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2013-02-06

【実践研究会】1月 定例会報告


【日時】1月26日(土)15:00 ~
【会場】成城学園初等学校 社会科研究室
【参加者】澤田・加藤・野口・林・吉村


1、実践報告
「手話劇 『王様の宝物』の発表について」
発表者:澤田麻美子さん

<劇のあらすじ>
 ゴッド王国のカーベン王は、大の音楽好き。国を乗っ取ろうと企む隣国の王に、大切にしているCDデッキを盗まれたショックで声を失う。魔法使いと天使たちは、王を元気づけようと立ち上がる。天使たちの尽力もあり、カーベン王は、本当に大切な宝物が一緒に音楽を楽しんでくれる国民であることに気がつく。

〜発表者から〜
 十年前に立ち上げた手話クラブでの発表。部員は13名。学校のお昼休みに行った「校内発表会」での発表。先月発表した、野口さんに倣って「クラブ通信 エンジェル便り」を発行し、活動の様子や指導者としての考えを発信し、練習中はできる限り指導者が話す時間を減らした。どうしても棒読みになる子。本番になると固くなって力が発揮できない子の指導についてもアドバイス頂きたい。
 「手話クラブ」の発表として、劇をするかどうかは、いつも子どもたちが決めている。練習は五回だけ。後は自主練習に頼っている。誉めながら指導するよう心がけている。歌の時の立ち位置や動きの流れを掴ませるために、色つきのフォーメーションの指示台紙を使って練習した。手話クラブで演じる楽しさがわかり、翌年は演劇クラブに行ってしまう子もいるのは少し複雑。何よりも、発表を通じ、子どもたちが達成感、満足感を味わうことが出来て良かった。

<討議>
・舞台の必然性として手話を取り入れることがなかなか難しい。
・みんなが知っているストーリーのアレンジのような作品の方が、観客がついてくる。⇒ところが、演劇部がそのような形式で発表しているので真似はできない。⇒同じになっても、違うテイストでやればいい。
・観客の反応がいいので、コントをやってみても良いのでは。手話ならでのコントパターンを生み出していきたい。(例)①手話で悪口を言われている。相手は誉められていると勘違いをとている。 ②なぞ掛けのようなコント「おいしい丼といえば?  天丼、カツ丼、中華丼、ヨーイドン!  ガクッ!」とか。
・マイクを使って重要な台詞は届けられるように配慮しても良い。
・キーワードをみんなに一緒に手話でやってみてから、劇を始めても良い。観客参加も面白い。いちょう座の「エン、ケラ、プン」のような感情表現を観客に当てさせるパターンも面白い。「リーダーズ・シアター形式」を取り上げて手話の劇を構成していくのも面白いだろう。
・劇としての完成度を高めるためには、クライマックスをいかに盛り上げられるかが重要。クライマックスから逆算した練習計画を立てたい。この作品では、観客を巻き込んで劇中の「国民」に仕立てて盛り上げると面白い。
・どこの学校にも表現が硬い子、台詞が棒読みになる子などはいる。「劇をする」と構えてしまっているので「普通でいいんだよ」と、声をかけでほぐしたい。何をやっても大丈夫な雰囲気を大切に、劇に取り組ませていきたい。
【文責:林】

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