もあり、それぞれがイメージをふくらませながらの作品検討は、例年にも増して活発で、それをまとめる北島節も健在。充実した1泊2日となりました。以下、脚本検討を中心に、内容を報告いたします。

『物まねごっこで遊ぼうよ』
作者:長谷川安佐子
 黎明脚本集低学年に提出予定とのこと。ジェスチャーごっこなのか、まねっこなのか、そのあたりをはっきりさせた方がいい。さるはいろんなものを見ているから上手だとか、ものまねは楽しいなどというメッセージが浮き上がるといい。ゴリラ対他の動物とのやりとりにしたら、出入りが生まれるのではないか。ゴリラではなく、クマにしたらどうか。などの意見が出された。北島先生からは、低学年は物まね自体を楽しむのでいいのか。登場人物が「物まねあそびはたのしいな」と連呼すれば、観客は子どもの創造性を高める作品。と評価する。というお話があった。

1年生学習発表会台本『みんな ともだち』
作者:芦澤明美
 歌を4曲取り入れた作品。入学式からスタートなのは違和感があるから、振り返りにした方がいい。コールを工夫して、一人一言は言えるようにさせた方がいい。音見つけの遊びを取り入れたらどうか。コールをグループでやったらどうか。例えばボディパーカッションを入れるなど、系統の違うものを入れたらいいのでは。2人の子どもの交流を寸劇で入れながら展開していくのはどうか。などの意見が出された。北島先生からは、書くための目標を決めて書いていったらいい。子どもに聞くといい。というお話があった。

『うちゅう人の友だち』
作者:久保由美子
 宇宙交流が進んでいる時代のお話。宇宙人遊びは、地球人の遊びとはまったく違う方がいい。宇宙人だということがわかる明確な違いがわかるといい。「いいとこたくさん見つければ~」という歌詞があるが、そうでなければ友だちになれないのか。最初から、異文化交流をしているところからスタートしてもいい。何か事件が起きるといいのでは。遊びの違いではなく、文化的な違いにするのはどうか。宇宙人は感情がまったくないという設定ではどうか。遊べなくなっている地球人に歴史を学んできた宇宙人が昔の遊びを教えるという話はどうか。などの意見が出された。北島先生からは、うそを書くけれど、「あるかもしれない」というものを書くことが大切。教育的な視点が必要。というお話があった。

『ぺったん・ぺったん・ぺったんこ』
作者:森美都子
 くっつくきっかけは、「うそをつく」こと。そこがわからない。おしょうがうそをついているのに、他の人がつくのがおかしい。おしょうの性格がよくわからない。おしょうさんのお母さんの話が前に出てこない。うそをついても3日で許されるのか。なぜおしょうに預けるのか。和尚以外もうそをつくスチュエーションが必要では。くっついていく様子がおもしろい。おぼうさんではなく、小ぼうずにして、最後にお坊さんが出てきて解決するというのはどうか。北島先生からは、おもしろおかしい話という部分を大切にすれば、とてもいい脚本になるというお話があった。

『ぞうさん』
作者:藤内直子
 12月、児童文化部の研究授業を受けている。2月に発表会があるので、そこにからめて舞台発表するつもりの作品とのこと。大阪万博の時、神戸港から万博会場まで象が歩いた史実をもとにしている。今の写真と当時の写真とを並べて写すとよいのでは。かたつむりの冒険から、象の気持ちに主題が移ってしまっている。かたつむり、人間の子ども、象をすべて児童が演じるのは無理。動きがないので1年生にはむずかしい。リーダースシアターの方がいいのではないか。などの意見が出た。北島先生からは、アイデアが素晴らしいから、様々なアイデアが出る。本物が見たい、見られた!という気持ちが大切では。というお話があった。

『字が書けなかったライオンの王様』
作者:木越憲輝
 黎明に載せる高学年用の人形劇脚本のプロット。人形劇にふさわしいか、高学年用としてどうかを相談したい。見せる対象は低学年とのこと。なぜ、王様は自分が言う内容を書けと言わないのか。人形劇としては、場面の動きが少ないから、面白味がないのではないか。高学年で、ラブストーリーはむずかしいのではないか。でも。この話のエンディングを生かし、「力強さ」「芸術性」「ファッション性」「知性」などを相談して実施していくが、結局字が読めないことに気付く、というのはどうか。字の読めない王様に、うその手紙をあげる話もできる。読めないことをごまかすために、適当な字を書いてみせるという形もある。道徳に「ひとりぼっちのライオン」というのがある。相手に合わせようとするライオンが、かえってうまくいかないという話。それと似ている。などの意見が出た。北島先生からは、脚色ではなく、オリジナルにしたらいい。そのためには、最後になぜメスライオンが王様に声をかけるかという点から考えなくてはならない。というお話があった。

 ここで初日の脚本検討は終わり。夜の懇親会前に、800字のテーマが発表となりました。今年のテーマは

◎わがままな□⇒□には職業や動物、物語の主人公を入れます。
◎この一言を入れて作る(1つだけで良い) 「ごめんなさい」 「もうかった」
◎ことわざから「負けるが勝ち「灯台もと暗し」「頭かくして尻かくさず」

 ゲルマニウムパワーとアルコールパワーとでめぐる頭脳から、どんな作品ができるのか…夜の報告はとばし、2日目朝は、8時30分から再び脚本検討となりました。
 
 『よく晴れた朝に』
 作者:林久博
 以前小峰書店から出した脚本集で、朗読劇で載せたものを、低学年向けの舞台劇として構成しなおしたい。著作権の点では「童話屋刊『のはらうた』より」と載せれば大丈夫だと思う。黎明に載せるとすれば、監修の先生方のお考えを聞く必要があるだろうとのこと。ミノムシの大量発生を見て、ミノムシが糸を使って移動できるなどの生態を知った。飛べないことが悲しい性という考え方でいいのか。舞台の動きなどを考えると、制約が大きいのではないか。それよりは朗読劇の方がイメージを膨らませることができていいのではないか。イモムシという素材が面白い。生態のおもしろさをもっと取り入れたらどうか。動かない女の子を主人公にすると、動きのない舞台になってしまう。なんで私だけ羽が生えないの?などのとまどいとか…。舞台の終わりのイメージの美しさもほしい。命のせつなさとそれに対する作者の思い。集団での動きや歌などを入れる方法もある。などの意見がでた。北島先生からは、出たいのに出られない主人公を、外の仲間たちがどうするか、というところに作品の面白さが出てくる。一緒にできることを考えるといい。というお話があった。
 
 そして最後に行われたのが、800字創作の発表。紙面の都合でタイトルしか紹介できませんが、それぞれに個性的な作品が提出されました。

『買ったのに負けた』(蒔田)
『1年生の教室であったこと』(芦澤)
『わがままな八百屋』(長谷川)
『わがままな美容師/ごめんなさい』(川西)
『ごめんにゃさい』(森美)
『わがままなタブレットパソコン』(藤内)
『わがままな2人』(山本留)
『わがままなダンゴムシ』(林)
『いい学校(灯台下暗し)』(金平)
『どっちがわがまま』(木村)

 年に一度、一泊で作品を検討し、語り合い、800字創作で脳に汗をかくこの翠会合宿。学校での日々に忙殺される中でも、その時間が自分の中に聖域のように存在し、あの時間・空間を思い出すと「書くぞ!」という気持ち(「書かなきゃ!」という切迫感かも(笑))が湧き上がってくるのを感じます。今年も参加できてよかった。
【文責:蒔田敏雄】

2012-09-08

第16回名古屋夏期大学開催!

