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2012-03-20

2/4 翠会 定例会報告

【期 日】2月4日(土)14:00~
【会 場】成城学園初等学校
【参加者】北島・木村・西脇・長谷川・二見・蒔田




①「ハト」
(高学年向け脚本):蒔田 敏雄
★あらすじ…公園で3人の少年がカードゲームをしている。そこに別の3人の少年たちが段ボールの箱を一つ抱えてやってくる。その中には駅で捕まえたハトの子どもが1羽入っている。自分の弟にしたいと言う少年と、逃がしたほうがいいと言う他の子どもたちの間で討論となるが…


★作者より…いつもファンタジーを書いているので、生活劇を書いてみようと思った。作者自身が、小学生の頃ハトを捕まえた経験を思い出して書いた。登場する子どもたちは、学級の児童のキャラクターを借りて書いた。


☆参加者より
・中学年向きでいいのではないか。
・動きがないので、折角公園という設定だから遊具などで遊んでもいいのではないか。
・箱の中身がハトと分かってしまうのが早いので、もう少し引っ張っても良いのではないか。
・ハトを返そうとするきっかけともなる、かなみちゃんのお母さんの入院や、竜平が母子家庭でさびしい思いをしていることも、少しずつ浮き彫りになるのもいい。
・ハトを捕まえるところから書き始めるといい。木の上からお母さんハトの声がしたりすると良いのではないか。


②「でんでんむしの かなしみ」
新美南吉「デンデンムシノ カナシミ」他より(新美南吉の脚色)二見恵里子
使用作品 詩「蝸牛」
     幼年童話「デンデンムシノ カナシミ」「お母さん達」


★あらすじ…「ワタシノ セナカノ カラノ ナカニハ カナシミガ イツパイ ツマツテ ヰルノデス」悲しみを背負ったデンデンムシが紙芝居屋のおじさんと出会う。おじさんはから、ほやほやの「カナシミ」のお話を見せてもらう。デンデンムシたちは額縁の中に入って、お話の世界への不思議な旅に出る。


★作者より…協会の脚本研究会で「新美南吉の脚色」という課題が出て書いた作品です。悲しみというのは愛のないところには生まれない、悲しみとは愛だという解釈で、三つの悲しみの作品を選んでつなげてみました。娘に古臭い話と言われたが、現代文に書き直すと新美南吉の世界が消えてしまうので、ほぼ原文通りに書いた。

☆参加者より
・悲しいまま終わってしまう感じがするので、最後に明るい朝日がさすような作品が児童演劇としてはいい。
・児童劇団の作品として書く事になると思うから、インパクトのある見せ場が必要だと思う。
・悲しみをテーマに選んだ新美南吉の3つの作品と、「デンデンムシノ カナシミ」とがすんなり繋がらない。



③「子ども夢の相談室」
(3年生学年劇脚本):西脇 正治
★あらすじ…子どもの悩みは、子どもがかいけつします。子ども相談室に悩みを持って、2組の子どもたちがやってくる。1組目は「片付け上手になりたい」子どもたち。2組目は「漢字を楽しく覚えたい」子どもたち。それぞれの悩みに個性豊かな相談員は、ユニークな解決法を提案する。
★作者より…2回翠会で検討していただいた作品の、上演が決まって子どもたちに配る段階になった脚本です。2クラスで作るので、相談される悩みを二つにした。前半を隣のB組の子どもたちに演じてもらい、後半を自分のクラスで創ろうと思っています。漢字物語の雨とヨで雪というのは、実際にクラスの子どもたちが考えたアイデアです。


☆参加者より
・大分すっきりとまとまったので、後は解決法を如何に楽しく観客に観てもらうか演出を工夫する。
・漢字体操(体で漢字を表現)では身体で表現した漢字を、観客にクイズにして答えてもらうようにするといい。
・マジックテープでくっつけて重ねた本を、蕎麦屋の出前のように倒れそうで倒れないところを見せられると楽しい。

☆次回予告・・・4月7日(土)の予定です。
【文責 西脇】

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