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2013-12-08

【実践研究会】11月定例会報告

【日 時】2013年11月16日(土)15:00~
【会 場】成城学園初等学校社会科室
【参加者】一幡、池田、加藤(陸)、金岡、澤田、武田、保坂(計7名)

1.実践報告 
~五七五かるたでつなげたよ!1年学校探検を劇風アレンジ!96人、一人一人にスポットライトを。学習発表会への挑戦~

「わたしたちの学校たんけん~聖心のたからものを見つけよう~」
澤田 麻美子先生

ねらい:4月に行った6年生との学校探検を題材に、生活科で学習したことをまとめる。
方法:ニュース番組風にしてリポーター役がつなぎ、中継シーンを作り回想していく。

 学校探検を通して学んだことを劇化し、1年生の学習発表会で発表した題材を報告していただきました。生活科で行っている内容を学習発表会で発表するにあたって、題材を見つけることが大変だったそうです。「どんな活動をするのか」「どんなことを大切にして取り組んでいくか」「どのようにつなげていくか」等、内容を精選して取り組まれてきたことが報告より伝わってきました。何よりも一人ひとりの児童が「自分の役が好きになる」演出がなされていました。
 劇中に登場する50音の五七五かるたでは、澤田先生の思いが込められたもので、かるた作りでは、友達の作品を見たり、聴いたりしながら一人3種類のかるたを作り、言葉の力の育成にもつながったようです。
 発表会では、96人児童全員が自分の出番や台詞に満足していた様子で、大盛況だったようです。上級生がかるたの台詞を口にしている様子が見られたことや放送朝礼で副校長先生が五七五かるたを取り上げてお話をしてくださったことにより、発表会にとどまらず活動が広がっていくことのすばらしさがうかがえました。
実践報告を通して伝統や大切なものを継承しながら劇活動を作り上げていくことの大切さを感じました。 
                               【文責:一幡利一】 
<参加者のコメント>
☆学校特有の文化や独特な雰囲気が出ている。
☆難しい条件が色々ある中での学習発表会だったにも関わらず、子ども達がとてものびのびと演じていた。
☆(学校案内のパンフレットを見ながら)劇の中に出てきた聖母マリアを題材に劇が書けそう。
☆(同じテーマで代案として)夜中に学校中の物が起き出して、五七五かるたを作る。「できたから遊ぼうよ」と言ったところで朝になり、子ども達が登校してくるのはどうか。

2.実践 グループワーク
「先生ばかりが住んでいるマンション」をしてみよう

 冬季セミナーで実践研究会から提案させていただく内容を、実際にしてみました。埼玉県の学校では年間5回、川崎市の学校では年間6回“共生共育”という時間を設けているそうです。 成城学園初等学校でも来年度の3年生から人間関係をよくするための「つながり」という時間ができるということで、計画が着々と練られているようです。
 今回私たちが実践したのは「先生ばかりが住んでいるマンション」というグループワークトレーニングです。この実践は、『学校グループワークトレーニング』坂野公信監修、横浜市学校GWT研究会著(遊戯社)に載っているものです。

<ねらい>
①自分がもっている情報を正確に伝え、そして、正しく聴くことの重要性に気付く。
②情報を集めてまとめるときに、協力の大切さについて学ぶ。
 内容:マンションの見取り図がグループに1枚配られます。空欄が12個あるもので、エレベーターの位置が示されています。リーダーが「先生ばかりが住んでいる3階建てのマンションがあります。それぞれにどの先生が住んでいるのでしょうか。これから配るカードをもとに、みんなで話し合って、図に先生の名前を書き入れましょう」と読み上げます。参加者それぞれに、条件が1つ書かれているカードが配られ、ヒントを読み上げながら場所を推理しながら名前を書き入れていきます。

<参加者の声>
☆熱中してしまった。推理していくのが楽しい。協力して、正解すると達成感がある。
☆グループワーク自体はとても楽しいが、やり過ぎると「振り返りシート」の存在が邪魔をして自分を出せずに牽制してしまう可能性もある。
(冬季セミナーで行いますので、詳しい内容はお楽しみに!)

※今回も太鼓実習はお休みしました。
【文責:澤田麻美子】

<次回予告> 次回の実践研究会は12月21日(土)15:00~17:00

内容は、参加者みなさんに心も頭も体も温まるクリスマスプレゼント!        

①「今年度、毎回やります加藤陸雄さんの和太鼓実習!早く来た人ほど爽快感UP!」 ②「蓑田正治先生の連続実習第2弾!『3分間即興劇場 実践と理論2』教師力UPしたい人必修です」                                 ③「古賀誠さんの事前相談報告 あいざわっこ発表会に向けて 劇で特別支援級の子を輝かせるためには?」

 忙しい中でも来る価値がある、来た方には必ず新しい視点を!そんな研究会を目指しています!今年も皆様のおかげで実践研が盛り上がりました。ありがとうございました。ご参加、お待ちしています。                    
【文責:森公洋】

2013-11-10

【実践研究会】10月定例会報告

【日 時】1019日(土)15001700
【会 場】成城学園初等学校応接室
【参加者】一幡、遠藤、川窪、加藤(陸)、金岡、金平、木村、古賀、保坂、中岡(計10名)

11月冬季セミナーの検討

 冬季セミナーの実践研究会部門について検討をしました。「ほぐして、動いて」、「教科に生かす実践」などなど・・・どんな活動を盛り込んでいこうか色々と話し合いました。

そこで、今回の冬季セミナーでは・・・

・動くゲーム
・実践報告
・グループワーク

以上の3本構成を予定しています。冬季セミナーが楽しみです!!


2.実践研究会「映画部」始動
〜そして、我らも映画作りへ〜

実践研映画部。着々と進行中
 実践研究会運営委員のモットーである「自分たちのスキルアップ!&自分たちから楽しもう!」からの新企画、「映画作り」の脚本検討をしました。題して『教師必殺仕事人』。加藤先生が作ってくださった脚本のプロットをもとに話し合いました。映画の柱になるであろう「仕事」の場面についてでは、どんな役か、どんな道具が必要か、などなど・・・「おもしろさ」について話が盛り上がりました。これからが楽しみなのと期待感でいっぱいです!!

3.成城版『ダイハード』鑑賞

成城版「ダイハード」鑑賞。映画製作が今から楽しみ!
 成城学園初等学校の先生方出演・製作のドラマを鑑賞しました。アクションあり、アニメーションあり、次々と起こる展開、そして感動のフィナーレ、先生方の熱演と名シーンに目が離せません!
映像の中に引き込まれていきました。
映画っていいものですね。

【文責 一幡】





【次回】予告次回の実践研究会は、11月16日(土)15:00~17:00です。  
内容は、参加者みなさんに秋のごちそうメニューをプレゼント!
「今年度、毎回やります加藤陸雄さんの和太鼓実習!早く来た人ほど爽快感UP」
「澤田麻美子さんの実践報告 五七五かるたでつなげたよ、一年学校探検を劇風アレンジ!96人、一人一人にスポットライトを。学習発表会への挑戦。参加者リクエストに応じて、手話ソングもやっちゃうよ!」

「映画部脚本検討2&撮影開始!」です。運営委員の最近のモットーは「自分たちのスキルアップ!&自分たちから楽しもう!」自分のための表現磨き、一緒に楽しみませんか?秋も深まり、暗くなるのが早いですが、心は明るく!ご参加、お待ちしています。

【文責 森公洋】

2013-11-06

【脚本研究会】10月定例会報告


【日 時】10月11日(金)19:00~21:00
【会 場】成城学園初等学校 小会議室
【出席者】池田 加藤 木村 久保 山本茂 森田勝 保坂(7名)

人数が少なかったのが大変残念でした。しかし参加者はたいへん勉強になった会でした。

「ワンフォーオール」
高学年向き:作 池田 靖

★あらすじ 創立5年目の小学校の合唱団。初のコンクール入賞を目指して練習している。アルトパートとソプラノパートとのトラブルもあったりするが、ムードメーカーの春人がうまく収めている。しかし、どうも合唱が合わなくなっている。原因は春人?声変わりもあり音程がずれているようだ。友だちからその事を聞かされた春人は、自分から去っていく。でも歌うことが何より好きだと知っている幼馴染の杏たちは、「歌わなくていいのか?」春人に迫る。「歌いたい」と言う春人。みんな「歌おう。」

【提出者から】 以前、提出したものから大きく変えてみた。勤務校の合唱部の様子を見て、参考にした部分もある。作者としては、最後に歌わせたかった。

【話し合いから】
・合唱コンクールの位置づけが重要になる。全国規模のようなコンクールで入賞を狙うなら、音程がずれてしまう春人は使えないだろう。その場合、春人が指揮者をするという手が考えられるが、その方法は山本さんが既に使っている。学校内のクラス毎が出場するコンクールなら、「心の声」をテーマに考えられると思う。つまり、「入賞しよう」→「歌いたいが大切」に気づけばよいのでは。
・春人が主役とした場合、「リーダーとしてどんどん下手な子を切っていって、それが自分がやられる立場になる」とか「ずれている事に気づいた後は、口パクをしていたが周りに気づかれる。」なども考えられる。
・歌の内容は重要。春人の家庭環境など設定をしっかり考えることも必要。そうすると題名の変更も考えることになる。 等々、深く白熱した話し合いができました。
 
 その後、冬季セミナーで話し合うテーマについて、検討しました。学年劇を取り上げたらどうか、と提案がありました。今まで本会の考えてきた劇と大人数を短時間で処理しなければならない学年劇は相いれないもの。しかし、今の公立学校の現状を考えれば、そこも視野に入れざるを得ないだろう というものでした。ここでも充実した議論が交わされましたが、冬季セミナーで扱う場合、皆が発言できることを考えなくてはいけないので、テーマも含め、次回、もう一度検討することになりました。
【文責:保坂 弘之】


11月脚本研究会 11月15日(金) 作品提出予定 千野さん です。
19:00~成城学園初等学校 小会議室

2013-11-04

【翠会】10月定例会報告


【日 時】2013年10月12日(土)14:00~
【会 場】成城学園初等学校
【参加者】木村・木越・長谷川・土井・蒔田・久保・金岡・栗原・金平・中岡・古賀・西脇(計:12名)

○「いたずらこねずみ危機一髪」
(中学年向き脚本)作:蒔田 敏雄

★あらすじ…午後の公園に、学校帰りの仲良し三人組のネズミ、0点のテストをめぐって大騒ぎ。そこにモグラやつむじ風が登場して、0点のテストはあっちへ行き、こっちへ行きする。ところがそこに、ヘビが登場して、ネズミたちは危機一髪。

★作者より…実際にいたずらネズミのような3人の子どもたちがいて、いたずらこねずみの歌が先に出来上がりました。そこから、三匹を主人公にした話が出来ないか考えて、出来あがったのが今回の作品です。