「おおきなかぶ を動かしたねずみ みたく」



 8月23日(木),24日(金),担当者を含めた52名が力を結集し,演劇教育名古屋夏期大学を開催しました。今回も共催団体の名古屋市文化振興事業団,会場の名古屋市青少年文化センターなど多くの方のお力添えにより開催できたことを感謝したいと思います。

この会の準備に毎年取り組んでいて,今年ほど,世の中の大きな流れを感じたことはありません。

「子どもといろいろやりたいけど,いろいろ忙しくて‥子どもも疲れているし」

学校現場の緊迫した身動きがとれない感じが,会へのお誘いをする中で大勢の方から,伝わってきました。

この重苦しい現状を「かぶ」に見立てたとき,それを動かすのは誰でしょう?先日,私は,元気なく悩みを抱えたまま,東京の「演劇教育夏期大学」に参加しました。そこで,劇作の会顧問である小川信夫先生のお話をうかがう中で,「かぶをうごかしたねずみ」の存在の大きさに気付かせていただきました。

「そうか。ねずみほどの力だけど,でも!」

 私は,この体験を生かそうと,参加者の皆さんを歓迎する小さな劇の脚本を書き,仲間と演じました。本番の私たちときたら,「おむすび ころりん」のねずみたちのような盛り上がりでした。
緊急企画「演劇ショウ学校」では,担当者が各教科に生きる劇活動をプレゼンしました。東京学芸大学の高尾隆先生のお話は,一人ひとりの心に染み入るものでした。分科会でも,報告会でも,終わりの集いのコントでも,参加者の笑顔はついに絶えることはありませんでした。




夏期大の生みの親である蓑田先生もにっこり。木村会長にも,「あきらめず,よかった」と声を掛けていただきました。
 きっと,みんな,来年も集まることができる!「元気」は,確かに間に合ったのです。ああ。きっと,この「大きなかぶ」も,今に音を立てて動き出すことでしょう。 2012年 夏


日本児童劇作の会・愛知 支部長 石原 清丈

2012-09-03

【実践研究会】9月定例会 予告


9月8日(土)15:00~17:00
【会場】成城学園初等学校 社会科研究室・講堂

【内容】
小林幸子さんの「普段の授業にだって使えます!体育の表現あそびゲーム集」 
金岡香恵さんの「5年生行ってきました臨海学校!集会で全校に向けて発表する日常劇活動実践報告」
遠藤優さんの「子どもたちを劇が創れる体にするインプロ(即興)ゲーム実習」

+人数が多ければ、特別講座 加藤陸雄さんの和太鼓実習できるかも?の3or4本です。新生定例会3発目!夏期大の盛り上がりアゲイン!新たな思いで日常にも劇活動を!皆様のアンテナを刺激する内容でお待ちしています。ただいま定例会大沸騰中!
【文責 森公洋】

【夏期大報告】第2分科会「脚本を使った劇の上演活動(1~3年)」


【担当者】野口祐之 藤本博子 森公洋

「楽しく元気に劇を創ろう!みんなのアイデアいただきます!げんきもりもりいただきます!」

◆ねらい  子どもの主体性を生かした上演活動
・意欲あふれる表現を引き出す劇あそびや劇活動を体験する
・発表会(学芸会)上演までの指導のポイントを体験する
・児童の生活に根差した脚本から、人数、規模に合わせた劇づくりをする

○主な流れ
1日目
1.出会いのゲーム・・・初めて会った人同士とは思えないほど、安心して手をつなげる雰囲気になりました。「おーちたおちたNEW」「待ち合わせゲーム」で心と体も開放されました。
2.テーマソング・・・トランプゲーム「わたしはだれでしょう」ですっかり体をほぐした後、劇中歌「げんきもりもりいただきます」を楽しんで歌いました。さすが先生方!すてきな歌声でした。
3.脚本のコンセプト・・・「食」に関するブレインストーミングでイメージを膨らませました。

2日目
1.コミュニケーションゲーム・テーマソング・はじめの劇活動・・・今回オリジナル仲間集め「やさいばたけへ行こうよ」と劇中歌で目覚め、「シャッターチャンス」「5秒間立体ビデオ」「即興劇」と段階的にレベルアップしていく劇活動を体験しました。皆さん芸達者!大爆笑!
2.上演に向けて㈰・・・野菜のおもちゃを片手に一言!「私は玉ねぎ!辛い私と甘い私、どっちがお好みかしら?」飛び出す飛び出す野菜の気持ち。すぐに劇になりそうでした!
3.国語教材を使って・・・説明文「ほたるの一生」をグループで劇化。劇化することにより楽しんで理解も深まることを体感しました。
4.上演に向けて㈪・・・子どもの好き嫌いが多い食べ物たちが食べてもらうためにCMづくり。

3日目
1.コミュニケーションゲーム・テーマソング・・・協力ゲーム「チョコレートリバー」で仲間との絆を深め、劇中歌をなんと会員の水上さんが見事な生伴奏!歌も大盛り上がりでした。
2.上演に向けて㈫・・・舞台での演出を考えました。オープニング~グループCM~劇中歌とつなげ、発表に関する指導を一緒に体験しました。子どもの気持ちがよくわかる、と皆さん。
3.上演に向けて㈬まとめ・・・舞台でのリハーサルも終え、時間もばっちり。舞台上がこんなに緊張するとは。体感することにより、子どもへの声掛けも説得力のあるものへ。さあ、本番です!

○参加者の声
・リラックスゲームで心も身体もリラックスしながら仲間ができていく不思議な体験でした。上演のためのステップを体験できたことをこれからに生かしていきたいです。
・遊びの中から創る劇は一人一人のアイデアが詰まっていて、とても素敵でした。
・劇は「プレイ」「チームワーク」が大切であること、そのために心ほぐしや表現につながる活動を日常に取り入れ、本番へステップアップさせていくことを楽しく学ばせていただきました。

-などなどありがたいお言葉を多数いただきました。担当者一同感謝申し上げます。充実の3日間をありがとうございました。またお会いできることを楽しみにしております。ワカメ♪
【文責:森公洋】

2012-08-25

【夏期大報告】第5分科会「朗読劇実習」


【担当:山本・中村・百合岡】

○ねらい:授業等で生かせる朗読劇を実習する。 
○音声表現の幅を広げ、発表会に向けた朗読劇をつくる。

○主な流れ
第1日目(10:30~12:00、13:00~14:15)
①楽しく気持ちよく声を出そう、心と身体をひらくゲームをしよう
②詩を楽しもう
・ボイスリズムなど

第2日目(9:30~12:00 13:00~16:00)
①身体や言葉を通して表現するゲームをしよう
②説明文やコラムを立体的に表現しよう
・国語教科書の説明文を朗読劇に
・「天声人語」を立体的に読もう
③朗読劇の実習
・台本「手ぶくろを買いに」をもとにして
④朗読劇を発表会用に構成・演出しよう①

第3日目(9:30~13:45)
①朗読劇を発表会用に構成・演出しよう②
②発表に向けて練習しよう
③フリートーキング・分科会まとめ

○参加者の声
・「言葉を生き生きと表現すること」を考えながら過ごした3日間。同じ意識を持っている先生方と一緒に活動できて、とても楽しかった。
・普段の教室で使える表現ゲームから、朗読劇まで、本当に中味の濃い内容であった。子どもがいつの間にか大きな声を出してしまう、表現したくなってしまうゲームがよかった。
・子どもたちと楽しめるアイディアを沢山いただいた。説明文を立体的に読み解く活動がとてもよかった。
・心と身体を開くゲーム活動は大切だと改めて思った。そのおかげで、活動全般、やりやすくなった。
・リズムにのった読み方や、立体的な読み方など、ただ音読しただけではあきてしまいそうなものも、アプローチの仕方によっては子どもも楽しく何回もできるのではないかと、学ぶことができた。
・プログラム全て、ものすごく楽しかった。本当に充実した3日間を過ごすことができた。感謝の思いでいっぱいです。トシさん、ユーモラスで、場が和みました。おもしろくできたのは、トシさんのおかげです。リリーさん、音楽の先生かと思ったくらい、ピアノと歌がすごく上手でした。やさしく、ていねいに教えてくださって、感謝です。また教えてください。ヤマさん、一番お世話になりました。飲み会をさそってくださったおかげで、こんなにも充実した時間を過ごすことができました。本当に楽しかったです。また来年も参加したいです。

