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2013-07-15

【実践研究会】6月定例会報告


【期日】6月22日(土) 15:00~
【場所】成城学園初等学校 社会科室
【参加者】一幡・遠藤・加藤・金岡・金平・古賀・小宮・中村・林・古屋(10名)

1.教科に活かす劇活動「国語」の授業検討
発表者:林 久博先生
第3学年「ニシキヘビ」 出版:学校図書

 3年生28名に2時間、国語の授業を行う。1時間目は、絵本の動作化(「かおかおかおどんなかお」「なっとうさんがね」)やボディシアター(せんたくき)、鉛筆劇(「ゴキブリが部屋の隅から出てきて一言」など)を通して、ドラマの技法に触れる。2時間目に「ニシキヘビ」の読み取りを行う。ドラマの技法(※1)を導入することで、学習がより活発になることや、より深い「確かな読みの力」をつけていくことにつながることを期待したい。

【話し合い】
○「明るく強い気持ちで読むところ」「暗く弱い気持ちで読むところ」を見つけてラインを引く。
・「悲しい」は分かるが、「明るく楽しい」はよく分からない。
・「いたくてかなしくて」や「うじゃうじゃぬくぬく」を重点的に取り上げ、焦点をあてたほうがよい。その他をやっていると時間が足りなくなってしまうのではないか。

○「きのうぼうでたたかれて いたくてかなしくて かくれてじっとまるくなっていたとき」
→〈鉛筆劇〉を導入。「うわっ、ヘビだ」に対する言葉を一言で返す。
子ども役「気持ち悪い」「あっちいけ」「こっちにくるな」など
・「ぼう」をもってヘビをたたいてみてはどうか。ヘビはもっと暗くて悲しい気持ちなる。

〈ホットシーティング〉(※2)ヘビ役「ぼく、何にもしてないのに、ひどいよ」
・ヘビ役になってみると、みんなから言われる言葉が重たく感じる。いくら仲がよいからといっても、言葉には気を付けさせたい。例えば、「死ね」などのインパクトのある言葉。
・気持ちを考えさせるには、ヘビ役をもっとやらせた方がよい。ヘビ役の子の人数を増やしたり、班で1人にしたりしてみてはどうか。

○擬態語「うじゃうじゃぬくぬく」→「すこしきもちがおちついた」に結びつける。
〈ボディシアター〉(※3)
・グループでやるとすると、どのような形か。グループ毎に「うじゃうじゃぬくぬく」をやってみる。途中でとめて発表することでどのグループも体験でき他のグループの考えも聞ける。
・ウォーミングアップで「うじゃうじゃぬくぬく」のようなヘビのようにからまりあう表現をやっておくと気持ちをイメージしやすいのでは。「なっとうさんがね」でやったねばねばのようなもの。
・3年生は男女関係なくやれてよいと思う。
・「命の連続性」という3年生には難しいテーマ。ひとり立ちや巣立ちのような居心地のよいところから抜けて卵を産みたいという思いまで迫りたい。



※1ドラマの技法
鉛筆劇・・即興劇の一種。ある状況を設定し、その中で発話されるであろう「ひと言」を手に持った鉛筆を順番に受け渡していって、鉛筆を受け取った時に発話していく方法。
※2ホットシーティング・・物語の主人公や、登場人物になりきっている人にインタビューしていく技法。
※3ボディシアター・・身体で様々なものを見立てて表現する技法。





2 夏期大に向けて 第5分科会 朗読劇実習
提案者 中村 俊英先生

◇担当者の思い:「命」をテーマにしたもので朗読劇をやりたい。「葉っぱのフレディ」の朗読劇。
(流れ)2日目に原作の内容を読み込み、読み方の工夫を考える。3日目は構成・演出をし、発表会の本番に向けて練習する。

○朗読劇実習のねらいについて
・「ねらい」が「内容」になっている。内容そのものをのせるのではなく、朗読劇のねらい「参加すると、~を味わえる」や「朗読劇を通して~する」という形で入れたほうがよい。
○「命」をテーマにした詩をつくり、フレディの朗読劇に入れたい。
・参加者にとっては、詩を作るよりも、すでにある詩をどう朗読劇としてつくっていくのかを実習したほうがよいのではないか。
・やるのなら、予めにいくつか詩を用意しておいたほうがよい。
○朗読劇「葉っぱのフレディ~いのちの旅~」について
・クライマックスをどう説明するか。→主人公(フレディ)の価値観が変わるところ。
・クライマックスがどこに来るのか担当者で検討が必要。
・朗読劇というよりも、シュプレヒコールに近い。台本として適切か。
・参加者が持ち帰ったときに教室でやれるものかどうか。

【文責 古賀】

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