☆参加者より
・ヘビがしっぽを切られてやっつけられるのではなく、血は出ないけどリンゴのように皮をむかれてしまうのはどうか。
・せっかくモグラがサングラスをかけてロックンローラーとして出てくるのなら、ロックンローラーごっこでもう少し遊んでみたら面白い。
・モグラやかまいたちとの遊び場面を、もっと工夫できると思う。
・モグラが布をかぶって出てくることになっているが、実際に布のトンネルを舞台奥に作って、何箇所か出入り口を開けた仕掛けの方が面白く出来そう。
・ヘビを作り物ではなく、キャストとして子どもが演じて、対決シーンを演じてもいいのではないか。


「(仮)まちのたからもの」
(3年生学習発表会用台本)作:久保由美子

★あらすじ…2080年と少し前、まちで子どもたちが遊んでいると昭和30年代頃の昔の子どもが出てくる。自分たちの時代の話をしながら、2080年の街を探検に出かける。そこど様々な街の人々が街の良さを作りだし、また守っていることにきづいてゆく。

★作者より…来年の1月に総合で学習した内容を元に、学習発表会で上演する予定の台本です。3年生162人が出演する舞台で、こらから総合で学習し発見するであろう街の良さなどを話に入れてみました。

☆参加者より
・昔の子どもたちのポジションが良く分からない。
・時も2080年という近未来にする必要もないように思う。
・現在の子どもたちの所に、別の地域に住む従兄や友達などが遊びにきて、自分たちの街を案内して自慢するのでもいいのではないか。
・特産品の多摩川なしや、二ヶ領用水など歴史的な遺産を登場させるのもいいし。現在人気で便利なスポーツ施設も紹介して、舞台で子どもたちがその良さをアピールするのもよいと思う。


○「あの日、青空に 虹を見た」
(5年生学年劇)作:栗原

★あらすじ…少年サッカー東京都大会決勝戦。常勝クラブの希望丘サッカークラブのエース柳田が、ロスタイムでフリーキックを決め優勝を決める。しかし柳田の元にはチームメイトが誰も駆け寄らない。そんな柳田が対抗戦でいつも負けてばかり、廃部の危機に陥っている仲間サッカークラブに転校する。弱小仲間サッカークラブに入った柳田は、希望丘サッカークラブとの対抗戦で、自分に冷たい態度をとった元チームメイトを見返してやろうと考えていた。

★作者より…みどりの合宿で脚本検討をした作品で、今回は6場面の仲間サッカークラブ対希望丘サッカークラブの対決シーンの演出法を教えていただきたい。

☆参加者より
・影をうまく生かせたらいいが、スポットライト等でホワイトの壁に出すのも効果的だと思う。
・サッカー漫画「シュート」のように、実際の戦闘シーンを動いて再現するのではなく、印象的なボレーシュートの場面などをストップモーションで表現してはどうか。
・観客役の他のクラブの子どもたちの視線の動きで、見えないボールを見えるようにするために、動きをそろえる工夫が必要だと思う。
・みんなが虹を見る場面では、オフフォーカスの手法で会場を見上げながら、舞台の後ろに描いた虹の端っこ部分を出しても迫力が出るのではないか。
【文責 西脇】

2013-10-02

【実践研究会】9月定例会報告


【日 時】9月14日(土)15:00~17::00
【場 所】成城学園初等学校講堂・社会科室
【参加者】一幡、遠藤、加藤、金岡、金平、武田、林、古屋、森、吉村(計10名)

1.加藤先生による和太鼓実習
今回は、大太鼓を使用し、加藤先生オリジナルの曲を練習しました。大太鼓なのでいつもと異なる叩き方で、みなさん腕の筋肉が悲鳴をあげるまで汗びっしょりになって叩きました。10人という大人数で演奏を行うことができたので、掛け合いもあり、人の音を意識しながら叩くことができました。





2.成城流学級づくりの一歩目!!はじめのゲーム集
発表者:保坂弘之先生

 保坂先生が初めての劇の時間や保護者との交流会で実際に行なったゲームをいくつか実習させていただきました。

・お手をはいしゃく→人数集めゲーム、指示された人数で集まります。
・進化じゃんけん→アリ〜アヒル〜ゴリラ〜王様。同じ動物同士でじゃんけんをして進化していきます。
・手の上の小人→魔法にかけられた子どもたちが先生の手のひらに乗ったつもりで動きます。
・もうじゅうがりにいこうよ→歌とともに人数集めをする盛り上がるゲームです。
・なかまはどこだ→こちらも声だけを使ったり、ジェスチャーだけを使ったりしながら自分の仲間を探します。お題は動物だったり、縁日のお店だったりします。
・ぴったしにぎにぎ→自分と同じ数だけ握手をする人を見つけます。
・ゾンビゲーム→鬼ごっこですが、鬼はゾンビ、逃げる人はスローモーションという劇を楽しむための鬼ごっこです。
・一本橋をわたろう→先生扮する狼が橋を通せんぼします。弱い動物になりきった子どもは、なんとか知恵を働かせてその橋を渡ります。

 ほとんどのゲームが一度は経験したことのあるゲームでしたが、工夫次第で様々なバリエーションができることが分かりました。子どもたちと作っていけることがこれらのゲームの良さだと思います。いろいろな可能性を見つけることができる時間でした。

3.実践報告「ドラマの技法を取り入れた国語の授業」
報告者:林久博先生

(1)活動名 国語科『ニシキヘビ』(木坂 涼作)を読む(3年生)
(2)単元の目標
  ①詩の世界に親しみ、楽しく読むことができる。
  ②工夫して詩の世界を表現(身体化・音声化)することができる。
  ③感じ取った詩の世界を、工夫して朗読することができる。

 林先生は総合の専科をされているので、今回実践されたクラスは自分のクラスではありません。限られた3時間という時間の中でドラマの技法を取り入れてこの目標を達成する取り組みをされました。文字言語を目で追うだけではなく身体を潜らせることによって、詩の中で物語られていることの全体の状況までを自動的、主体的にイメージすることができるようになることを目指されています。主体的に行い、国語教室を活性化させるだけでなく、「確かな読みの力」をつけていくことを期待された学習です。今回の学習では、下の3つの技法を導入されました。

・鉛筆劇・・・ある状況を設定し、その中で発話されるであろう一言を手に持った鉛筆を順番に受け渡していって、鉛筆を受け取った時に発話していく。
・ボディーシアター・・・身体で擬態語などの様々なものを見立てて表現する。
・ホットシーティング・・・物語の主人公や、登場人物になりきっている人にインタビューをしていく。

 ビデオでも授業の様子を拝見させていただきました。子どもたちは積極的に授業に参加するだけでなく、まとめの「読み」も気持ちを込めて表現することができていました。
ドラマが効果的に機能するためにはその前段階として、このクラスは何を言っても大丈夫だという安心感が重要であるという話がでました。一度でできるものではないので、このような取り組みを簡単なものから何度も継続して行う必要があります。
 『ニシキヘビ』の題材について、またドラマ化した箇所についてはより適切なものがあったのではないかという意見もありました。教材解釈の仕方が教師によって異なるので検討が必要です。教師が的確な教材理解をした上でドラマを活用できるようになると子どもたちの読みはより深くなっていくのだと感じました。
【文責 古屋有子】

《次回予告》次回の実践研究会は、10月19日(土)15:00~17:00です。
内容は、参加者みなさんに新しい刺激のプレゼント!行事でお疲れのあなたに頭と体をフルに動かす3立てです。
「今年度、毎回やります加藤陸雄さんの和太鼓実習!早く来た人ほど爽快感UP」
「成城版『ダイハード』を観劇!」
「そして、我らも映画作りへ、映画部脚本検討&撮影開始!」です。
運営委員の最近のモットーは「自分たちのスキルアップ!&自分たちから楽しもう!」自分のための表現磨き、一緒に楽しみませんか?ご参加、お待ちしています。        (文責 森公洋)


《次回予告》
次回の実践研究会は、10月19日(土)15:00~17:00です。
内容は、参加者みなさんに新しい刺激のプレゼント!行事でお疲れのあなたに頭と体をフルに動かす3立てです。
「今年度、毎回やります加藤陸雄さんの和太鼓実習!早く来た人ほど爽快感UP」
「成城版『ダイハード』を観劇!」
「そして、我らも映画作りへ、映画部脚本検討&撮影開始!」です。
運営委員の最近のモットーは「自分たちのスキルアップ!&自分たちから楽しもう!」自分のための表現磨き、一緒に楽しみませんか?ご参加、お待ちしています。     
【文責 森 公洋】

2013-09-18

【実践研究会】9月定例会 和太鼓ムービー!

 9月の実践研・定例会は、和太鼓からスタートしました。簡単なリズムでできる楽しい太鼓。汗だくになってひたすら叩きました(汗)


【文責:遠藤】

2013-09-07

第61回夏期大報告【第6分科会】演劇的アプローチで教師力アップ


担当者:山本 留実・杤本 真弓

目指せ、児童生徒を引きつける魅力的な教師!

 連日の猛暑の中、「教師力アップ」を目指すメンバーが涼しく(!?)広い会議室に集まった。会議室なのに人数分の椅子があるだけ・・・。それは、この第6分科会が全員で体を動かしながら「自分を見る目」「児童生徒を観察する目」を養い、「他の人から見た自分」を知り、「児童生徒へのアドバイスのやり方」を3日間で実践的に学ぶという講座だからだ。だから、椅子はあっても3日間を通して座っていた時間はとても短かった。

 まずは、全員が円になっての自己紹介・・・といっても普通には行わない。苗字や名前などの基本内容を含めてリズムに合わせて回していくのだ。項目毎にどんどん回していくので、気軽にできる上にリズムを乱さないための呼吸タイミングや集中力を必要とする。「好きな色」や「苦手な食べ物」など、項目を広げていくうちに互いの人柄や興味を持っている事・特技がわかると共に、自然に周りと呼吸を合わせられようになっていた。
 「短い詩の朗読・その場で暗記し発表・更に動きもつけて発表」は3日間の中で最も精神力が試される時間だ。発表する人の緊張感も大きいが、見ている人は「勇気を持って誉めないコメント(他の人と同じことを言ってはならない)」をするための集中力が要求される。自分なりの「観察する目」「アドバイスのやり方」の糸口がつかめる瞬間だった。