※参加者のみなさまへ…こちらこそ、感謝感激です! また来年、また毎月の定例会でも、お会いできますように。この夏、サイコーの思い出、ありがとうございました。
【文責:中村】

【夏期大報告】第6分科会「演劇的アプローチで教師力アップ」


【担当者:山本 留実・杤本 真弓】

はじまり・・・、そしてまた、はじまり・・・

○主な流れ
 体育館での分科会も2年目。広い!暑い!そして、熱い3日間の始まりだ。1日目の体育館に入った直後の感想は「暑い!」の一言。クーラーのある部屋で活動している他の分科会をうらやましく思うと共に、3日間頑張れるのだろうか…と、不安がよぎる。

 今年の参加者は元気いっぱいの若者達が中心だ。『リズムと体を使った自己紹介」と『短い詩』の暗唱で参加者達の距離は一気に縮まる。「愛情を込めて敢えて誉めないアドバイス」をしたりされたりしていくうちに「観察する目」も養われる。アドバイスの仕方もどんどん上手くなっていった。これは、目の前にいる子ども達の様々な場面での指導に即役立つ。午後は音楽に合わせて体を動かした。ちょっと気恥ずかしい動きでも、意外にすんなりできるという体験をすることで、「音楽の力」を実感することができた。自分の体の可動範囲も広がり、いい汗をかいているうちに1日目が終わった。

 2日目は、詩にメロディをつけて「歌う」ことにも挑戦した。人前で自分のつけたメロディで歌うのは本来かなり恥ずかしいはずなのに、不思議と恥ずかしくない。参加者が『仲間』になっていたからだ。3日目の発表も緊張はしたが、参加者それぞれが達成感を味わうことができた。

 今年は若い人たちが多数参加したため、いつも以上にアクティブな3日間となった。1日のみの参加者もいたので心配な面もあったが、あっという間に仲間になることができた。この分科会が、「若い人たちの教師力アップ」につながるといいなと思いながら、3日間を終えた。

○参加者の声
「自分のスキルアップになった」
「話し方・表情・姿勢などのアドバイスをしてもらったことで、相手に伝える話し方を学ぶことができた」
「実際に体を動かすことで、表現することの楽しさを味わった」
「2学期以降、自分の見せ方・子どもの観察の仕方を意識していこうと思う」

 というアンケートの声から、「若い人たちの教師力アップ」をこの分科会の役割の一つにしていきたいと思った。この分科会でやったことをきっかけとして、元気で魅力的な若い先生達が活躍してくれことを願っている。
【文責:杤本 真弓】

2012-08-23

【夏期大報告】第7分科会「脚本の作り方」


【担当】長谷川安佐子、小川信夫、志子田宣生、森田勝也、三友大五郎、橋本喜代次、加藤陸雄

 よその分科会が声を出し、体を動かし、歌い踊っている時、我が第7分科会はシーン・・・声も出せずにがんばりました!

 今回の参加者は14人。担当者は7名。1人の担当者が2名の参加者に対して徹底的にフォローしました。その結果、だれもが脚本完成の目途を立てることができました。
 それでは、参加者の声を紹介します。

・先生のアドバイスをいただき、周囲の方々がバリバリ書かれている様子にプレッシャーを感じつつ、苦しくも楽しい3日間でした。急ぎ書き上げます。
・初めての脚本ということで緊張はしていたものの、ほぼ全く準備なしの状態で来てしまいました。それを根気強くご指導いただき、物語の全体像がつかめるまでにしていただけて大変感謝しております。途中何度かくじけましたが、せっかくつかんだ糸口、脚本を完成することができるよう頑張ります。
・絶対書き上げさせるという担当の先生の思いに圧倒されるとともに勉強になりました。
・今まで(といっても2、3回ですが)、脚本を自作するときはまったくの我流だったので、今回師事させていただいたことや、他の先生がどのように脚本を作られているかをリアルタイムで見られたことが、とても勉強になりました。
・学芸大会に向けての脚本作りをしていて、アドバイスをいただきたく参加しました。劇の見せ方や全体の構成の仕方など、専門的なことを分かりやすく熱く教えていただけて楽しかったです。算数の部屋で涼しい中、黙々と書けたのも集中できてとても良かったです。
・短い時間で、しっかりとしたストーリーを立てることができました。あとはじっくり書き上げたいと思います。
・講師の先生のアドバイスのおかげで、自分が目指していた以上のものが書けたように思います。行きづまった時は苦しかったけれど、それも含めてとても楽しくて夢のような時間でした。

 今後の予定は、8月下旬までは担当者との執筆作業。9月下旬に原稿完成。そして
11月下旬に「第60回 演劇教育夏期大学 学校劇創作脚本集」の出版となります。
 第7分科会は、夏期大の3日間がスタートであり、その後11月下旬まで続くのです。
参加者のがんばりと担当者のはげましも、これからが本番です。
そうして出来上がる14本の力作が収録される脚本集・・・完成が待ち遠しいです。
【文責 加藤陸雄】

2012-08-20

【夏期大報告】第3分科会「脚本を使った上演活動4~6年」


【担当】千野隆之 池田靖 澤田麻美子

「ハートをひらいてやってみよう!動き出したら見えてくる!」

【使用脚本】『約束』作:岡信行

1日目「脚本の特徴を考え、演出プランを考えよう!」
①ほぐしのゲーム(じゃんけん、ビービーボン、ラインアップ、ウッ宙人になあれ、身体を使って自己紹介)アイコンタクトや声を出していくゲームを中心に心と身体を解放してお互いを知り合おう。
②読み合わせ (指導者は、脚本の場面分析や演出プラン等を前もってしておく。イメージすると見通しが立てられる。責任者として責任を持って練習前に脚本をしっかりと読み込むこと。)
③テーマソングを練習(劇の導入は、歌から入ると入りやすい。)
④少人数に分かれて半立ち稽古4・6場面(やりやすい場面から読み合わせ→半立ち稽古。配役はまだ決めないで適当に)
⑤見せ合い・意見交換(同じ場面・同じ役でも、演じ手によって雰囲気が変わる。子どもから意見を吸い上げながら作っていくと乗ってくる。良いところを見つけ、化学反応を楽しみながら子どもを主体的に動かそう。小グループで場面づくりをしていく「練習のパターン化」をすると、進めやすい。)
⑥配役の決め方について(焦らずに決める。やりたい役になれるチャンスを与え、たっぷりと練習しながら適役を探して決めていく。色々な子の可能性を引き出せるように・・・。自分の性格と合わない役でも新たな自分発見につながる。みんなで色々な役をしていると、いつでも誰かの代わりができる。)

2日目  「特徴的な場面を取り上げ、実際に演じながらつくってみよう!」
①ゲーム(私あなた、えーと確か自己紹介、ウォーキング即興彫刻)全体の中で声をどんどん出していこう。失敗しても大丈夫という雰囲気づくりが大切。恥ずかしがる子には、安心感を持たせよう。
②2つに分かれて場面づくり 3場面(動きの無い集団の場面づくりはどうするか。セリフに対してのリアクションや絡みから、集団のまとまりが見えてくる。立ち位置だけで、人物の性格やグループの雰囲気が伝わる。)
③全員でクライマックスづくり7場面(山場を盛り上げるには?大人数が出る場面から練習をしていく。→グループ演技のコツは、立場をはっきりさせて、反応をしやすくする。→人物の心情理解の為に発問を用意しておく。)
④エンディングづくり 8・9場面(効果的なエンディングは?大勢の立ち位置は、見ている人の意見を聞いて。自分を客観的に見る訓練を重ねていこう。)
⑤場面づくり 3・2・5場面(生き生きとした動きをつくる場面・コミカルなやり取りの場面・シリアスな場面づくり。動きの対比で立場や性格が見えてくる。小道具の出し方も効果的に。)

