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2013-07-31

【脚本研究会】7月定例会 報告


【日 時】2013年7月12日(金)19:00~21:00
【会 場】成城学園初等学校 小会議室
【出席者】岩崎 久保 野口 森田 保坂

 人数が少なかったのが大変残念でした。
  
中学年向き「創作劇を創るためのサンプルとしての脚本」
作 野口 祐之

 「うんとこしょ どっこいしょ」  「わたしは だれでしょう」
 「ここは どこでしょう」     「なんで 泣いているの?」
 「こやぎの おるすばん」

(作者から)清明学園の「劇の時間」で子どもに短い創作劇を作らせています。その時に「こういう風に劇を創ってみて」という使えるサンプルとして書いてみました。

 〈内容〉
「うんとこしょ どっこいしょ」
→「大きなかぶ」みたいな劇を創ってみましょう。→釣りをしているおじいさんが、引きが強く、一人ではだめなので、応援を呼ぶ話
「わたしは だれでしょう」
→2,3人で言葉と体で表現し、「何を表現しているか」当てる活動
「ここは どこでしょう」 
→やはり、2,3人で言葉と体で表現し、「場所(地名)」を当てる活動
「なんで 泣いているの?」
→〇〇ちゃんが泣いている。その理由とどうしたら泣き止むか、考える。
「こやぎの おるすばん」
→「おおかみと七の匹こやぎ」を使って、おおみみがどんなことをして、戸を開けさせるか、考えさせる活動

〈話し合いから〉
「この脚本で何をやらせたいか」「こういう活動にどういう意味があるのか」から話し合いはスタートした。「むちゃくちゃでも一つの形になることに意義がある」「教師の支援は何をねらいとするか考えることが大切」「子どもたちが喜ぶ内容はどうあるべきか」等々根本的な「何の、誰のための脚本なのか」「脚本を通して子どもたちに何を伝えたい(または何を求めるのか)」等の話し合いができたことは、大変有意義だった。

参加者が少なかったので、岩崎先生の脚本講座は次回に延期としました。
【文責:保坂 弘之】

【次回予告】
9月脚本研究会:9月13日(金)
10月脚本研究会:10月11日(金)

いずれも 19:00~成城学園初等学校 小会議室

2013-07-24

【実践研究会】7月定例会報告


【日時】平成25年7月20日(土)15:00~
【会場】成城学園初等学校応接室
【参加者】加藤、金平、木村、森(公)、遠藤 (計5名)

「3人!?」という叫びと共に始まったこの日、後から来られた2人を合わせても5人という人数でしたが、現実を嘆いても仕方がない、ということで「来た人が楽しくなる定例会にしよう」と気持ちも新たに始まりました。

1:すきま時間で人間関係力アップ。森公洋の1・5・10分でできる時間別ゲーム特集!
発表者:森(公)さん

 来た人が楽しめる実践研。最初は森さんによる「テーマ別ゲーム集」。学級開きの時期、6/7月の関わりを深めたい時期・・・様々な時期に合わせてゲームを用意してみてはどうか、というご提案を頂きました。先生方の限られた状況でも出来やすいゲームを選びやすいというこの案は盛り上がり、「時間別」「場所別」「気分別」から「先生のタイプ別」といったものまで、様々なアイディアが生まれました。また興味深かったのは「ゲームによって人間関係が観察できる」という木村さんの発言でした。ペアを作らせてみたり、様々なパターンでグループを作らせてみたりすると・・・確かに見えてきますね。今後研究の余地があるテーマだと思います。

2:実践報告「成城学園初等部4年生の児童創作劇」
報告者:加藤陸雄さん

 2本目は成城の「劇の会」より、児童創作による劇の会での発表のご報告を頂きました。「Pirates of AZUSA」は脚本委員会の子たちが用意したプロットを元に、場面ごとに子どもたちが話し合ってその場で創っていったそうです。劇を見て、とにかく「子どもの表情がすばらしい」と感じました。お話としては脚本の盛り上がりかけたり、ご都合主義的な部分があるのかもしれませんが、子どもたちは観客に見せること、観客の反応を心の底から楽しんでいるいる表情をしていました。発表が終わって「これもありなんだな~」という加藤さん。演出として行ったことは、セリフが通るようにしたことだけだそうです。人に見せる時に、自分たちだけが楽しんでいるだけでは自己満足で終わってしまうが、楽しい上に人に見せることを意識できれば、それはすばらしいものになる、という例を見せて頂けました。子どもたちの「自分たちがつくった劇」という思いが画面を通じてひしひしと感じられる劇でした。