 音楽に合わせてのウオーキングでは、会議室の端から端まで何往復もした(冷房のありがたさを実感!)。ストップモ-ションや立ち方を練習する中で「体のゆがみ」や「周りから見た美しい立ち方」を知る事ができた。私達は常に児童生徒から見られている。少し筋肉痛になったが、自分自身の豊かな表情と身体表現・健康な体づくりのために一歩前進できたと実感した瞬間だった。ちょっとした工夫で取り組めるダンスや音楽の使い方に興味を持った人が多かったため、それを取り入れた台本を使って発表をすることとなった。
 分科会交流会で『駆け込み訴え』発表した後は、参加者・担当者共に気持ちの良い疲労感に包まれて、今年の第6分科会が終了した。それぞれが日々の生活や児童生徒との関わりの中で活かしていこうという元気をもらい、9月が楽しみになる3日間だった。

*参加者アンケートより(一部抜粋)

・目からウロコの内容。担当者・若手・中堅、今カベにぶつかっている人にオススメです。自分を見つめ直すチャンスをいただきました。
・観察力がどれだけ大切か分かりました。「見られている」ことを忘れず美しいものを子ども達に伝えていきたいと思いました。
・姿勢・声の出し方・伝えるための声の飛ばし方などなど、体を実際に動かして実践していくことで、たくさん学ぶことができました。

*アンケートにご協力いただきありがとうございました。
【文責:杤本真弓】

2013-09-04

第61回夏期大報告【第5分科会】朗読劇実習


担当:中村・百合岡・山本
分科会交流会「葉っぱのフレディ」

○ねらい

・授業等でいかせる朗読劇を実習する。
・朗読劇の基本から応用までを実習する。
・詩、文学作品、教科書教材を用いた指導法を実習し、発表会に向けた朗読劇をつくる。

○主な流れ

【第1日目】
身体ほぐしとウォーミングアップ
音声表現を楽しもう
  ~声だけでできるいろんな表現~
詩を視覚的・聴覚的にふくらませ、みんなで群読をつくろう
ごっこあそびをしながら、朗読劇の基本を実習しよう

【第2日目】
心と身体のウォーミングアップ
教科書教材を視覚的・聴覚的に表現しよう
「葉っぱのフレディ」の原作を研究しよう

【第3日目】
発表会に向けて朗読劇「葉っぱのフレディ」を構成・演出しよう
発表会に向けて練習しよう
分科会交流会
フリートーキング・分科会のまとめ

○参加者の声

「葉っぱのフレディ」エンディング
・歌やラップなど、声を出す活動がとてもよかった。クラスでも、「声を出して!」と言うのでなく、声が出てしまうような活動をしよう!と思った。
・詩をグループで創作し、動きまでつけて発表できた!しかも、簡単にできたのが、すごかった!さらに、「葉っぱのフレディ」の朗読劇に、創作詩も入れて構成でき、感動した!
・「葉っぱのフレディ」の作品研究で、「クライマックス」をテーマにした話し合いは、意見も分かれ、その話し合いの深まりが作品理解につながり、有意義であった。
・「葉っぱのフレディ」は難しい作品であったがゆえに、じっくり考え、試行錯誤し、深みのある作品ができた。音楽など使わず、全て声だけでの表現に徹し、2日目に行った創作詩も加えられて、作品世界にリアリティーが増した。
・カメラとTVを使って、自分たちの表現を客観的に見て、朗読劇をつくることができた。

※参加者のみなさまへ…こちらこそ、感謝感激です! また来年、また毎月の定例会でも、お会いできますように。この夏、サイコーの思い出、ありがとうございました。

【文責:中村】

2013-09-02

第61回夏期大報告【第4分科会】「人形を使った劇活動」


 今回の夏期大で記念すべき10回目を迎える「人形を使った劇活動」。10回目となる今回は体長90CM程の大きな人形を作りました。まるで本物のような腕や足に、リピーターの方も驚いていました。

1日目〜人形作り〜

 人形劇の主演を飾る人形を1人1体ずつ作りました。まずは足と腕の製作から始めます。これがなかなかの苦労。ウレタンは柔らかく扱いやすい素材ですが、それを丸めてホットボンドで貼り付けるとなると1人ではできません。初めて出会い自己紹介を数分前に行なったばかりの間柄でしたがみんなで協力し合い貼っていきました。どうしても個人作業になりやすい制作の時間ですが、こうやって協力し合う時間があるとみんなの気持ちがぐっと近づきます。足と腕が完成したころにはもうお昼の時間でした。お昼ご飯もそこそこに仕上がった足と腕を体となる4Lペットボトルに結びつけていきました。首のない体が出来上がれば楽しみにしていた洋服選びの時間。自分の好きな柄の洋服を選び、顔を作る前に少しずつイメージが固まってくる様子が窺えました。

2日目〜顔づくり、実習〜

 1日目に作っておいた顔の土台にフェルトや毛糸を貼り付けて顔の表情を作りました。岡先生からのアドバイスをもとに表情豊かな顔を1人1人が作り上げていきました。出来上がってみると全部が本物の人のよう。今にも動き出しそうでした。
 午後からはいよいよ実習です。まずは腹話術の発声練習からしました。ミッキーの声を意識しながら裏声を出すともうひとりの人格が出来上がります。聞こえづらい時もありましたがそんなときは自分が人形の言葉を聞き返す振りをして繰り返せば、内容をきちんと相手に伝えることができます。恥ずかしさもあるのでなかなかうまくできませんが、岡先生曰く「恥ずかしさを捨てて、とにかく何回もやること」が成功の鍵だそうです。

3日目〜上演に向けての練習〜

 使用した台本は岡先生が書かれた「どんぐりひろばはおおさわぎ」。原作は動物の登場するお話でしたが、人間が登場するものにアレンジをし上演練習を行いました。人形の目線や動きを岡先生に指導され、またビデオにとってお互いにアドバイスをしあい完成させました。



〜参加者の感想〜

・自分が実際に作ることで「伝えたい」意欲が増した。子どもたちにも伝えたいと思わせる工夫をすることが大切だということを改めて感じた。
・1人でこの人形を作るとなるとなかなか難しいが、みんなと一緒だとやる気が出た。ほかの人の工夫を知ることができて良かった。
・2学期からの学級経営にぜひ役立てていきたい。子どもの心を一つにする手段を身につけることができたように思う。
【文責 古屋有子】

2013-09-01

第61回夏期大報告【第3分科会】脚本を使った劇の上演活動(4~6年生)


担当:蒔田敏雄・野口祐之・金岡香恵

 第3分科会は、穏やかでアットホームな雰囲気の参加者の方々とともに、手遊びやゲーム、そして脚本「コスモレンジャー ゴーゴゴー」を使って上演の仕方を学びました。また、高学年用の脚本紹介もおこないました。実りある3日間となりました。

 手遊びやゲーム
~劇の練習前に心ほぐしとして。学級で友達とのコミュニケーションを築くために~。
「三ツ谷サイダー」「ジョンブランのおじさん」「3センチの歌」「へぼぬけじゃんけん」「ほめまくりじゃんけん」「敵か味方か合い言葉じゃんけん」「あひる星人」他多数

 「コスモレンジャー ゴーゴゴー」の上演に向けて
~参加者に常に考えていただいたり演じていただいたりしながら~。
・2つのグループに分けて一場面を演じてみて、それを見合う良さ。
・グループで考えて創りあげる楽しさ、あたたかい支援の大切さ。
・上演の仕方について、こどもたちに紙に書かせて、それを発表させる必要性。
・教師の思い「こうしたい」というイメージをもって、伝えることの意義。

 参加者の方から
「随所に振り返りがあり、自分の意見を述べたり他者の考えを聴けたりできて勉強になった」「発達段階に応じた指導の方法を実演によって学べてイメージがわいてきた」「みんなで劇をつくりあげて楽しかった。」「子供の気持ちが分かった」

 学級で、学芸会で、子供が生き生きと表現できますように!
【文責:金岡香恵】


第3分科会のみんなで考えた「指導のポイント集」(一部抜粋)

<反応>
・せりふがない時こそ表現を工夫する。
・反応が劇を盛り上げる。
<動作>
・はずかしがらずに。
・動作を大きく。動きの意味を考える。
・自分の立ち位置を考える。

<せりふ>

・相手を意識して。
・せりふの頭を立てる。
・はっきりと大きな声で。

<視線>

・自分のせりふでない時の視線に注意。
・視線の先を決めてビーム。

<気持ち>

・役になりきる。
・気持ちの流れをみせる。

<キーワード>

・一番伝えたい言葉を協調する。

<その他>

・間をとる。
・遊び心を入れて楽しく。
・立ち位置。

2013-08-29

第61回夏期大報告【第2分科会】脚本を使った劇の上演指導(1~3年)


担当:芦澤明美 久保由美子 保坂弘之 

 第2分科会(脚本を使った上演指導1~3年)は、のべ24人(内、担当者3名、会員2名)の参加者でした。使用脚本は、出版されたばかりの黎明書房刊「きずなを育てる小学校・全員参加の学級劇・学年劇傑作脚本集〈低学年〉より久保由美子作「うごき出した だるまさん」です。

 小さい学年の子どもたち程、劇的な遊びをたくさんやって、そこから上演指導に移っていくことを大切していきます。そこを参加者の方と一緒に体験していきました。「脚本を使って」の分科会にも関わらず、1日目は脚本を配らず終わりです(1日目のみの参加者には差し上げましたが)。では何をしていたかといえば、まず午前中は、ひたすら「ほぐしのゲーム」。実際の学級でもそうですが、仲間を知り合う事がまず第一です。昼食タイムには、ものすごく和やかな雰囲気が出来上がっていました。

 午後に入ってからは、さらに上演作品に繋がる劇遊びに入りました。言葉遊びや遊び→(「だるまさんがころんだ」)をいじってみました。また、脚本に慣れることとしてミニ脚本金平純三作「たぬきの個人面談」を使って台詞の言い方や動き、立ち位置等も考えてみました。後半では、「うごき出した だるまさん」の中で出てくる歌の練習をしました。参加者の方々の参加動機を伺いながら 終始和やかな雰囲気の中で第1日目は終了しました。

 2日目、この日から参加される方が8名いらっしゃいました。そこで、前日にやった自己紹介ゲームから復習をしつつコミュニケーションゲームを中心に仲間づくりをしっかりしました。ほとんどいつから参加されたのかわからなくなりました!新しい参加者もいらしたので、もう一度、遊びから発展させていくことを経験した後、いよいよ「うごき出した だるまさん」を配りました。
 まずは、脚本を読む作業。ストーリーを理解していきます。そして、動きのある場面
次に、「この作品のクライマックスはどこですか?」を問いかけました。つまり劇指導のポイントである、クライマックスを指導者が理解(解釈)することによって、脚本の最初からやっていくのではなく、そこに向かっての劇練習を中心にやっていくことが大切という事を話しました。そして、3日目の分科会交流に向け、配役を決め、練習を開始しました。

 3日目。新しい参加者もいらっしゃいました。コミュニケーションのゲームからスタートですが、新しい仲間にも暖かい雰囲気でスタートできました。この日は、発表に向けて具体的な動きを中心に練習をしていきました。声の出し方、立ち位置等、指導する教員の視点も入れながら、上演に向け練習をしました。
 午後、いよいよ第3、第6、第7の果方々に観てもらいました。緊張しつつも完璧にできました!