3日目  「上演に向けて、劇を仕上げよう!」
①ゲーム(私あなた、ミラーリング、人間智恵の輪)
②通し稽古(動きの必然性を考えよう。誰に向かって言うせりふか、目線はどうするか、反応・間を考えて、心情を推察しながら演じよう。せりふの度に、一歩前・一歩下がるはNG。)
③舞台で発表練習(道具の位置は確定。出入りも矛盾が無いように。)
④まとめ(本番前に録画をして見合うと、立ち位置のバランスや声の音量などが見えてくる。友達の意見や誉められた事が自信になる。反応会議で表情や動き、声の出し方を相談する。せりふが無い時こそ芝居の見せ所。教師はあまり口出しをせず良い所を見つけてほめる。イメージは伝えるが押しつけない。効果的な発問で読み取りの力をつけさせよう。)

❤❤❤❤ 参加者の声 ❤❤❤❤
*劇指導の方法を具体的に知る事ができたので、勉強になりました。今後の学芸会の指導に活かしていきたいです。
*台本を読んだだけでは見えないことが、実際にやってみることで気付くことが沢山ありました。
*舞台の上手・下手についてもよくわからない状態だったので、劇づくりについて3日間考えることができて良かった。
*少人数に分かれ同じ場面を創作していくと色々な発想を生み深まっていくことが分かりました。子どもの可能性を信じ開花させていきます。*協力して1つのものに取り組む素晴らしさを経験できたので子どもたちに伝えていきます。
*配役前に子どもに演じさせることをしたことがなかったのですが、大事なことなのだと納得しました。
*初めて参加しましたが、温かく仲間に入れていただき、とてもありがたかったです。来年もまた来ます。
*場面ごとにクライマックスから練習することで、立ち位置など細かい所も勉強になった。登場人物の内面を話し合うことは、道徳にもつながっていくと思った。
【文責:澤田】

2012-08-19

【夏期大報告】第4分科会「人形を使った劇活動」


担当】岡信行 一幡利一 芦沢明美

進化し続ける人形劇分科会!今年はハイソックスを使い、手足の長~い人形を作りました。

参加者の皆さんと人形たち


 

 2日目はこの人形たちに名前を付けて命を吹き込み、夏休み明けの教室デビューを目指して、人形同士の会話や腹話術に挑戦しました。
 そして3日目は、オリンピックをテーマに全員で人形劇作りに挑戦!人形だからこそ出来る、超ウルトラH難度の演技も登場しました。

【文責:岡 信行】

2012-08-07

【第60回演劇教育夏期大学】終了!

巷はオリンピックで賑わっておりますが、第60回演劇教育夏期大学も参加者の皆様の熱意と個性、表現力にあふれ、大いに賑わい、すばらしい3日間となりました。

 今回体験されたことが学校や職場で実践され、子どもたちもさらに笑顔になることを願っております。ご参加ありがとうございました。また、今回興味・関心はあれども参加できなかった方は、ぜひ当ページで様子をご覧ください。

 また来年も多くの方々とお会いできます事を楽しみにしております。
【事務局長 小宮民子】

第1分科会「学級作りのための劇あそび・劇活動」

第4分科会「人形を使った劇活動」

【第60回演劇教育夏期大学】2日目

第3分科会「4〜6年生・脚本を使った劇の上演指導」

会員による劇上演「教員劇のすすめ」
熱気に満ちた夏期大は2日目を迎えました。午前・午後の各分科会に加え、会員による劇上演「教員劇のすすめ」を行いました。

2012-08-06

【第60回演劇教育夏期大学】が始まりました!

いよいよ今年も「演劇教育夏期大学」が始まりました。総勢100名を越える方々にご参加いただいています。初日は各分科会に続いて劇団ポプラによる「シンドバッドの大冒険」の観劇も行いました。
「シンドバッドの大冒険」劇団ポプラ

「シンドバッドの大冒険」エンディング


第5分科会「朗読劇実習」の様子


第2分科会「脚本を使った劇の上演活動」の様子






2012-07-04

6/16 実践研修会 定例会報告

【日時】6月16日(土)15:00~18:00
【会場】成城学園初等学校 社会科教室
【参加者】芦澤、一幡、遠藤、岡、加藤、金岡、上浦(新)、川窪、河原、野口、林久、保坂、蓑田、森公、森真二、森谷、百合岡、山本茂、吉羽(計19名)

【内容】平成24年度演劇教育夏期大学 3分科会実習&提案

 本日も盛況なり。大盛況なり。運営委員としては本当にうれしい限りである。やはり夏期大の力は大きい。「夏期大には来られないけれど、先に味わえるなら絶対来たい!」という方も多くいらっしゃった。充実の定例会!お知らせします。

1.第4分科会人形劇「We love ソックスパペットシアター!」(岡信行さん) 今年も人形劇は進化を続ける!皆さんの驚きと歓声の中、即実習が始まりました。岡さん作の公立学校特別支援級用の人形劇「もりのひろばはおおさわぎ」靴下人形を使っての脚本です。

【参加者の声】
①第1話「お鍋星人が!やってきた」
・新しい素材(鍋)・ここまで進化
・なぜ、お鍋?お鍋をどう生かすか。
・脚本の内容より、ここで話し合うべきは、演出法や参加者の立場で考えることではないか。
・靴下人形+家庭用品(お鍋)で新しい世界
②第2話「やさいなんて、だいっきらい!」
・歌に合わせて、揺らすだけで十分いい
・以前文房具などに目を付けるだけで人形として十分だったが、今回もそう、簡単でいい。
・以前作った人形は今なおかわいがられている。・顔を隠さずに堂々とできるところが安心。

 やはりモノ(人形)があるって演じる上で安心!楽しい!昨年人形劇分科会に参加された森真二さん(校長)は、自作の見事なジャック・スパロウを持って参加!人形って愛着がわく。毎年継続していきたくなる活動だなあと強く感じました。夏期大、大期待です!

2.第5分科会朗読劇「ぼくたちだってできるさ!お話を立体的に表現できる朗読劇」
(山本茂男さん、百合岡依子さん)

 すっかり夏期大の分科会で定着した感のある朗読劇!教室での児童の様子がありありと目に浮かぶ提案でした。担当者の百合岡さん、山本茂さんの指導にすっかり子どもに戻った我々でした。→(真剣腹式呼吸の巻)

【参加者の声】
①百合岡さんの体ほぐし法
・体ほぐし具体的です。「背骨1本1本をくみたてていくように」まるで整体師の言葉です。
・「ろうそくを10本一気に消すように吹く」「今度は1本ずつ消して」腹式呼吸を実感できました。
②「笑い上戸のサイは空が好き」工藤直子の詩歌から朗読劇実習
・読み込みに時間がかかる。実際15分でというところを我々は25分かかった。参加者ならなおさら。
・この前に軽い内容で馴らしては→そのつもり
・何を目的にするかによって、台本を渡すか、渡さないかが変わってくる。・「とにかく動いてみよう」→台本渡して、朗読劇の構成を楽しむ
「すべて工夫させよう」→台本渡さず、グループごとにできるバリエーションを楽しむ
と意見は尽きなかったが、たくさん意見が出るということは提案に価値があるということ。まんまと載せられ時間オーバーまで話し合いは続いた。あー当日の提案の仕方が観たい!と思える提案でした。

3.第1分科会学級つくりのための劇活動
「動き出す身体 開かれた心 子どもたちの笑顔が溢れる教室 子どもたちの生活を豊かにする劇活動」(林久博さん)