3:成城版『ダイハード』を観劇!そして、我らも映画作りへ

 3つ目は成城版『ダイハード』を観劇しました。退職される先生をB.ウィリスに見立て、成城の先生がそれぞれ協力してつくられたこの作品。40分という見応えのある時間であると同時に「自分もやりた~い!」と思うものでした。みんなで協力して一つの作品をつくる!こんなに素敵なことはありません。ご興味をおもちになられたかたはぜひ森(公)までご連絡を。お仲間募集しております。
【文責:遠藤】

【翠会】 7月定例会報告


【日 時】7月6日(土)15:00~17:00
【会 場】成城学園初等学校 応接室
【参加者】北島・木村・久保・長谷川・金岡

今回は2人の相談タイムとなりました。

【相談1 金岡】
 3月の謝恩会で、劇を上演したい。謝恩会は、毎年、6年生とその保護者が「お世話になった地域の方や先生方に感謝の気持ちを伝えよう」という主旨で行っている。例年は、合奏を披露しており、それは6年生を送る会でも在校生に見せている。
今のクラスは5年生の時に小学校生活最後の学芸会を経験しており、保護者も児童も劇を上演できないことを残念がっているという思いから、謝恩会でも上演できないかと考えた。しかし、謝恩会では時間が十分に確保できないことが難点である。また、今年度、劇を行うと、前年度や次年度以降との調和が取れなくなる可能性があることも懸念される。

【話し合いより】
合奏を最後にして、それまでの過程を劇にしたらどうか。
合奏をしようという意見に反対する人達がいてケンカになる。
   ↓
合奏に出たくない人達がいたずらをする。
   ↓
何か事件が起きて・・・
   ↓
合奏をみんなでやろうという気持ちになる。
   ↓
みんなで合奏をする。

・何年後かの未来
・自分達が大人になった時のことを想定して、卒業後の自分を表現する。

・人の一生
・赤ちゃんから杖をついた老人までをこども達に考えさせる。

・世界童話集を披露する。
・グループでいろいろな話を表現する。

・劇はいろいろある。・・・生活劇・時代劇・歌舞伎・宝塚など。

◎脚本の書き方
・起承転結を基本として書く。
・生活劇、民話を劇仕立てにするなど、劇といってもいろいろあるが、1つの場でおさまるようにする。

・4コママンガは、起承転結となっている物が多い。
脚本をつくる楽しさとは、架空の人物を動かしたり、いろいろな世界にいけたりすること。


【相談2 久保】
 3年生162人で、総合的な学習の時間に「まちのたからもの」について学習する。それを劇仕立てで表現したい。大山街道と二ケ領用水のどちらが古いか、また、町自慢として、いろいろな物に着目してみたい。どのようにストーリーを展開していったらよいか。

【話し合いより】
・普段、見過ごしている物で大切な物がある。それぞれの良いところを班ごとにプレゼンテーションしたらどうか。
・一番大切な物は、「人~優しさ~」
・物から人へ(人の大切さを伝える。)
・「あの町会長さんはが忘れられないなぁ」と、宝物が決まらない班が、おじさんに出会うのはどうか。

・伏線とは、気付かれてしまっては「予告」になってしまう。気になることがあって、あとから「あっ」と分かるように仕掛ける。


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脚本の書き方を丁寧に教えていただきました。また、脚本を書く楽しさを伺い、もっと、もっと、脚本を書く魅力を知りたいなぁとと思いました。充実した2時間でした。

次回の翠会・・・9月7日(土)・8日(日)合宿
【文責:金岡香恵】

2013-07-15

【実践研究会】 7月定例会予告


《次回予告》次回の実践研究会は、7月20日(土)15:00〜17:00です。内容は、なんと
夏休み前、参加者みなさんに刺激のプレゼント!頭と体をフルに動かす3立てです。

「すきま時間で人間関係力アップ。森公洋の1分・5分・10分でできる時間別ゲーム特集!」
「加藤陸雄さんの実践報告。成城学園初等部4年生の児童創作劇」
「成城版『ダイハード』を観劇!そして、我らも映画作りへ」

です。夏休みまで頑張った自分にご褒美。教師自身がリラックスできる内容です。必ずあなたの心のアンテナを刺激するはず!お待ちしています。
【文責:森 公洋】

【実践研究会】6月定例会報告


【期日】6月22日(土) 15:00~
【場所】成城学園初等学校 社会科室
【参加者】一幡・遠藤・加藤・金岡・金平・古賀・小宮・中村・林・古屋(10名)