 とにかく和やかな雰囲気のメンバーで、本当に楽しくできました。参加者の皆さん、ありがとうございました!
【文責:保坂 弘之】

2013-08-26

第61回夏期大報告【第1分科会】「学級づくりのための劇あそび・劇活動」


担当:林久博・遠藤優・藤本博子

<ねらい>
動き出す身体 開かれた心 子どもたちの笑顔が溢れる教室
子どもたちの生活を豊かにする劇あそび・劇活動


○主な流れ
<第1日目>
「絵本を使って遊ぼう」
①出会いのゲーム・表現活動~新しい仲間と繋がるアクティビティをしました。
「じゃんけんチャンピオン」「マイフェイバリット」「せーの!」「見えない共通点」
②絵本で遊ぼう~絵本を使って、言葉遊び見立て遊びをしました。
「カメ」「おりこう犬」「かおかおどんなかお」、「なっとう」「コッケモーモー」「まてまてー」など
③伝承あそび・わらべ歌実習~わらべ歌を通じて、子どもたちの心と身体を繋ぐ智慧を学びました。
「こどもとこどもがけんかして」「おてぶしてぶし」「ちょっとぱーさん」「じごくごこらく」など
④即興劇~昔話の展開部分を短く創作しました。
「うさぎとかめ」「桃太郎」「さるかに合戦」
⑤フリートーキング

<第2日目>
①出会いのゲーム・表現活動~仲間との繋がりを深めました。
ゲーム(グーパー、パタパタ、インパルス、手たたきインパルス、ワムサムサム)
②劇あそび・絵本を使って遊ぼう~絵本を元にして、創作劇を作りました。
「とんでけ わがままむし」「おしくらまんじゅう」「おやすみみみずく」「あかにんじゃ」など
③学習に生かす劇活動~教科学習での劇活動の発展・応用について、下記の教材から学びました。
「ニシキヘビ」(学校図書)「わたしたちの言葉」(三省堂)
④即興劇~「ニシキヘビ」「わたしたちの言葉」を即興劇にして、実践的に学びました。

<第3日目>
ミニ脚本を使った実習「豆つぶ太郎の冒険」
①ウォーミングアップ~心と身体をほぐしました。「ミラーストレッチ」「ビート」「リング」など
②学級に生かす劇活動~蓑田先生に講義していただきました。
③分科会交流会に向けた劇の練習~二日目に創作した即興劇を仕上げていきました。
ミニ脚本を使った実習「遊園地」
④即興劇~蓑田先生のミニ脚本を使って、実習しました。「遊園地」「へんな彫刻展覧会」
④分科会交流会~第4分科会と第5分科会と交流会を持ちました。
「蓑田先生による講義」
⑤フリートーキング~三日間を振り返り、分科会のまとめをしました。

<参加者の声>
・アットホームな雰囲気で、学級で使えるゲームなど、実用的なことをたくさん学ぶことができた。
・自分たちで実際にやることで、子ども達と一緒にやる際のイメージがよりできた。
・絵本を使っての取り組みにとても心惹かれました。使える絵本を意識していきたいと思った。
・他校の先生方のお話を聞くことができ、とても刺激的で、勉強になった。

【文責:藤本】

2013-08-18

【第61回演劇教育夏期大学】分科会交流会の様子

第2・3・6分科会の交流会の様子をお伝えします。
脚本を使った劇の上演活動(1〜3年)の分科会
「うごき出した だるまさん」作:久保由美子氏の脚本を使って
〜遊び「だるまさんがころんだ」の場面の動きが笑いを誘う!〜

脚本を使った劇の上演活動(4〜6年)の分科会
「コスモレンジャー ゴーゴゴー」作:野口祐之氏の脚本を使って
〜 2人の姫の対立が絶妙! 〜

演劇的アプローチで教師力アップの分科会
詩や本の抜粋を構成した台本を使って
〜宇宙を題材にした2作とは一転した張りつめた緊張感!〜

2013-08-07

【第61回演劇教育夏期大学】

盛況のうちに終わった「第61回演劇教育夏期大学」その様子を少しずつお見せいたします。

【第1分科会】1日目午後 分科会が始まりました。
【第6分科会】はげしく動いています。
【第2分科会】2日目脚本を使いながら、動き始めました。
【第4分科会】午後の交流発表会に向けて
だんだん出来上がってきました。
【第5分科会】こちらも交流会に向けて動きを研究しています。
講堂内は熱気ムンムン オープニング始まりました。

成城学園50周年記念講堂入口が受付会場になりました。 
ロビーでは、会員によるバンブリーナとピアノの
ちょっとしたミニコンサートが行われました。

2013-07-31

【脚本研究会】7月定例会 報告


【日 時】2013年7月12日(金)19:00~21:00
【会 場】成城学園初等学校 小会議室
【出席者】岩崎 久保 野口 森田 保坂

 人数が少なかったのが大変残念でした。
  
中学年向き「創作劇を創るためのサンプルとしての脚本」
作 野口 祐之

 「うんとこしょ どっこいしょ」  「わたしは だれでしょう」
 「ここは どこでしょう」     「なんで 泣いているの?」
 「こやぎの おるすばん」

(作者から)清明学園の「劇の時間」で子どもに短い創作劇を作らせています。その時に「こういう風に劇を創ってみて」という使えるサンプルとして書いてみました。

 〈内容〉
「うんとこしょ どっこいしょ」
→「大きなかぶ」みたいな劇を創ってみましょう。→釣りをしているおじいさんが、引きが強く、一人ではだめなので、応援を呼ぶ話
「わたしは だれでしょう」
→2,3人で言葉と体で表現し、「何を表現しているか」当てる活動
「ここは どこでしょう」 
→やはり、2,3人で言葉と体で表現し、「場所(地名)」を当てる活動
「なんで 泣いているの?」
→〇〇ちゃんが泣いている。その理由とどうしたら泣き止むか、考える。
「こやぎの おるすばん」
→「おおかみと七の匹こやぎ」を使って、おおみみがどんなことをして、戸を開けさせるか、考えさせる活動

〈話し合いから〉
「この脚本で何をやらせたいか」「こういう活動にどういう意味があるのか」から話し合いはスタートした。「むちゃくちゃでも一つの形になることに意義がある」「教師の支援は何をねらいとするか考えることが大切」「子どもたちが喜ぶ内容はどうあるべきか」等々根本的な「何の、誰のための脚本なのか」「脚本を通して子どもたちに何を伝えたい(または何を求めるのか)」等の話し合いができたことは、大変有意義だった。

参加者が少なかったので、岩崎先生の脚本講座は次回に延期としました。
【文責:保坂 弘之】

【次回予告】
9月脚本研究会:9月13日(金)
10月脚本研究会:10月11日(金)

いずれも 19:00~成城学園初等学校 小会議室

2013-07-24

【実践研究会】7月定例会報告


【日時】平成25年7月20日(土)15:00~
【会場】成城学園初等学校応接室
【参加者】加藤、金平、木村、森(公)、遠藤 (計5名)

「3人!?」という叫びと共に始まったこの日、後から来られた2人を合わせても5人という人数でしたが、現実を嘆いても仕方がない、ということで「来た人が楽しくなる定例会にしよう」と気持ちも新たに始まりました。

1:すきま時間で人間関係力アップ。森公洋の1・5・10分でできる時間別ゲーム特集!
発表者:森(公)さん

 来た人が楽しめる実践研。最初は森さんによる「テーマ別ゲーム集」。学級開きの時期、6/7月の関わりを深めたい時期・・・様々な時期に合わせてゲームを用意してみてはどうか、というご提案を頂きました。先生方の限られた状況でも出来やすいゲームを選びやすいというこの案は盛り上がり、「時間別」「場所別」「気分別」から「先生のタイプ別」といったものまで、様々なアイディアが生まれました。また興味深かったのは「ゲームによって人間関係が観察できる」という木村さんの発言でした。ペアを作らせてみたり、様々なパターンでグループを作らせてみたりすると・・・確かに見えてきますね。今後研究の余地があるテーマだと思います。

2:実践報告「成城学園初等部4年生の児童創作劇」
報告者:加藤陸雄さん

 2本目は成城の「劇の会」より、児童創作による劇の会での発表のご報告を頂きました。「Pirates of AZUSA」は脚本委員会の子たちが用意したプロットを元に、場面ごとに子どもたちが話し合ってその場で創っていったそうです。劇を見て、とにかく「子どもの表情がすばらしい」と感じました。お話としては脚本の盛り上がりかけたり、ご都合主義的な部分があるのかもしれませんが、子どもたちは観客に見せること、観客の反応を心の底から楽しんでいるいる表情をしていました。発表が終わって「これもありなんだな~」という加藤さん。演出として行ったことは、セリフが通るようにしたことだけだそうです。人に見せる時に、自分たちだけが楽しんでいるだけでは自己満足で終わってしまうが、楽しい上に人に見せることを意識できれば、それはすばらしいものになる、という例を見せて頂けました。子どもたちの「自分たちがつくった劇」という思いが画面を通じてひしひしと感じられる劇でした。

3:成城版『ダイハード』を観劇!そして、我らも映画作りへ

 3つ目は成城版『ダイハード』を観劇しました。退職される先生をB.ウィリスに見立て、成城の先生がそれぞれ協力してつくられたこの作品。40分という見応えのある時間であると同時に「自分もやりた~い!」と思うものでした。みんなで協力して一つの作品をつくる!こんなに素敵なことはありません。ご興味をおもちになられたかたはぜひ森(公)までご連絡を。お仲間募集しております。
【文責:遠藤】

【翠会】 7月定例会報告


【日 時】7月6日(土)15:00~17:00
【会 場】成城学園初等学校 応接室
【参加者】北島・木村・久保・長谷川・金岡

今回は2人の相談タイムとなりました。

【相談1 金岡】
 3月の謝恩会で、劇を上演したい。謝恩会は、毎年、6年生とその保護者が「お世話になった地域の方や先生方に感謝の気持ちを伝えよう」という主旨で行っている。例年は、合奏を披露しており、それは6年生を送る会でも在校生に見せている。
今のクラスは5年生の時に小学校生活最後の学芸会を経験しており、保護者も児童も劇を上演できないことを残念がっているという思いから、謝恩会でも上演できないかと考えた。しかし、謝恩会では時間が十分に確保できないことが難点である。また、今年度、劇を行うと、前年度や次年度以降との調和が取れなくなる可能性があることも懸念される。