 林さんのクラスの子になりきっていた自分たちに気付いたのは実習後。なんて楽しい学びの場。大人の贅沢な遊びだ。運営マネージャーの自分が時間度外視で浸りきってしまった。

【参加者の声】
①呼応の副詞で劇を創る(「ちっとも~ない」「どうか~してください」という定型を使って劇活動、それをクイズで)
・決め台詞があると作りやすい、わかりやすい、だれでも可
・体をくぐらせて理解する、を実感。こういう学習いいなあ。
・当日夏期大では、のちに蓑田先生の理論補足があり、ということでさらに学習の中での劇活動の効果に説得力を感じる。
②絵本「とりかえっこ」で劇遊び

《次回予告》次回の実践研究会は、夏期大で少し間が空きますが、9月8日(土)15:00~17:00です。
【内容】
小林幸子さんの「公立・私立どんなクラスだって盛り上がるゲーム集」 
金岡香恵さんの「多忙な毎日の中を工夫して、あなたもできる日常劇活動実践報告」
遠藤優さんの「子どもたちを劇が創れる体にするインプロ(即興)ゲーム実習」(変更有)の3本です。新生定例会3発目!この日は夏期大明けの土曜です。新たな思いで日常にも劇活動を!皆様のアンテナを刺激する内容でお待ちしています。ただいま定例会大沸騰中!その熱、再び!
【文責 森公洋】

・低学年・高学年・大人、その年齢に合った内容の劇遊びができそう。話し合いの時間を削ってしまうほど、大人げない人たち(森含め)が何パターンも劇を創ってしまいました。でも後悔はしてません。だって純粋に楽しいんだもん!楽しみたいんだもん、大人だって、この40分間だけで、自分のクラスで実践してやる!待ってろよ!と燃える気持ちが湧きました。
「楽しい時間はすぐ過ぎます」あー楽楽楽楽楽楽楽楽楽楽楽楽楽楽楽楽楽楽楽楽楽楽楽楽楽楽楽楽!劇への思いがある人が集まれば、エネルギーと快の連鎖が生まれます!とにかく夏期大に行こう!

6/9 翠会 定例会報告

 「ちょっと脚本を書いてみたいのだけど・・・」「学芸会で自分の脚本を上演してみたい・・・」「自分で書くのはまだまだだけど、他の人の脚本を上演してみたい・・」
 あまり構えず、しかし脚本について勉強してみたいメンバーが集まる会です。

【会 場】 成城学園初等学校
【出席者】北島先生・金平・木村・長谷川・二見・蒔田・久保

1、「ジャンとポルカ」(仮題)劇団用
作:二見恵理子
原作:「正坊とクロ」新美南吉
出典:インターネットの図書館、青空文庫
【 作者より 】
・劇団用の脚色に挑戦した。
・人物設定が曖昧で、焦点がぼやけた。
・熊は人間がやると考えている。
・サーカスの楽屋をメインとした舞台。箱がたくさんあり、その箱がなくなると動物園となる。
・日本語の名前や日本のサーカスにすると、もの悲しいイメージになるのでもっと楽しいものにしたかった。また、英語やドイツ語など、どこの国の言語でもない感じにしたかった。

【 話し合い 】
・登場人物に主人公と女の子が登場するが、二人が離れたときの様子を膨らませた方がよい。また、女の子に不幸があった方がよい。
・純粋な動物と人との関係を見て、まわりの人がかわっていくようにしたい。
・サーカス団員や工場など登場人物が たくさんいるが、ジャンとポルカを中として、ア ルマをお姉さん的な存在としてどうか。
・アルマとジャンをライバルとしてもよい。本当は気にしているけど競争相手としてえが いても。
・アルマは少しひねくれていたけど、ジャンとアルマとの関係を見て変わっていく様子を 書いてはどうか?
・原作から一番感動した場面は?どうして脚本にしたのか?クライマックスは?そこが一番大切である。よく伝わってこない。
・動物との関係をどのようにえがくのか、脚色する時の動機をはっきりとさせたい。
・熊使いのぼうやと熊とサーカスとを題材にもらい、一番伝えたいところをはっきりさせた新たな作品を期待している。
・サーカスの中の人間関係をえがく方法もある。     など。
脚色の難しさはあると思うが、ぜひ、劇団用の作品を完成させてほしい。

「うちゅう人の友だち」2年生用
作:久保由美子

【 作者より 】
・学習発表会の実践を一般化した脚本にしたい。
・内容が多くだらだらしているのでわかりやすくしたい、遊びが多いので一つかふたつにしたい、ドラマ性をもたせたい。

【 話し合い 】
・宇宙人と地球人の違いを明確にする必要があるが、よくわからない。
・どうやって解決していくかをはっきりとさせたい。
・ぴっかり星はどんな星なのか、どんな宇宙人なのか(言葉がわからない、どのような星から来たのか、動き方、歩き方、合図、歩き出そうとすると光る、手足が長い、体の特徴が違うとおもしろいなど) をはっきりさせたい。
・こどもたちの遊びを反対にしてはどうか。
・宇宙人のかわった遊び、変わった言葉を使っては。
・昔に戻る星にして新しい物を見てびっくりするようにしてもよい。
・心を開かないとなかよくなれないということが大事なのではないか。
・グループごとではなく、宇宙人がいつも一緒にいて、行動が地球人と違いいつも3人で トラブルを起こすようにした方がよい。

などの意見が出された。

【今後の予定】
7月7日(土)14:00〜
※会場が変更になります。1階先生の部屋の奥です。当日の張り紙案内をご覧ください。 

9月1日(土)・2日(日)合宿 多摩センター・山晴
  夏休みは作品執筆のチャンス。多くの方の参加をお待ちしています。また、ご相談の方や親睦を深めたい方のご参加も大歓迎です。 

※上演や実践に合わせて作品提出をお考えの方は、木村先生までご連絡ください。
【文責:久保】


2012-07-01

6/8 脚本研究会 定例会報告


【日時】6月8日(金)19:00~ 
【場所】成城学園初等学校にて
【参加者】橋本、森田(勝)、岩崎、野口、池田、保坂、百合岡、金平、木村

『五月とマーガレット』 
作:金平純三
<あらすじ>
五月はお母さんが病気のため、しばらく学校を休んでいた。ある日、五月は公園でアメリカ人の女の子マーガレットと出会う。マーガレットは日本語があまり話せないため、うまくコミュニケーションをとることができなかった。五月は、マーガレットが自分のクラスに転校してきた子だと知ると、劇を通して彼女を巻き込もうとしていく。


<作者から>
 黎明出版の中学年に載せたいと考えている作品。主人公がしゃべらない劇を創ってみたらと昔言われたので挑戦してみた。以前、実際にまったく日本語の分からない転校生がだんだん変わっていくことがあった。それを基にして書いてみた。劇中劇の部分は、例を書いてみたが、創作ができるようにしたい。

・劇中のブラックシャーク団やマーガレットを別の子が演じるようになっているが、かえって劇中劇というのが分からなくなってしまわないか。同じ名前を使うなら同じ子が演じるほうがいいのではないか。
・劇中劇にしてしまっているために、何を書きたいのかが薄れてしまっている。
・花の名前、五月のバックグラウンドなどが意味を成さなくなってしまっている。
・五月が学校に来られないという設定の意味もない。
・五月とマーガレットの関係をもう少し考えて劇を創っていく必要がある。
・劇全体を通してドラマになる要素が少ない。例えば、マーガレットがしゃべれないということを使って事件を起こしていくなどして、その事件を通してマーガレットが変わっていくなどのストーリーが必要ではないか。
・しゃべらない子の劇ということころにも無理がある。それをしゃべらせるためのということも無理がある。子どもたちはしゃべらない子でも自然と仲よくなることができる。日本語が分からないというだけで打ち解けられないというところが嘘っぽくなってしまう。
・作者は何を問題にしようとしているのか。そこに劇中劇をどう入れていくのか。登場人物のキャラクターを設定し、そのキャラクターがぶつかったときにどんなことが起こるのかを考えていく。
・日本の文化とアメリカの文化の衝突が話の中心になるのではないか。日本に来たくなかったので日本の文化を受け入れようとしないマーガレット。その違いを埋めていくものは何かを作者が考えていく必要がある。
・花の名前のタイトルはきれい。
・主人公が2人いるとぶれてしまう。一人に絞ったほうがよい。
・内容が高学年っぽくなってしまっている。

