2012-06-02

5/18 実践研究会 定例会報告

【サクマ体操実践中。身体って思うように動きません・・・】
【期 日】平成24年5月18日(金)
【会 場】成城学園初等学校講堂・社会科教室
【参加者】一幡、川窪、木村、澤田、瀧川、野口、林、保坂、牧野、松下、蓑田、遠藤
(計12名)

1、    実践報告「アイを育てよう」(一幡さん)

一つ目の報告は一幡さんによる実践報告「アイ(愛・藍)を育てよう」です。川崎市では小中の特別支援学級が集まって全市的な行事として「卒業と進学を祝う会」を行っているそうで、その会で発表した合奏と劇、ダンスの様子とそこから発展した授業参観で行ったダンスの様子を報告してくださいました。
一幡さんの特別支援学級の児童は、1〜6年生、さらに男女が混ざって在籍していました。一人一人に応じた学習活動を進めています。「祝う会」では彼らが育てた「藍」を使い、藍染めのTシャツを作った活動を劇化して発表しました。人前での発表はなかなか難しい子もいるということですが、「簡単な言葉であれば、自信を持って表現できる子」「話すことが決まっていれば長い文を表現できる子」など、個人に適した表現できる脚本を書くことで、無理なく発表できるように尽力された様子がよく分かりました。この学習発表を通じて、自分たちの活動がつながって一つの作品になったという経験を味わい、子どもたちは自信を持つとともに、表現し伝えていく喜びを味わい、授業参観でも人形を使った発表を行ったそうです。中には自作人形を作った子までいたように、楽しく表現活動を行い、発表という目標に向けてみんなで一つの物を創り上げていった様子がうかがえました。その過程では友だち同士を思いやる気持ちが見られ、練習などで協力して関わりが深まっている様子も見られたそうです。改めて劇活動の良さ、そして必要性を感じさせられる報告をしていただきました。

2、    指導案検討「手話の要素を取り入れた表現活動」(澤田さん)

澤田さんからは、指導案の検討と授業のご相談がありました。澤田さんは来る6月12日に行われる東京私立初等学校協会の一日研修会で、出張授業をおこないます。日頃から取り組んでいる手話の要素を取り入れた表現活動の授業をおこなうための指導案を検討しました。実際に劇的な活動をほとんど行っていない学級での飛び込み授業ということもあり、予想もつかないことが起こりうる可能性も十分にあります。話が進む中で「『手話』」と「『当て振り』」はどう違うのか」「澤田さんが得意とする歌を中心にしてはどうか」という意見も出ました。今回は詩を手話で表現する流れとなっているため、その表現方法のルールについては特にしっかり押さえておく必要があるということも確認されました。子どもたち自身が考える手話表現で、「伝わる」ことの喜びを経験してくれるとともに、子どもたちが実際に聾の方に出会った時に、手助けをしたり、コミュニケーションをとろうというきっかけとなるような授業になることを願っております。せっかくですので、次回ご報告をお待ちしています!

3、    「子どもに使えるプロの発声法から演技まで」(牧野さん)
3本目は役者になって初めての参加、牧野希世さんによる「子どもに使えるプロの発声法から演技まで」の実習を行いました。といっても、役者の観点からすると、発育中の子どもには、プロのような発声練習は却ってマイナスの要素が多い、というお話でした。プロが行うような発声方法は、子どもにプロ野球選手の練習をするようなもの、という例を挙げていただき、同時に子どもの身体は大きな声を出すことはできるが、心因的な要素で大きな声が出ないことのほうが多いので、そちらを取り除いてあげて思い切り声を出させてあげることが重要という話をしていただきました。その後は役者になっての苦労話や、実際のトレーニングを紹介していただき、実習を行いました。


0 件のコメント:

コメントを投稿