【話し合いより】
合奏を最後にして、それまでの過程を劇にしたらどうか。
合奏をしようという意見に反対する人達がいてケンカになる。
   ↓
合奏に出たくない人達がいたずらをする。
   ↓
何か事件が起きて・・・
   ↓
合奏をみんなでやろうという気持ちになる。
   ↓
みんなで合奏をする。

・何年後かの未来
・自分達が大人になった時のことを想定して、卒業後の自分を表現する。

・人の一生
・赤ちゃんから杖をついた老人までをこども達に考えさせる。

・世界童話集を披露する。
・グループでいろいろな話を表現する。

・劇はいろいろある。・・・生活劇・時代劇・歌舞伎・宝塚など。

◎脚本の書き方
・起承転結を基本として書く。
・生活劇、民話を劇仕立てにするなど、劇といってもいろいろあるが、1つの場でおさまるようにする。

・4コママンガは、起承転結となっている物が多い。
脚本をつくる楽しさとは、架空の人物を動かしたり、いろいろな世界にいけたりすること。


【相談2 久保】
 3年生162人で、総合的な学習の時間に「まちのたからもの」について学習する。それを劇仕立てで表現したい。大山街道と二ケ領用水のどちらが古いか、また、町自慢として、いろいろな物に着目してみたい。どのようにストーリーを展開していったらよいか。

【話し合いより】
・普段、見過ごしている物で大切な物がある。それぞれの良いところを班ごとにプレゼンテーションしたらどうか。
・一番大切な物は、「人~優しさ~」
・物から人へ(人の大切さを伝える。)
・「あの町会長さんはが忘れられないなぁ」と、宝物が決まらない班が、おじさんに出会うのはどうか。

・伏線とは、気付かれてしまっては「予告」になってしまう。気になることがあって、あとから「あっ」と分かるように仕掛ける。


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脚本の書き方を丁寧に教えていただきました。また、脚本を書く楽しさを伺い、もっと、もっと、脚本を書く魅力を知りたいなぁとと思いました。充実した2時間でした。

次回の翠会・・・9月7日(土)・8日(日)合宿
【文責:金岡香恵】

2013-07-15

【実践研究会】 7月定例会予告


《次回予告》次回の実践研究会は、7月20日(土)15:00〜17:00です。内容は、なんと
夏休み前、参加者みなさんに刺激のプレゼント!頭と体をフルに動かす3立てです。

「すきま時間で人間関係力アップ。森公洋の1分・5分・10分でできる時間別ゲーム特集!」
「加藤陸雄さんの実践報告。成城学園初等部4年生の児童創作劇」
「成城版『ダイハード』を観劇!そして、我らも映画作りへ」

です。夏休みまで頑張った自分にご褒美。教師自身がリラックスできる内容です。必ずあなたの心のアンテナを刺激するはず!お待ちしています。
【文責:森 公洋】

【実践研究会】6月定例会報告


【期日】6月22日(土) 15:00~
【場所】成城学園初等学校 社会科室
【参加者】一幡・遠藤・加藤・金岡・金平・古賀・小宮・中村・林・古屋(10名)

1.教科に活かす劇活動「国語」の授業検討
発表者:林 久博先生
第3学年「ニシキヘビ」 出版:学校図書

 3年生28名に2時間、国語の授業を行う。1時間目は、絵本の動作化(「かおかおかおどんなかお」「なっとうさんがね」)やボディシアター(せんたくき)、鉛筆劇(「ゴキブリが部屋の隅から出てきて一言」など)を通して、ドラマの技法に触れる。2時間目に「ニシキヘビ」の読み取りを行う。ドラマの技法(※1)を導入することで、学習がより活発になることや、より深い「確かな読みの力」をつけていくことにつながることを期待したい。

【話し合い】
○「明るく強い気持ちで読むところ」「暗く弱い気持ちで読むところ」を見つけてラインを引く。
・「悲しい」は分かるが、「明るく楽しい」はよく分からない。
・「いたくてかなしくて」や「うじゃうじゃぬくぬく」を重点的に取り上げ、焦点をあてたほうがよい。その他をやっていると時間が足りなくなってしまうのではないか。

○「きのうぼうでたたかれて いたくてかなしくて かくれてじっとまるくなっていたとき」
→〈鉛筆劇〉を導入。「うわっ、ヘビだ」に対する言葉を一言で返す。
子ども役「気持ち悪い」「あっちいけ」「こっちにくるな」など
・「ぼう」をもってヘビをたたいてみてはどうか。ヘビはもっと暗くて悲しい気持ちなる。

〈ホットシーティング〉(※2)ヘビ役「ぼく、何にもしてないのに、ひどいよ」
・ヘビ役になってみると、みんなから言われる言葉が重たく感じる。いくら仲がよいからといっても、言葉には気を付けさせたい。例えば、「死ね」などのインパクトのある言葉。
・気持ちを考えさせるには、ヘビ役をもっとやらせた方がよい。ヘビ役の子の人数を増やしたり、班で1人にしたりしてみてはどうか。

○擬態語「うじゃうじゃぬくぬく」→「すこしきもちがおちついた」に結びつける。
〈ボディシアター〉(※3)
・グループでやるとすると、どのような形か。グループ毎に「うじゃうじゃぬくぬく」をやってみる。途中でとめて発表することでどのグループも体験でき他のグループの考えも聞ける。
・ウォーミングアップで「うじゃうじゃぬくぬく」のようなヘビのようにからまりあう表現をやっておくと気持ちをイメージしやすいのでは。「なっとうさんがね」でやったねばねばのようなもの。
・3年生は男女関係なくやれてよいと思う。
・「命の連続性」という3年生には難しいテーマ。ひとり立ちや巣立ちのような居心地のよいところから抜けて卵を産みたいという思いまで迫りたい。



※1ドラマの技法
鉛筆劇・・即興劇の一種。ある状況を設定し、その中で発話されるであろう「ひと言」を手に持った鉛筆を順番に受け渡していって、鉛筆を受け取った時に発話していく方法。
※2ホットシーティング・・物語の主人公や、登場人物になりきっている人にインタビューしていく技法。
※3ボディシアター・・身体で様々なものを見立てて表現する技法。





2 夏期大に向けて 第5分科会 朗読劇実習
提案者 中村 俊英先生

◇担当者の思い:「命」をテーマにしたもので朗読劇をやりたい。「葉っぱのフレディ」の朗読劇。
(流れ)2日目に原作の内容を読み込み、読み方の工夫を考える。3日目は構成・演出をし、発表会の本番に向けて練習する。

○朗読劇実習のねらいについて
・「ねらい」が「内容」になっている。内容そのものをのせるのではなく、朗読劇のねらい「参加すると、~を味わえる」や「朗読劇を通して~する」という形で入れたほうがよい。
○「命」をテーマにした詩をつくり、フレディの朗読劇に入れたい。
・参加者にとっては、詩を作るよりも、すでにある詩をどう朗読劇としてつくっていくのかを実習したほうがよいのではないか。
・やるのなら、予めにいくつか詩を用意しておいたほうがよい。
○朗読劇「葉っぱのフレディ~いのちの旅~」について
・クライマックスをどう説明するか。→主人公(フレディ)の価値観が変わるところ。
・クライマックスがどこに来るのか担当者で検討が必要。
・朗読劇というよりも、シュプレヒコールに近い。台本として適切か。
・参加者が持ち帰ったときに教室でやれるものかどうか。

【文責 古賀】

2013-06-04

【実践研究会】5月定例会報告


【日時】5月18日(土)15:00 ~
【会場】成城学園初等学校 講堂
【参加者】一幡・加藤・金平・木村・中村・野口・林・前田・蓑田・森・吉田

1.和太鼓実習 指導 加藤陸雄さん

 例会のオープニングは、加藤さんの指導による和太鼓実習です。初めて体験する人でも無理なく叩けるように簡単なリズムから練習します。

<アクセント連打> 4連打を繰り返します。1拍め~4拍めにアクセントをつけて叩きます。結構難しいですよ。

(下線数字を強く叩く)1234、1234、 1234、 1234・・・繰り返し


<三三七拍子の掛け合い> 舞台中央から左右三台ずつに分かれて「三三七拍子」の掛け合いをします。お馴染みのリズムなので、ビシッ!と決まりました。大人でも上手くいくと、こんなに嬉しい!  単純なリズムの掛け合いはきっと、子どもたちにとっても魅力のあるステップ(練習過程)になるでしょう。

<『ぶちあわせ太鼓』の簡略形>仕上げは三浦半島で叩かれている『豊漁ぶちあわせ太鼓』を簡略化したものを、ソロ太鼓と左右の太鼓の掛け合いで叩いていきます。見せ場は中央の大きな櫓太鼓で叩くソロです。櫓太鼓に跳ね返されないように力強く叩くには相当の力が必要です。

ソロ(櫓):スットン・スットンドドーンドンドン(×4)
      ドドーンドンドン(×4)
掛け合い 上手:ドーン ドーン 下手:ドンドンドンドン(×4)
     上手:ダガ 下手: ダガ(×4)
ソロ以外全体:小さく8連打、大きく8連打
       ドドーンドンドン(×4)    

みんなでソロを交代しながら、このバージョンを繰り返しました。気分は、もう一端の「太鼓叩き」です。本当に気持ちのいい時間でした。

2.「3分間劇場」講話、実習:蓑田正治さん

<講話「教室での劇活動について」>

 子どもたちが自ら「興味⇒熱中⇒達成感」のサイクルを回すことによって子どもたちの活動の質も高まっていき、その結果、子どもたちの積極的、主体的な姿勢も育っていく。今、社会から要請されているのは「異質な他者とのコミュニケーション力を持った人材」である。実は「異質の発想」こそが歓迎されるのが劇活動である。異質を含みこんだコミュニケーションの育成にふさわしい活動が劇活動なのである。学ぶ力(評価可能な見える力)を下支えする諸能力が「想像力・バランス感覚・優先順位決定力・問題発見力・意思決定力など」である。遊びの中で身につく力目に見えない力であり、まさしく劇活動によって育つ力である。(以上 要旨)

<実習『3分間劇場』>
「正義の味方 スーパーマン」
実は無能なスーパーマンのお話。失敗の繰り返しをテンポよく表現。

「雨やどり」
横暴な男が最後に追い払われる話。互いの位置取りが難しい。子どもの決定力に期待。

「変な彫刻展覧会」
人工知能が入った変幻自在の彫刻たち。子どもが色々考えそう。

「ゴキブリ」
強がる男の子より実は女の子が強かった。強弱逆転が鮮やかで演じやすい。

<討議から>保護者や同僚にもしっかりと意義を伝えたい。子どもたちによるシェアリングは、自分自身についての気づき、友だちへの発見など。文字として残っているので、保護者会や通信などにも活用できる。結局、最も説得力があるのは何よりも「クラスが変わる」こと。