『ラッキーアイテム』
 作:保坂弘之
 <あらすじ>
 今日の占いに出てくる星座占いとラッキーアイテム。ラッキーアイテムを持っていると幸運に恵まれるという噂がクラスの女子の間で広まる。実際にラッキーアイテムを持っている子にラッキーなことが続くが・・・。


<作者から>
以前、脚本研究会に出したものを書き直し、さらに続きも書き加えた。

・子どもはそれほど占いに夢中になるのか。恋愛など子どもの世界で書いていったほうがよいのでは。
・占いをドラマにすること自体どうか。「信じすぎちゃいけない」というテーマはドラマにはならないのではないか。
・心と心の葛藤がドラマ。占いを扱うのであれば、もっと葛藤の出てくるものが必要。
・子どもが占いを信じるのは、血液型など相性の部分が多い。
・「占いを信じすぎるといけない」ということを教訓にするのは難しい。
・占いにふりまわされる子ども達のおかしさを描いてもよい。
・人間を描く必要がある。占いを信じたことによって人生観が変わるなど。
・出来事だけが並んでいる作品だと見るほうも辛い。
・占いと人間で作者が何を発見するのか?例えば、一人の子が占いをすごく信じていて、周りの子がひいてしまっても、なお占いを信じている理由・・・それを突き詰めていくと一つのドラマとはなる。
・一人の主人公を決めてその子を中心に描いていったほうがよい。
【文責:池田】

【次回予定】7月6日(金)19:00~ 成城学園初等学校にて
<脚本提出予定者>山本茂男、野口祐之
【次々回の予定】9月14日(金)19時~ 成城学園初等学校にて
<作品提出予定者>林久博、池田靖
 多くの方の参加をお待ちしております。




2012-06-10

実践研究会【6月予告】

次回の実践研究会は、6月16日(土)15:00~17:00です。内容は、なんと「2012年夏期大・人気分科会の内容先取り!豪華実習&提案3本立て!」です。

◆第1分科会学級つくりのための劇活動
「動き出す身体 開かれた心 子どもたちの笑顔が溢れる教室 子どもたちの生活を豊かにする劇活動」(林久博さん)

◆第4分科会人形
「We Love ソックスパペットシアター!」(岡信行さん)

◆第5分科会朗読劇
 「ぼくたちだってできるさ!お話を立体的に表現できる朗読劇」(山本茂男さん、百合岡依子さん)

です。新生定例会2発目!この日は土曜、休みの日にわざわざ来て損させません。こんなに濃厚な、いやいや豪華なメンバーを一度に見られるのは総会以外ここしかない!しかもベテラン勢の実習体験は必見!必ずあなたの心のアンテナを刺激するはず!お待ちしています。
【文責:森 公】

2012-06-02

5/18 実践研究会 定例会報告

【サクマ体操実践中。身体って思うように動きません・・・】
【期 日】平成24年5月18日(金)
【会 場】成城学園初等学校講堂・社会科教室
【参加者】一幡、川窪、木村、澤田、瀧川、野口、林、保坂、牧野、松下、蓑田、遠藤
(計12名)

1、    実践報告「アイを育てよう」(一幡さん)

一つ目の報告は一幡さんによる実践報告「アイ(愛・藍)を育てよう」です。川崎市では小中の特別支援学級が集まって全市的な行事として「卒業と進学を祝う会」を行っているそうで、その会で発表した合奏と劇、ダンスの様子とそこから発展した授業参観で行ったダンスの様子を報告してくださいました。
一幡さんの特別支援学級の児童は、1〜6年生、さらに男女が混ざって在籍していました。一人一人に応じた学習活動を進めています。「祝う会」では彼らが育てた「藍」を使い、藍染めのTシャツを作った活動を劇化して発表しました。人前での発表はなかなか難しい子もいるということですが、「簡単な言葉であれば、自信を持って表現できる子」「話すことが決まっていれば長い文を表現できる子」など、個人に適した表現できる脚本を書くことで、無理なく発表できるように尽力された様子がよく分かりました。この学習発表を通じて、自分たちの活動がつながって一つの作品になったという経験を味わい、子どもたちは自信を持つとともに、表現し伝えていく喜びを味わい、授業参観でも人形を使った発表を行ったそうです。中には自作人形を作った子までいたように、楽しく表現活動を行い、発表という目標に向けてみんなで一つの物を創り上げていった様子がうかがえました。その過程では友だち同士を思いやる気持ちが見られ、練習などで協力して関わりが深まっている様子も見られたそうです。改めて劇活動の良さ、そして必要性を感じさせられる報告をしていただきました。

2、    指導案検討「手話の要素を取り入れた表現活動」(澤田さん)

澤田さんからは、指導案の検討と授業のご相談がありました。澤田さんは来る6月12日に行われる東京私立初等学校協会の一日研修会で、出張授業をおこないます。日頃から取り組んでいる手話の要素を取り入れた表現活動の授業をおこなうための指導案を検討しました。実際に劇的な活動をほとんど行っていない学級での飛び込み授業ということもあり、予想もつかないことが起こりうる可能性も十分にあります。話が進む中で「『手話』」と「『当て振り』」はどう違うのか」「澤田さんが得意とする歌を中心にしてはどうか」という意見も出ました。今回は詩を手話で表現する流れとなっているため、その表現方法のルールについては特にしっかり押さえておく必要があるということも確認されました。子どもたち自身が考える手話表現で、「伝わる」ことの喜びを経験してくれるとともに、子どもたちが実際に聾の方に出会った時に、手助けをしたり、コミュニケーションをとろうというきっかけとなるような授業になることを願っております。せっかくですので、次回ご報告をお待ちしています!

3、    「子どもに使えるプロの発声法から演技まで」(牧野さん)
3本目は役者になって初めての参加、牧野希世さんによる「子どもに使えるプロの発声法から演技まで」の実習を行いました。といっても、役者の観点からすると、発育中の子どもには、プロのような発声練習は却ってマイナスの要素が多い、というお話でした。プロが行うような発声方法は、子どもにプロ野球選手の練習をするようなもの、という例を挙げていただき、同時に子どもの身体は大きな声を出すことはできるが、心因的な要素で大きな声が出ないことのほうが多いので、そちらを取り除いてあげて思い切り声を出させてあげることが重要という話をしていただきました。その後は役者になっての苦労話や、実際のトレーニングを紹介していただき、実習を行いました。


2012-05-05

実践研究会【5月予告】

5月の実践研究会では、以下の内容で行います。ぜひお集りください!