1.教科に活かす劇活動「国語」の授業検討
発表者:林 久博先生
第3学年「ニシキヘビ」 出版:学校図書

 3年生28名に2時間、国語の授業を行う。1時間目は、絵本の動作化(「かおかおかおどんなかお」「なっとうさんがね」)やボディシアター(せんたくき)、鉛筆劇(「ゴキブリが部屋の隅から出てきて一言」など)を通して、ドラマの技法に触れる。2時間目に「ニシキヘビ」の読み取りを行う。ドラマの技法(※1)を導入することで、学習がより活発になることや、より深い「確かな読みの力」をつけていくことにつながることを期待したい。

【話し合い】
○「明るく強い気持ちで読むところ」「暗く弱い気持ちで読むところ」を見つけてラインを引く。
・「悲しい」は分かるが、「明るく楽しい」はよく分からない。
・「いたくてかなしくて」や「うじゃうじゃぬくぬく」を重点的に取り上げ、焦点をあてたほうがよい。その他をやっていると時間が足りなくなってしまうのではないか。

○「きのうぼうでたたかれて いたくてかなしくて かくれてじっとまるくなっていたとき」
→〈鉛筆劇〉を導入。「うわっ、ヘビだ」に対する言葉を一言で返す。
子ども役「気持ち悪い」「あっちいけ」「こっちにくるな」など
・「ぼう」をもってヘビをたたいてみてはどうか。ヘビはもっと暗くて悲しい気持ちなる。

〈ホットシーティング〉(※2)ヘビ役「ぼく、何にもしてないのに、ひどいよ」
・ヘビ役になってみると、みんなから言われる言葉が重たく感じる。いくら仲がよいからといっても、言葉には気を付けさせたい。例えば、「死ね」などのインパクトのある言葉。
・気持ちを考えさせるには、ヘビ役をもっとやらせた方がよい。ヘビ役の子の人数を増やしたり、班で1人にしたりしてみてはどうか。

○擬態語「うじゃうじゃぬくぬく」→「すこしきもちがおちついた」に結びつける。
〈ボディシアター〉(※3)
・グループでやるとすると、どのような形か。グループ毎に「うじゃうじゃぬくぬく」をやってみる。途中でとめて発表することでどのグループも体験でき他のグループの考えも聞ける。
・ウォーミングアップで「うじゃうじゃぬくぬく」のようなヘビのようにからまりあう表現をやっておくと気持ちをイメージしやすいのでは。「なっとうさんがね」でやったねばねばのようなもの。
・3年生は男女関係なくやれてよいと思う。
・「命の連続性」という3年生には難しいテーマ。ひとり立ちや巣立ちのような居心地のよいところから抜けて卵を産みたいという思いまで迫りたい。



※1ドラマの技法
鉛筆劇・・即興劇の一種。ある状況を設定し、その中で発話されるであろう「ひと言」を手に持った鉛筆を順番に受け渡していって、鉛筆を受け取った時に発話していく方法。
※2ホットシーティング・・物語の主人公や、登場人物になりきっている人にインタビューしていく技法。
※3ボディシアター・・身体で様々なものを見立てて表現する技法。





2 夏期大に向けて 第5分科会 朗読劇実習
提案者 中村 俊英先生

◇担当者の思い:「命」をテーマにしたもので朗読劇をやりたい。「葉っぱのフレディ」の朗読劇。
(流れ)2日目に原作の内容を読み込み、読み方の工夫を考える。3日目は構成・演出をし、発表会の本番に向けて練習する。

○朗読劇実習のねらいについて
・「ねらい」が「内容」になっている。内容そのものをのせるのではなく、朗読劇のねらい「参加すると、~を味わえる」や「朗読劇を通して~する」という形で入れたほうがよい。
○「命」をテーマにした詩をつくり、フレディの朗読劇に入れたい。
・参加者にとっては、詩を作るよりも、すでにある詩をどう朗読劇としてつくっていくのかを実習したほうがよいのではないか。
・やるのなら、予めにいくつか詩を用意しておいたほうがよい。
○朗読劇「葉っぱのフレディ~いのちの旅~」について
・クライマックスをどう説明するか。→主人公(フレディ)の価値観が変わるところ。
・クライマックスがどこに来るのか担当者で検討が必要。
・朗読劇というよりも、シュプレヒコールに近い。台本として適切か。
・参加者が持ち帰ったときに教室でやれるものかどうか。

【文責 古賀】