3.1年生の劇活動カリキュラム作成に向けて  中村俊英さん

 週二回の担任が担当する「生活科」の年間カリキュラムを作りたい。様々な表現遊びを入れていきたい。その一例という形で、六月に行われる研究授業でも、その一端を紹介したい。授業では、魔法使いになって変身遊びを楽しんでみたい。フォーマットとなる活動シートを作って、学校、学年にも広げたい。

<討議から【カリキュラム編成に向けて】>
・先ず、劇的な表現活動を通じて「どの様な子どもを育てたいのか」を明らかにし、そこへ向かう活動計画を編成していく。
・子どもに身につけさせたいことのイメージを明確に持っていること。年間のゴールのイメージについても。
・「言語活動の充実」も念頭において。
・「生活科」についての学校カリキュラムとの整合性も確認したい。○川崎では、無理なく取り組めるように「安心・リラックス・コミュニケーション・クリエイティブ」いう段階を踏まえて指導している。

○入門期の表現活動の留意点は「一対全」の活動であること。「触れ合い遊び・まねっこ遊び」から無理なく入ること。コントロールできる約束事があること。フィジカル・シアター(身体の見立て)を楽しむ機会を多くすることなど。○研究授業の時の担任の「魔法使い」の演じ方は、それほど凝らずに。1コマ勝負の授業なのでフットワークは軽い方が良い。

【文責:林 久博】

〜次回予告〜
【日時】6月22日(土)15:00~17:00
【内容】○和太鼓実習 加藤さん
    ○実習&報告「朝会のお話を教員劇で!」金岡さん ほか

2013-05-14

加藤陸雄のニューヨークひとり旅【その7-最終回-】


 毎月の連載もこれで終わります。半年にわたって拙文を読んでいただきありがとうございました。みなさんから「ニューヨーク、読んでるよ。」とか「楽しみにしてる。」と言っていただけたのがとてもうれしく、(締切に追われながらも)励みになりました。2012年8月9日(木)から17日(金)までの9日間の旅でした。

 機内2泊と到着日1日を除いての6日間は、毎晩劇を観て、さらに水曜と土・日は2時からマチィネも観ましたので、6日間で合計9本の劇を観ました。まったく幸せな毎日でした。そこで勝手にランキングをつけてみました。

第1位「ゴースト」
第2位「オペラ座の怪人」
第3位「ストンプ」
第4位「メリーポピンズ」
第5位「ボカ・ピープル」
第6位「ライオンキング」
第7位「鼓舞(COBU)」
第8位「フェルザブルタ」
第9位「スパイダーマン」

 私は「ライオンキング」をよくできたミュージカルだと思っています。そのライオンキングが6位なのですから、上位の5位がいかにすごかったか!「オペラ座の怪人」では、おどろおどろしい舞台設定にしておきながら純粋な愛の姿を見せつけられました。「ゴースト」は驚きと笑いと感動をキレのいい演出で観せ(魅せ)、これからのミュージカルの方向性を示してくれたように思えました。本当にすばらしい貴重な体験をすることができました。
 ただ1つだけつまらなかったことが・・それは「劇を観終わったとき、今の劇について語り合う相手がいない」ことでした。せっかくの感動を誰かと分かち合いたい!・・・仕方がないので、毎回劇を観終えると喫茶店に入り、話したくてうずうずしている思いをメモ帳にぶつけていきました。おかげでメモ帳にはびっしりと内容が書き込まれ、それがこの原稿の下書きとなったのです(笑)-終わり-

<おまけ> 


 左の私が持っているのはロブスターのハサミです。でかいでしょう!そしてこのハサミの中の身を食べるんです。ジューシーで濃厚で、そのうまいこと。身体にいいわけありません。
 


 右はチーズケーキです。となりはビールのジョッキですよ。無茶苦茶な大きさ!しかしこれがまた実においしく、こんなに大きいのに、残さず食べることができちゃうんです。ピザもそうです。





ピザ屋でショーウインドウごしに「THIS」と指さしたところ、出てきたのがこれ!これで1ピース!思わずメガネを置いて比較写真を撮っちゃいました。






 こんな食事を続けているから、ニューヨークの方々はあのような
体型になってしまうのですね。しかし私も意地を張りました。ニューヨーク滞在中、出された料理は1つも残さず全部完食しました。エッヘン!・・・だれか、つっこんで~。

2013-04-28

【実践研究会】 5月定例会予告

 次回の実践研究会は、5月18日(土)15:00〜17:00です。

内容は、

「今年度、毎回やります加藤陸雄さんの和太鼓実習!早く来た人ほど爽快感UP」「中村俊英さんの実践報告『1年生(入学して2か月目の)表現あそび・劇活動』」「蓑田正治先生の連続実習第1弾!『3分間即興劇場 実践と理論』教師力UPしたい人必修です」

の三本です。2013年度定例会一発目!必ず皆様のアンテナを刺激するはず!お待ちしています。

4/20 平成25年度 総会を開催いたしました。

 平成25年度の活動に向け、総会を開催いたしました。
総会の様子

総会終了後、出席者の集合写真。


2013-04-04

加藤陸雄のニューヨークひとり旅【その6】


●8月15日 PM2:00 観劇7本目『ライオンキング』



ライオンキング
アニメで、劇団四季で、もう何度も観ているライオンキング。それで今回はストーリー以外の舞台をじっくりと観ることができた。なんと出演者はオール黒人であった。その説得力!それだけでアフリカのサバンナが見える。しかも派手な原色の衣装が、黒い肌に栄えること!衣装のデザイン、動物たちの造形表現には改めて脱帽。さらに母ライオンたちのダンスにてジャンプターンの見事さ。滞空時間が長~い、長い!なかなか地面に降りてこない。本当にダンスの質の高さに圧倒される。何気ない足の上げ方、その高さ、キレの良さ!足が長いから余計にきれいである。やばい、もう四季のライオンキングを観れなくなってしまう(笑)でも一言、悪役スカーは四季の下村尊則さんの方がうまかった!


●8月15日 PM8:00 観劇8本目 『フェルザブルタ』

フェルザブルタ
オフオフブロードウェイの作品。数年前に日本に来た『ビーシャ・ビーシャ』系のパフォーマンス。つまりストーリーはない。各シーンごとの表現を楽しむもの。大きな倉庫の中で上演。椅子もなく、観客全員は立って観る。何だかよく分からず、役者からホースで水をかけられ、みんなで「キャーキャー」踊りまくって・・・ハイ、終わり。何だったんだ?

●8月16日 PM8:00 観劇9本目『スパイダーマン』

 今回のミュージカル観劇ツアーのラストは「スパイダーマン」!実はけっこう期待していたのだが・・・大外れだった(泣)。なぜミュージカル?だってスパイダーマンには口がないでしょ。なのにミュージカル?だって歌えないでしょ!まあ、それはともかく・・・

 装置も徹底してコミック色を前面に出していた。カメラ・机・背景などが飛び出す絵本
のような二次元の装置で作られており、しかも基本の色調は白。だからそこに赤、青のスパイダーマンはとても目立つ。そしてスパイダーマンが跳ぶ、飛ぶ、翔ぶ!そのフライング技術には目を見張った!しかもスパイダーマンだけでなく悪役のゴブリンも飛ぶ。二体がフライングで空中戦を繰り広げたのである。そのスリリングな迫力はすごかった。しかし、ストーリーがおそまつ・・・。スパイダーマンに変身する前のパーカーと恋人のMJがやたらと(必然性もなく)キスするし、すぐ歌を歌う。歌なんかいいから早くストーリーを進めんかい!とおじさんは怒りたくなってしまったほど。なぜミュージカルにしたのだろう?要するに最先端のフライング技術を見せたいだけの劇だったのではないか。だったらどこかのテーマパークでそういうアトラクションにしたほうが良かったのではないだろうか・・。

 しかし我々も脚本作りの際に、単に見栄えがするからというような理由で、安易にミュージカルに流れてはいないだろうか。そういう自己点検の機会を与えてくれたことには感謝しつつ、劇場を後にした。

2013-04-01

【実践研究会】3/23 ツアー詳細報告

【日時】3月23日(土)
【会場】銀座
【参加者】一幡、遠藤、加藤、金岡、古賀、森(公)

日生劇場前集合
 3月23日(土)に行われた恒例の実践研ツアー。年度末の忙しい時期でしたが、6名が参加して行われました。 集合は「日生劇場」前。劇団四季による「ニッセイ名作劇場」などでお世話になっている学校もあるかと思いますが、舞台芸術を世の中に広めようとしてきたココが出発地というのも、実践研ツアーならでは!ということでいざ出発!

「ゴジラ」の像の前で
 日生劇場を出発した一行は、まずは銀座に向かいます。東京宝塚劇場の前を通って日比谷シャンテへ。とそこで遭遇したのはゴジラ!この像はゴジラ生誕40年に作られた像で、「ゴジラvsデストロイア」の公開に合わせて1995年に建てられた。ゴジラは作品中に日本全国あちこちを壊しまくっていますが、第16作で東海道新幹線を放り投げたり、有楽町マリオンを破壊しているそうです。


数寄屋橋の桜
 日比谷を抜けて有楽町〜数寄屋橋へ。数寄屋橋交差点の桜が見事に咲いていました。今年の桜は早いので、入学式にはすでに散っていそうですね。

 さらに築地方面に足を運びます。銀座4丁目を過ぎて、本日の目的地「シネパトス」を確認。チケットを手配し、東へ進みました。三原橋の交差点を渡ると、間もなく新開場を向かえる歌舞伎座に到着。前の歌舞伎座の面影を上手に残しつつ背後にそびえる「歌舞伎座タワー」が印象的でした。歌舞伎座自体は今回で4度目の改築らしいです。

鳩居堂前で鳩のポーズ
新開場目前の歌舞伎座
木村屋本店にて。
チーズクリームがイチオシ
美味しかった〜












 歌舞伎座詣でを済ませたところで、一行は有楽町方面に戻りました。途中鳩居堂によってお買い物。最終目的地「ヴァンパイアカフェ」を確認しつつ、歩き疲れたところでティータイムに。せっかくの銀座ということで、ベルギーの名店「ピエールマルコリーニ」によりました。チョコレート尽くしのお茶の時間、好みは人それぞれですが、とにかく豪華のお茶の時間でした。チョコとお茶だけでは満たされなかったおなかは、木村屋のあんぱんで満たします。

地下に降りていく映画館
 お腹も満たされ、いよいよ「銀座シネパトス」へ。ここは「三原橋地下街」という地下街の一角です。「三原橋地下街」は、戦前銀座にあった掘割が空襲のがれき処理の為に埋め立てられた場所に出来た地下街で、耐震性などの問題から撤去がきまりました。前々からこの付近を通るとなんとなく地面が盛り上がっている所があり、不思議に思っていたのですが地下街と映画館があったとは知りませんでした。
役者さんが劇中に座った場所に
このように印がありました
「シネパトス」は名画座宣言をしていたように数々の名作を上映してきており、映画好きの方々の中では聖地のような映画館の一つだそうです。そのシネパトスの取り壊しが決まり、それを惜しむ多くの映画人たちが急遽集まって映画を作りました。その映画が今回鑑賞した「インターミッション」です。秋吉久美子さんを中心に映画の休憩(=インターミッション)中に起きる様々な出来事のお話です。映画館にはそれぞれ劇中に役者さんが座ったシートが明示されていたり、でてくるお店もすべて三原橋地下街のお店だったりと、好きな人にはたまらない趣向が凝らされていました。映画の内容は・・・「映画って何でもあり」という劇中の台詞が物語ってくれていました。
 劇場内で驚いたのは、謎の振動があること。しばらく何かわからなかったのですが、どうやら真下を走っている地下鉄日比谷線が通るたびに音が伝わってくるとのこと。このこともシネパトスの名物であり、映画のなかにもしっかり反映されていました。

 映画を見終わってすっかりお腹も空いたので、最後は本日二つ目の大きな目的「ヴァンパイアカフェ」へ。ここのご案内は実践研マネージャーの森さんへお任せします!