【期日】5月18日(金)19:00〜
【会場】成城学園初等学校 社会科研究室

【内容】
1、成城流学級づくりの一歩目!始めのゲーム集!
2、特別支援級での表現活動!アイ(藍・愛)を育てよう!
3、子どもに使えるプロの発声法から演技まで。

ご興味を持たれた方、事前連絡は不要です。当日成城学園初等学校にお越しください。

4月脚本研究会・翠会報告

【場所】成城学園初等学校
【日時】4月7日(土)15時〜
【出席】木越、北島、加藤陸、久保、橋本、森田、長谷川、保坂、森田貞、蒔田、金平、池田、千野、木村、小宮、山本茂    (計15名)

①「モグラのホテルはソンダラピョピョ〜ン」 
加藤陸雄作

<あらすじ>
 冬が間近に迫った頃、モグラのホテルにやってきたお客さんは、蛙、蛇、そして、蛇に寝床を荒らされて頭にきている熊だった。従業員たちは、3匹が顔を合わせないよう四苦八苦。
<作者から>
4人の子どもを大人にして、ホテルの新入社員として、夏期大の教員劇としてやりたいと考えているが、脚本の内容と合わせてどうだろうか。
・シャーという蛇の声と同じように、蛙や熊、モグラなども台詞に特徴を出すとおもしろい。
・ドアのあけるタイミングが命。
・都合よく運びすぎている。必然性がない。
 →笑いを取るだけの脚本では、夏期大でやる意味はない。
・この作品で学ぶのは冬ごもりの動物たちが地下で眠っているという作者の創作。それはおもしろい。常識しか普段考えていないが、常識を打ち破る転換を考えさせる脚本になっている。何のためにやるかというところが、もう一つあるとよい。テーマがないといったが、テーマがないのでは困る。
・モグラのホテルという設定をもう少し生かせないか。
・人間が登場しない方が面白くなるのではないか。
・蛇と熊と蛙が非常時に力を合わせて脱出するような設定を考えても面白い。
・モグラは冬眠しないのなら、モグラがホテルに泊まっている動物たちを食べてしまうようなホテルとすると、3匹が力を合わせてというところにはつながっていく。
・あまり動物が大きすぎるとモグラも部屋を作れないのでは。
・モグラの新人ホテルマンの設定にすればよいかも。
・動物は危機的なことがあると、天敵でもお互い助け合う事もあり得る。それを設定に取りいれるとよいのではないか。
・モグラのホテルというアイディアは面白い。ドタバタをうまくやるのは子どもには難しいが、大人だったらうまくできるところを見せるのはいいと思う。
・なぜ、モグラホテルにしたかという作者の意図があればよい。
・子どもを大人にする必要はない。子どものままで大人が演じればよい。

★総会の日に夏期大でやるかどうかを最終決定する。

②「ハトむれ」蒔田 敏雄:作

<あらすじ>
 ハトを捕まえた竜平は、友だちの放してやろうよという言葉に反発し、家に連れて帰ってしまう。家で独りぼっちの竜平は・・・。

<作者から> 
翠で出したものを、長くしてみた。前回はハトを竜平が連れてきてみんなに言われてハトを返しに行くだけのストーリーだったが、登場人物などを増やして、長くした。ハトの群れと自分が一人じゃないというのがつながればいいと思って書いた。

・竜平がなぜハトをほしかったかというのが見えないと、ドラマが生まれない。
・見えないハトを巡っての心のドラマが観客に伝わるかという疑問をもった。
・リアリティーが勝負。しかし、書きすぎている。竜平がハトに固執する必然性が見えない。たとえば誰かが悪戯して、取ってしまったのを竜平が止めるなどの竜平の言動。
・お母さんが登場して解決してしまってはダメ。子どもたちの関係だけで解決したい。
・お母さんでも夢の中でもなく、ハトとの関係、友達との関係の中で解決していく必要がある。
・逃がさないというのが、逃がすというのに逆転するのに、仲間が全くからんでいない。しかも、あの夢はずるい。そんな都合よくはない。仲間ともう少しからませる必要がある。
・何をクライマックスにするか?飼ってもいいというグループと離したほうがいいというグループの対立がほしい。
・最後はハトを飛ばしたい。
・セリフに頼りすぎ。セリフが聞こえなかったら終わり。どこをクライマックスにして、そこに行きつくためにはどうしたらいいかという立体的な場面を考えていかないと観客は退屈してしまう。
・場面があちこちに行かないでもよい。一つの場面だけで十分。ハトがいてそれを捕まえる、逃がすという対立だけでもよい。
・子どものやり取りにリアル性がある。竜平の仲間はいい仲間だから、そのよさに竜平が気付くということに絞ったほうがいい。
・シーンがあちこち行き過ぎ。子どもの動きの整理も必要。
・題名も考えたほうがいい。
・ハトを捕まえられるとは思っていなかったのが捕まえられてしまったところから始まると自然。そこで、なかなか逃がせなくなってしまった。寂しいからハトを捕まえたというのは嘘っぽい。
・かわいそうと言われれば言われるほど逃がせなくなっていく。
・餌を絶対食べないというのが、自分があげた餌を食べてしまったというシーンがあればリアリティーが出てくる。お母さんとの電話のやり取りはもっと激しくなるはず。
・竜太と達也は帰らずに、友達二人は母とのやり取りを見ていたという場面を作るともう少し違った展開になった。
【文責:池田】

<脚本研究会年間予定>
5/11:岡
6/8:金平、保坂
7/6:山本、野口
9/14:千野、林
10/12:加藤、久保
11/16:池田、小宮

12/8
1/25:川窪、百合岡
2/8
3/8
4/6

※後半は、まだまだ空いています。作品を提出したい方は、池田までご連絡ください。

2012-03-20

2/4 翠会 定例会報告

【期 日】2月4日(土)14:00~
【会 場】成城学園初等学校
【参加者】北島・木村・西脇・長谷川・二見・蒔田




①「ハト」
(高学年向け脚本):蒔田 敏雄
★あらすじ…公園で3人の少年がカードゲームをしている。そこに別の3人の少年たちが段ボールの箱を一つ抱えてやってくる。その中には駅で捕まえたハトの子どもが1羽入っている。自分の弟にしたいと言う少年と、逃がしたほうがいいと言う他の子どもたちの間で討論となるが…


★作者より…いつもファンタジーを書いているので、生活劇を書いてみようと思った。作者自身が、小学生の頃ハトを捕まえた経験を思い出して書いた。登場する子どもたちは、学級の児童のキャラクターを借りて書いた。


☆参加者より
・中学年向きでいいのではないか。
・動きがないので、折角公園という設定だから遊具などで遊んでもいいのではないか。
・箱の中身がハトと分かってしまうのが早いので、もう少し引っ張っても良いのではないか。
・ハトを返そうとするきっかけともなる、かなみちゃんのお母さんの入院や、竜平が母子家庭でさびしい思いをしていることも、少しずつ浮き彫りになるのもいい。
・ハトを捕まえるところから書き始めるといい。木の上からお母さんハトの声がしたりすると良いのではないか。


②「でんでんむしの かなしみ」
新美南吉「デンデンムシノ カナシミ」他より(新美南吉の脚色)二見恵里子
使用作品 詩「蝸牛」
     幼年童話「デンデンムシノ カナシミ」「お母さん達」


★あらすじ…「ワタシノ セナカノ カラノ ナカニハ カナシミガ イツパイ ツマツテ ヰルノデス」悲しみを背負ったデンデンムシが紙芝居屋のおじさんと出会う。おじさんはから、ほやほやの「カナシミ」のお話を見せてもらう。デンデンムシたちは額縁の中に入って、お話の世界への不思議な旅に出る。


★作者より…協会の脚本研究会で「新美南吉の脚色」という課題が出て書いた作品です。悲しみというのは愛のないところには生まれない、悲しみとは愛だという解釈で、三つの悲しみの作品を選んでつなげてみました。娘に古臭い話と言われたが、現代文に書き直すと新美南吉の世界が消えてしまうので、ほぼ原文通りに書いた。

☆参加者より
・悲しいまま終わってしまう感じがするので、最後に明るい朝日がさすような作品が児童演劇としてはいい。
・児童劇団の作品として書く事になると思うから、インパクトのある見せ場が必要だと思う。
・悲しみをテーマに選んだ新美南吉の3つの作品と、「デンデンムシノ カナシミ」とがすんなり繋がらない。



