2013-06-04

【実践研究会】5月定例会報告


【日時】5月18日(土)15:00 ~
【会場】成城学園初等学校 講堂
【参加者】一幡・加藤・金平・木村・中村・野口・林・前田・蓑田・森・吉田

1.和太鼓実習 指導 加藤陸雄さん

 例会のオープニングは、加藤さんの指導による和太鼓実習です。初めて体験する人でも無理なく叩けるように簡単なリズムから練習します。

<アクセント連打> 4連打を繰り返します。1拍め~4拍めにアクセントをつけて叩きます。結構難しいですよ。

(下線数字を強く叩く)1234、1234、 1234、 1234・・・繰り返し


<三三七拍子の掛け合い> 舞台中央から左右三台ずつに分かれて「三三七拍子」の掛け合いをします。お馴染みのリズムなので、ビシッ!と決まりました。大人でも上手くいくと、こんなに嬉しい!  単純なリズムの掛け合いはきっと、子どもたちにとっても魅力のあるステップ(練習過程)になるでしょう。

<『ぶちあわせ太鼓』の簡略形>仕上げは三浦半島で叩かれている『豊漁ぶちあわせ太鼓』を簡略化したものを、ソロ太鼓と左右の太鼓の掛け合いで叩いていきます。見せ場は中央の大きな櫓太鼓で叩くソロです。櫓太鼓に跳ね返されないように力強く叩くには相当の力が必要です。

ソロ(櫓):スットン・スットンドドーンドンドン(×4)
      ドドーンドンドン(×4)
掛け合い 上手:ドーン ドーン 下手:ドンドンドンドン(×4)
     上手:ダガ 下手: ダガ(×4)
ソロ以外全体:小さく8連打、大きく8連打
       ドドーンドンドン(×4)    

みんなでソロを交代しながら、このバージョンを繰り返しました。気分は、もう一端の「太鼓叩き」です。本当に気持ちのいい時間でした。

2.「3分間劇場」講話、実習:蓑田正治さん

<講話「教室での劇活動について」>

 子どもたちが自ら「興味⇒熱中⇒達成感」のサイクルを回すことによって子どもたちの活動の質も高まっていき、その結果、子どもたちの積極的、主体的な姿勢も育っていく。今、社会から要請されているのは「異質な他者とのコミュニケーション力を持った人材」である。実は「異質の発想」こそが歓迎されるのが劇活動である。異質を含みこんだコミュニケーションの育成にふさわしい活動が劇活動なのである。学ぶ力(評価可能な見える力)を下支えする諸能力が「想像力・バランス感覚・優先順位決定力・問題発見力・意思決定力など」である。遊びの中で身につく力目に見えない力であり、まさしく劇活動によって育つ力である。(以上 要旨)

<実習『3分間劇場』>
「正義の味方 スーパーマン」
実は無能なスーパーマンのお話。失敗の繰り返しをテンポよく表現。

「雨やどり」
横暴な男が最後に追い払われる話。互いの位置取りが難しい。子どもの決定力に期待。

「変な彫刻展覧会」
人工知能が入った変幻自在の彫刻たち。子どもが色々考えそう。

「ゴキブリ」
強がる男の子より実は女の子が強かった。強弱逆転が鮮やかで演じやすい。

<討議から>保護者や同僚にもしっかりと意義を伝えたい。子どもたちによるシェアリングは、自分自身についての気づき、友だちへの発見など。文字として残っているので、保護者会や通信などにも活用できる。結局、最も説得力があるのは何よりも「クラスが変わる」こと。


3.1年生の劇活動カリキュラム作成に向けて  中村俊英さん

 週二回の担任が担当する「生活科」の年間カリキュラムを作りたい。様々な表現遊びを入れていきたい。その一例という形で、六月に行われる研究授業でも、その一端を紹介したい。授業では、魔法使いになって変身遊びを楽しんでみたい。フォーマットとなる活動シートを作って、学校、学年にも広げたい。

<討議から【カリキュラム編成に向けて】>
・先ず、劇的な表現活動を通じて「どの様な子どもを育てたいのか」を明らかにし、そこへ向かう活動計画を編成していく。
・子どもに身につけさせたいことのイメージを明確に持っていること。年間のゴールのイメージについても。
・「言語活動の充実」も念頭において。
・「生活科」についての学校カリキュラムとの整合性も確認したい。○川崎では、無理なく取り組めるように「安心・リラックス・コミュニケーション・クリエイティブ」いう段階を踏まえて指導している。

○入門期の表現活動の留意点は「一対全」の活動であること。「触れ合い遊び・まねっこ遊び」から無理なく入ること。コントロールできる約束事があること。フィジカル・シアター(身体の見立て)を楽しむ機会を多くすることなど。○研究授業の時の担任の「魔法使い」の演じ方は、それほど凝らずに。1コマ勝負の授業なのでフットワークは軽い方が良い。

【文責:林 久博】

〜次回予告〜
【日時】6月22日(土)15:00~17:00
【内容】○和太鼓実習 加藤さん
    ○実習&報告「朝会のお話を教員劇で!」金岡さん ほか

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