ヴァンパイアカフェの食事一例
 銀座「ヴァンパイアカフェ」に感激!シチュエーションカフェ初参加の我々は、お店に入った瞬間、独特の世界観に引き込まれた。真っ暗な店内にほのかに光るろうそくの明かり。迎えてくれたドラキュラ伯爵の装いの店員に圧倒され、案内された部屋は「犠牲者の間」もうこの時点で興奮MAX!そして、特筆すべきは、ウェイトレスさんの徹底した演技に感動。「お名前は?」「アフロディーテです。」「お歳は?」「まだ124歳です。」予想外に料理もおいしくいただき、大満足の晩餐会でした。
【文責:森(公)】

 こうして終えた実践研ツアー。私自身初めての参加だったのですが、何人もで歩いていると新たな発見があったり、楽しいことをシェアするだけで十分盛り上がれたり。年度末に素敵なひとときを過ごすことができました。来年度も実施します!ぜひご参加ください!
【ヴァンパイアカフェを除き、文責:遠藤】


《次回予告》次回の実践研究会は、新年度の企画会です。
 4月6日(土)15:00〜社会科室にて。昨年の反省を生かして新年度の実践研の内容を話し合います。自分たちも参加者の皆さんも楽しめる研究会を目指して年間スケジュールを調整します。さあ、どんなおもしろいことやろうかな?研究会を面白くしたい方は、運営委員以外の方もぜひいらしてください。
 おまけ。成城学園初等部教員による創作映画「成城版ダイ・ハード!」をビデオ鑑賞します。教師による教師のためのエンターテインメントです。笑いたい人はぜひどうぞ!
【文責:森(公)】

2013-03-25

【実践研報告】実践研ツアー

【日時】3月23日(土)
【会場】銀座
【参加者】一幡、遠藤、加藤、金岡、古賀、森(公)

ツアー参加メンバー(+撮影者:遠藤)
3月の実践研は恒例のツアーでした。日生劇場に集合し、銀座をぶらり。ツアーの目玉は間もなく閉館を向かえる「銀座シネパトス」で映画『インターミッション』の鑑賞と、そしてシチュエーションカフェ「ヴァンパイア」での研修を行いました。
 「シネパトス」では、老舗映画館の閉鎖に関する映画人の想いの考察と、その映画についての話し合いを行いました。「ヴァンパイア・カフェ」では、シチュエーションがもたらす場の雰囲気と、店員(=役者)の台詞一つで大きく異なる雰囲気を味わうことによって、劇作り、舞台作りのヒントをたくさんいただいてきました。詳しくは改めて掲載いたしますが、まずは一報まで。
【文責:遠藤】

2013-03-15

加藤陸雄のニューヨークひとり旅【その5】


●8月14日 PM8:00  観劇6本目『ゴースト』

 8月9日にニューヨークにやってきて、5日たちました。ようやく生活のペースがつかめてきました。今は地下鉄乗り放題のカードを使っていろんな所を探検しています。まさに毎日が大冒険!エンパイアステートビルに登ってキングコングの心境になったり、国連ビルに行ったり、グランドゼロで黙とうをささげたり、ストリートパフォーマンスをあきるほど眺めていたり、メトロポリタン美術館に行って、館内で迷子になったりと楽しく過ごし、そして夜は毎晩ミュージカル!なんと充実した毎日。ニューヨークライフ、満喫!!

さて今夜は「ゴースト」。これまた何の予備知識もなく、映画で観たことがあるので、観てみようかなという軽い気持ちの観劇でしたが・・やられました・・ノックアウト、大感激!!あまりの号泣に後ろのおばさまから「Are you OK?」と心配されてしまいました。恥ずかし~。

 ストーリはほぼ映画の通りでした。しかし、演出が際立っていて、見事に洒落た、スタイリッシュなミュージカルでした。
舞台装置はほとんどありません。四角く白い箱の中で劇が進行していく、という感じです。しかしその箱がキーポイントで、白い壁面に様々な映像が映し出されます。会社、地下鉄、レストラン、さらには主人公たちの心象風景を表すようなアートな動画。それに合わせて踊るダンサーたちのかっこいいこと。
 さらに驚いたことには、本物の人間がゴーストのように扉の向こうに消えるんです。地下鉄のシーンでは、乗客の荷物がスローモーションで宙を舞うんです。映画のCGなんかじゃありません。目の前の舞台上でのことなんです。「ええっ!」と思わず腰が浮いてしまいました。おそらくホログラフかなんかをうまく利用しているのだとは思うのですが、仕掛けは全くわかりません。ただただびっくりです。
 映画ではウーピーゴールドバーグが演じていた霊媒師が、会場の笑いを一手に引き受けます。彼女が出てくるだけで、場内は大爆笑!大体の内容と表情で私もどうにか一緒に笑えたのですが、ちゃんと英語を聞き取れて笑えたらどんなに楽しいか・・・悔しいです。
その霊媒師が、殺されてしまったサムの霊魂を憑依させて、サムの彼女モリーのもとに現れます。
 2人はあの有名な「アンチェイド・メロディー」が流れる中、チークダンスをします。モリーと霊媒師のチークダンス・・・絵になりません。笑っちゃいます。ところが次の瞬間、霊媒師はサムに代わっていました。「なに~!どうやって?」突っ込む暇もなく、死んだ彼氏と生きている彼女の、決して触れ合えることのできない2人の悲しいダンスに見入ってしまいました。気が付いたら涙が流れていました・・・。

 映像を使ったスマートでおしゃれな舞台転換。ハイレベルのダンス。びっくりさせるトリックの数々。大いに笑わせて、最後は大泣きさせて・・・もう疲れちゃいました(笑)
この芝居は必ず日本に来ると確信しています。東宝ミュージカルが動いて日本人キャストでの上演か、はたまた直輸入でオリジナルメンバーか・・・。どちらにしても楽しみに待ちたいと思います。

 どうしてももう1度観たいミュージカルです。私が求めていた演出、私が目指したい演出が見つかったような気がします。「ゴースト」・・・大収穫でした。

2013-03-09

【実践研究会】2月 定例会報告


【期日】2月9日(土)15:00~
【会場】成城学園初等学校
【参加者】(敬称略)一幡・遠藤・金岡・木越・小宮・古賀・林・森・吉村・ 加藤・瀧川(11名)

1.教室で出来るゲームの紹介
実践:木越憲輝先生

『ビート』
<基本形> 二人一組で向かい合って行う。「友情テスト・ブイ」という掛け声の後、まず自分の両手を1回合わせる。その後、お互いの両手を前で1回合わせる。また自分の両手を1回合わせ、次は相手と2回手を合わせる。このように自分は常に1回だけ、相手とはどんどん手を合わせる回数を増やしていき、5回まで増えたら次は減らしていく。

『マシュマロリバー』
<基本形>
 スタートとゴールを決める。5人くらいのチームで行う。4枚の段ボールを先頭の人が持つ。スタートからゴールまでその段ボールを置いて行き、その段ボールが置いてあるところだけ歩ける。段ボールは1人以上が乗っていないと沈んでしまう。チームで相談し、スタートからゴールまで全員が行き着ける方法を考える。

 どちらもできるようになれば話し合ってゲームを発展させることができる。基本も魅力的だが、自分たちでルールを変えていけるのが面白い。


2.実践報告「あいざわっこ発表会のこれからに向けて」
発表者:小宮民子先生、古賀誠先生

 今年で四年目になる横浜市立相沢小学校で行われるあいざわっこ発表会の様子と現状について発表していただいた。6学年が、7月、11月、1月のいずれかで発表を行い、それぞれの発表を全校児童が見ることになっている。小宮先生は、劇を上演できるチャンスだと毎年発表を劇にしている。「役割を持つことで保護者、子ども両方の満足感を得ることが出来る」「劇を見た生の感想が子どもに届くことでその後の自信につながる」「人に発表する経験を通して普段の授業でも人に伝えることを意識して発言を出来る」など、教員はこの発表会に一定の効果を感じている。発表内容や指導法について教員間で今まで得た知識や技術を出し合ったりすることもあるらしい。何かと忙しかったりする現状でこのままこの発表会が続いていくのか・・・という不安もある。

 実践報告をうけ、会を継続するためには、どうして発表会をするのかという意義をしっかりと明言化し、全教員が目的を共通理解する必要があるという意見が出た。ただの行事として取り組むのでは続かない。どのような効果があるのか改めて整理して簡潔にまとめる必要がある。例えば6年間で何を学ばせるのかカリキュラムのようなものを作るのもいいだろう。また、学校全体で発表会を作る体制も大切であるという意見が出た。全校職員で劇発表を支えていく気持ちがないと仕事が増えることを嫌がったり、どのように劇指導をすればいいのか苦しんだりする先生が出てくる。誰のため、何のための劇発表なのか、教員間の理解を共通にし、お互いで支え合える環境づくりが会を継続させるために大切である。

3.新年たたきはじめ 和太鼓
実践:加藤陸雄先生

 新年一発目の太鼓は、和太鼓と大太鼓を使った掛け合いです。二人で向き合いながら息を合わせて、思いっきり叩きました。

【文責 瀧川 有子】

《次回予告》次回の実践研究会は、成城学園を飛び出して実践研ツアー!