③「子ども夢の相談室」
(3年生学年劇脚本):西脇 正治
★あらすじ…子どもの悩みは、子どもがかいけつします。子ども相談室に悩みを持って、2組の子どもたちがやってくる。1組目は「片付け上手になりたい」子どもたち。2組目は「漢字を楽しく覚えたい」子どもたち。それぞれの悩みに個性豊かな相談員は、ユニークな解決法を提案する。
★作者より…2回翠会で検討していただいた作品の、上演が決まって子どもたちに配る段階になった脚本です。2クラスで作るので、相談される悩みを二つにした。前半を隣のB組の子どもたちに演じてもらい、後半を自分のクラスで創ろうと思っています。漢字物語の雨とヨで雪というのは、実際にクラスの子どもたちが考えたアイデアです。


☆参加者より
・大分すっきりとまとまったので、後は解決法を如何に楽しく観客に観てもらうか演出を工夫する。
・漢字体操(体で漢字を表現)では身体で表現した漢字を、観客にクイズにして答えてもらうようにするといい。
・マジックテープでくっつけて重ねた本を、蕎麦屋の出前のように倒れそうで倒れないところを見せられると楽しい。

☆次回予告・・・4月7日(土)の予定です。
【文責 西脇】

2012-02-12

事務局からのお知らせ

①事務局及び各会からの連絡方法について 
「らくらく連絡網」へのメンバー登録をお願いします。
今後、各会の連絡やその他の会に関するお知らせなどを「らくらく連絡網」も活用して行いたいと思います。「らくらく連絡網」は、メール配信システムですが、発信者が出欠確認やメッセージを預かることもできます。一括送信が可能なので、連絡の迅速化、会員の連絡を蜜にするために必要とされています。是非、日頃よく使うメール(携帯電話又は自宅コンピュータなど)を登録して下さい。

以上ご不明な方は、(2)のアドレスへご連絡下さい。現在会員の約6割の方のメールを登録しつつあります。できるだけ多くの方に登録をお願いします。不明な点は、事務局連絡担当(木越)までご連絡下さい。

【登録方法 以下の2通りです。】
(1)直接使用したいアドレスから、題名も文章もなくただアドレスをいれてメールを送信(空メール)する。
「日本児童劇作の会」登録用の空メールアドレス

4675623@ra9.jp

メンバーが登録を完了すると 代表者に承認待ち(入会の許可)のお知らせメールが届きます。承認を完了すると本登録になり、メンバーが連絡網メールを受信できるようになります。

(2)(1)の方法が不明な方は・・・ 1度、日本児童劇作の会のメールinfo@gekisaku.comへメールを送信する。メールをいただいた方から 事務局連絡担当者が、そのアドレスをらくらく連絡網のメンバー登録に活用させていただきます。承認するかしないかのメールが「らくらく連絡網」「日本児童劇作の会」より届きましたら、登録するを押して下さい。



②黎明書房「新・小学校・全員参加の楽しい学校劇・学年劇脚本集(全3巻)」出版について


以下の編集メンバーで黎明書房からの脚本集の出版計画が始まりました。皆さんの所に編集担当者から執筆のお願いが届きましたら協力してください。出版は2013年4月から順にできます。
≪監修≫
小川 信夫   北島 晴信

≪総括編集≫
岩崎 明

≪編集サポート≫
(高学年)森田 勝也
(中学年)木村 たかし
(低学年)長谷川 安佐子

≪編集担当≫○は 責任者
(低学年) ○山本 茂男  岡 信行  林 久博  久保 由美子
(中学年) ○金平 純三  千野 隆之  野口 祐之  保坂 弘之
(高学年) ○加藤 陸雄  橋本 喜代治  蒔田 敏雄  池田 靖

③一般会計より

領収証(レシート)をお持ちの方は、①支払った月日 ②内訳 ③金額を、メール、FAX、電話(留守電可)などでお知らせ下さい。お会いしたときに、領収証(レシート)と引き替えに代金をお支払できるようにしておきます。必ず、今年度中(3月まで) に連絡いただけるよう、ご協力をお願いいたします。【担当:金岡】

2012-01-12

12/16 実践研究会 定例会報告

【期 日】12月16日(金)
【場 所】成城学園初等学校社会科研究室
【参加者】 加藤・金岡・川窪・河原・木村・武田・林・保坂

1.実践報告「劇的表現で『敬語』にチャレンジ」(川窪さん)

◆実践の概要…6年生国語科の実践。「生活の中の敬語」という教科書教材では「日常よく使われる敬語の使い方に慣れる」ということが学習目標になっている。劇的な活動を通して、正しく敬語を使うことができるよう指導したかった。5人1組のグループで3枚のカードを引き、カードに指定されているキャラクターを演じながら、指定された謙譲語、尊敬語を使って短い劇を創る。

◆実践の実際 (例)Aグループの活動…尊敬語が「見る」、謙譲語が「来る(行く)」という言葉を、クラブの先輩、後輩のキャラクターを演じて使う。「後輩が、憧れの先輩の家を訪ねてラブレターを渡す」という劇を創作して演じた。「ご覧になる」「伺う」という敬語を入れて演じることができていた。

◆実践者の振り返り…ペーパーテストでは高得点を取れても、実際の生活場面で活用する力はついていない。劇的な活動の中で疑似体験を通じて身につけさせたかったが、子どもたちの取り組みは弱かった。いつもの劇作りの様に楽しく表現したい思いが強く、学習の目標に向かう姿勢が足りなかった。グループの活用の仕方の実際も今一つだった。もっと良い展開の仕方を考えたい。
◆研究討議…○10分の相談でこの課題設定(敬語を考え、状況を決め、さらに創作して演じる)は厳しい。もっと創作させる課題を絞って単純化したい。
代案1:予め用意された脚本を演じて、どこに間違いがあるのかを指摘させる。話し合った後で、正解の場面をもう一度演じる。練習台本の中で演じて慣れていくやり方。
代案2:教師が誤った敬語を使って演じ、間違いを指摘させる。
代案3:敬語が書かれたカードを引いて、その言葉を使う人物設定と使っている場面を創らせる。○教科書でねらっている目標や教材を疑ってみることも必要。敬語、特に子どもにとって日常的に縁のない謙譲語を形式的に習得することにどれだけの意味があるのかも考えみるべきだろう。

2.実践報告「『ぞうさん』を読む」(林さん)


◆実践の概要…3年生の国語科の実践。童謡『ぞうさん』(まどみちお作)を、動物園を訪れた子ども役と子象役に分かれて即興的に演じる中で読んでみる。4人1組のグループで「気持ち悪い」「羨ましい」「変なの、可笑しい」「可愛そう」の感情表現の中から選んで演じる。演じた後に個々の朗読の変容を評価する。

◆実践の実際 (例)3班の活動…「変なの、可笑しい」のカードを引いて。小ばかにした様な薄ら笑いを浮かべて「ぞうさん、お鼻が長いのね」の呼びかけの後、即興の台詞「象って、もっと可愛いと思ってた」「何だ、こいつは!」など。子象の応答は肩を落としてがっかりした様な声色だった。(最終時の全児童の個別の朗読の録音も紹介された)

◆研究討議…○課題文が短すぎて表現し切れない。課題文の読みも、同じテンポにならぬよう、間を取ったりスピードを変えて読むようにさせたかった。○アドリブでは難しい課題である。即興で発表させたことの意義も明らかにしたい。○サブテーマに「人権教育」もあったのなら、その趣旨も指導案に明記したかった。○振り返りのカードに書かれている文章が素晴らしかった。

次回の実践研究会は・・・1月21日(土)15時より成城学園初等学校にて
【内容】○和太鼓実習 ○実践報告(森さん、百合丘さん) ○わらべ歌実習※次年度の計画、運営体制についても話題にしたいと思います。委員の皆さんは必ず出席を!
【記録・文責:林】