3月23日(土)13:00~?です。ツアーとは、今年度の研修の総まとめとして、外で楽しんで勉強します。実践研究会の参加者同士の懇親も兼ねます。「オトナの社会科見学」と題しまして、銀座を勉強します。午後1時に日生劇場の前に集合です。そして、映画を観て銀ブラして、シチュエーションカフェ「ヴァンパイア」(ドラキュラが出てくる古い洋館風レストラン、ドッキリ多数)に行きます。さぁ、いったいどんなツアーになるか?それは来てのおたのしみ!

2013-02-09

加藤陸雄のニューヨークひとり旅【その4】


●8月12日 PM8:00  観劇5本目『オペラ座の怪人』

 いよいよ「ファントム・ジ・オペラ」(と、カタカナで書いてしまうところが悲しい)です。チケットを片手に劇場につくと、すでにすごい人だかり。現在のブロードウェイで人気(観客動員数)NO.1なんです。入場すると座席に案内してくれる係の人が魔女のような黒い服に身を包んだ白髪のおばあさん!怖かったです。本物なのかメイクなのかはわかりませんが、始まる前からもうドキドキです。

 さて内容ですが、私は「オペラ座~」を四季の舞台で見ています。シャンデリアが落下する装置やロウソクの群れの中を船が進む幻想的なシーンにびっくりしましたが、でもそれだけでした。ですから2004年に封切られた映画版を見て、やっとストーリーがわかったという程度でした。
 序盤、シャンデリアが落ちてきます!・・驚きません(笑)。中盤、クリスティーンが切々と歌い上げます・・映画よりうまいかな。ロウソクの舟・・日生劇場の舞台の方が広い感じだなあ。などと、冷静に一歩ひいて眺めておりました。「このまま終わるだろうな。まあ、いい舞台だったということで・・」と思っていたのです。ところが!あんなに号泣するハメになろうとは・・・・。

 クライマックスシーンです。地下場面で、ファントムがクリスティーンの恋人ラウルの首にロープをかけ、「お前が俺と一緒にこの地下で過すなら、恋人を解放してやる。もし俺から逃げ出すなら恋人も殺す。どちらかに決めろ!」と言うと、クリスはファントムに近づきキスをします。するとファントムはロープの手を緩め「早く行け。2人で逃げろ!」と、2人を逃がすのです。四季の舞台でも、映画でもこのシーン「恋人を助けるためにキスをするクリス」は、好きになれませんでした。若い男を選んだクリスとたかがキスで許す安っぽいファントム・・・。

 しかし、このブロードウェイの「オペラ座~」は違ったのです。クリスはファントムにキスをします。続けて2回したんです。そこにクリスの思いがこもっていました。クリスは本当にファントムを尊敬していた。感謝していた。そして愛していた。そういう思いがつまったキスでした。それが客席にひしひしと伝わってきました。ファントムに「行け!」と言われてもなかなか行こうとせず、それどころかファントムの胸に飛び込もうとするクリス。それをやめさせ、彼女を去らせたファントム。彼はクリスの初めのキスで驚き、次のキスで彼女をしっかりと抱きしめます。キスの後、彼女を去らせてから・・・なんと!彼は泣き笑いの表情を浮かべたんです。それが私の引き金を引きました。ちょっと待て!「オペラ座~」ってこんなに切ない話だったっけ!
 ファントムは心からクリスを愛していたんです。深く愛してしまったがゆえに、このままでは彼女が幸せになれないことがわかっているがゆえに、身を引いたんです。その愛の深さ。彼の悲しさや切なさが壮大なテーマソングのBGMとともに私の心を直撃しました。涙がドドドドー。


映画では表せない、舞台の役者ならではの演技力のすごさを実感しました。舞台の上の人物と客席がシンクロした瞬間でした。周りの人たちもみな泣いてました。カーテンコールはもちろんスタンディングオベーション。「ブラボー」と叫びながら拍手しながら、私はまた泣いてしまいました(苦笑)。

2013-02-06

定例会予告!【実践研究会】


《次回予告》次回の実践研究会は、通常バージョン事務局スペシャル!

2月9日(土)15:00〜17:00

新年2発目の内容は、 
1、木越憲輝さん(事務局次長)の実習「気づくと男女が手をつないでた!クラスですぐできるゲーム特集」
2、小宮民子さん(事務局長)の報告「公立小学校の挑戦、相沢っ子発表会パワーアップに向けて」
3、加藤陸雄さん(今更ながら我らの副会長)の実習「新年叩きはじめ!みんなで和太鼓実習!(前回できなかったため)」の3本です!!

 多忙は承知、立場もきつい。だからこそ教師自身が内から喜べるものを。最近教師という仕事を考えるときの自分の基準は、「楽しんでやっているか」です。もちろん仕事は楽しいことばかりじゃないけど、子どもたちに「楽しんで学んでほしい」「楽しんで生きてほしい」と願うなら、自分たちから楽しくなる活動を創りたい。運営委員一同一緒に楽しいことを考えることのできる仲間を募集中です。皆様のアンテナを刺激する内容でお待ちしています。ただいま定例会大沸騰中!
【文責 森公洋】

【実践研究会】1月 定例会報告


【日時】1月26日(土)15:00 ~
【会場】成城学園初等学校 社会科研究室
【参加者】澤田・加藤・野口・林・吉村


1、実践報告
「手話劇 『王様の宝物』の発表について」
発表者:澤田麻美子さん

<劇のあらすじ>
 ゴッド王国のカーベン王は、大の音楽好き。国を乗っ取ろうと企む隣国の王に、大切にしているCDデッキを盗まれたショックで声を失う。魔法使いと天使たちは、王を元気づけようと立ち上がる。天使たちの尽力もあり、カーベン王は、本当に大切な宝物が一緒に音楽を楽しんでくれる国民であることに気がつく。

〜発表者から〜
 十年前に立ち上げた手話クラブでの発表。部員は13名。学校のお昼休みに行った「校内発表会」での発表。先月発表した、野口さんに倣って「クラブ通信 エンジェル便り」を発行し、活動の様子や指導者としての考えを発信し、練習中はできる限り指導者が話す時間を減らした。どうしても棒読みになる子。本番になると固くなって力が発揮できない子の指導についてもアドバイス頂きたい。
 「手話クラブ」の発表として、劇をするかどうかは、いつも子どもたちが決めている。練習は五回だけ。後は自主練習に頼っている。誉めながら指導するよう心がけている。歌の時の立ち位置や動きの流れを掴ませるために、色つきのフォーメーションの指示台紙を使って練習した。手話クラブで演じる楽しさがわかり、翌年は演劇クラブに行ってしまう子もいるのは少し複雑。何よりも、発表を通じ、子どもたちが達成感、満足感を味わうことが出来て良かった。

<討議>
・舞台の必然性として手話を取り入れることがなかなか難しい。
・みんなが知っているストーリーのアレンジのような作品の方が、観客がついてくる。⇒ところが、演劇部がそのような形式で発表しているので真似はできない。⇒同じになっても、違うテイストでやればいい。
・観客の反応がいいので、コントをやってみても良いのでは。手話ならでのコントパターンを生み出していきたい。(例)①手話で悪口を言われている。相手は誉められていると勘違いをとている。 ②なぞ掛けのようなコント「おいしい丼といえば?  天丼、カツ丼、中華丼、ヨーイドン!  ガクッ!」とか。
・マイクを使って重要な台詞は届けられるように配慮しても良い。
・キーワードをみんなに一緒に手話でやってみてから、劇を始めても良い。観客参加も面白い。いちょう座の「エン、ケラ、プン」のような感情表現を観客に当てさせるパターンも面白い。「リーダーズ・シアター形式」を取り上げて手話の劇を構成していくのも面白いだろう。
・劇としての完成度を高めるためには、クライマックスをいかに盛り上げられるかが重要。クライマックスから逆算した練習計画を立てたい。この作品では、観客を巻き込んで劇中の「国民」に仕立てて盛り上げると面白い。
・どこの学校にも表現が硬い子、台詞が棒読みになる子などはいる。「劇をする」と構えてしまっているので「普通でいいんだよ」と、声をかけでほぐしたい。何をやっても大丈夫な雰囲気を大切に、劇に取り組ませていきたい。
【文責:林】

2013-01-28

加藤陸雄のニューヨークひとり旅【その3】


8月11日PM2:00 「STOMP」

今回の報告は劇ではありません。打楽器パフォーマンスの舞台を2本観てきました。「STOMP」・・このチームは日本にも何度か来ています。私は本当に大好きで、来日するたびに観ています。このポスターのように大きなゴミバケツのフタをたたき合ったり、デッキブラシで床を叩いたりこすったりして音とリズムを作るんです。身近な物を使って様々な音を作り、ノリのいいリズムに仕上げて舞台に上げてくるのが「STOMP」というチームです。その彼らの本拠地がこのニューヨークにある「オーフレイムシアター」なんです。「本場のストンプを観るぞ!」それが今回の旅のもう1つの楽しみでもありました。
 ワクワクしながら座席に座りました。彼らは言葉を発しません。リズムとパフォーマンスと表情で観客をグイグイ引っ張り、大いに笑わせてくれるんです。あの表情ととぼけたしぐさは日本人にはできないものだなあと思いました(日本人がやったらわざとらしくて見ていられないでしょう)。おなじみのデッキブラシに始まり、ボディーパーカッション、こん棒、ビニール管、ゴミバケツ、新聞紙、ライター、ドラムカンにキッチン流し台・・・それらが彼らの手にかかると見事な楽器に変身し、実に気持ちのいいリズムを生み出すのです。しかも以前見たそれらよりも数段バージョンアップされていました。観てよかった!最高の舞台でした。
 そしてもう1つ。今回のビッグサプライズは・・・上のポスターの女性、名前を宮本ヤコさんといい、STOMPメンバーの中で唯一の日本人なんですが、彼女と友だちになれたことでした。


8月12日PM8:00 「COBU」

 そして彼女が主催する太鼓チーム「COBU(鼓舞)」の舞台も観ることができました。さすがニューヨークの太鼓チームです。なんと和太鼓を演奏しながらタップダンスとヒップホップダンスが入ってくるのです。こんな演奏を見るのは初めてでした。始めは「おいおい・・・」と違和感があったのですが、曲が進むにつれて馴染んでしまいました(笑)。まさに「何でもアリ」「やったもの勝ち」というNYならではのパフォーマンスでした。
 若い女性だけの6人(すべて日本人)で、太鼓のたたき方は「TAO」(現在観客動員NO1の太鼓集団)に似ていました。舞台構成もよく計算されており、緩急の着いたプログラムで好感が持てました。
 ヤコさんとは次の「STOMP」の日本公演の時にまたお会いしましょうと約束して帰ってきました。え?どうやってヤコさんと友だちになれたかって?まあまあ・・いいじゃないですか、そんなこと(笑)