2013-09-02

第61回夏期大報告【第4分科会】「人形を使った劇活動」


 今回の夏期大で記念すべき10回目を迎える「人形を使った劇活動」。10回目となる今回は体長90CM程の大きな人形を作りました。まるで本物のような腕や足に、リピーターの方も驚いていました。

1日目〜人形作り〜

 人形劇の主演を飾る人形を1人1体ずつ作りました。まずは足と腕の製作から始めます。これがなかなかの苦労。ウレタンは柔らかく扱いやすい素材ですが、それを丸めてホットボンドで貼り付けるとなると1人ではできません。初めて出会い自己紹介を数分前に行なったばかりの間柄でしたがみんなで協力し合い貼っていきました。どうしても個人作業になりやすい制作の時間ですが、こうやって協力し合う時間があるとみんなの気持ちがぐっと近づきます。足と腕が完成したころにはもうお昼の時間でした。お昼ご飯もそこそこに仕上がった足と腕を体となる4Lペットボトルに結びつけていきました。首のない体が出来上がれば楽しみにしていた洋服選びの時間。自分の好きな柄の洋服を選び、顔を作る前に少しずつイメージが固まってくる様子が窺えました。

2日目〜顔づくり、実習〜

 1日目に作っておいた顔の土台にフェルトや毛糸を貼り付けて顔の表情を作りました。岡先生からのアドバイスをもとに表情豊かな顔を1人1人が作り上げていきました。出来上がってみると全部が本物の人のよう。今にも動き出しそうでした。
 午後からはいよいよ実習です。まずは腹話術の発声練習からしました。ミッキーの声を意識しながら裏声を出すともうひとりの人格が出来上がります。聞こえづらい時もありましたがそんなときは自分が人形の言葉を聞き返す振りをして繰り返せば、内容をきちんと相手に伝えることができます。恥ずかしさもあるのでなかなかうまくできませんが、岡先生曰く「恥ずかしさを捨てて、とにかく何回もやること」が成功の鍵だそうです。

3日目〜上演に向けての練習〜

 使用した台本は岡先生が書かれた「どんぐりひろばはおおさわぎ」。原作は動物の登場するお話でしたが、人間が登場するものにアレンジをし上演練習を行いました。人形の目線や動きを岡先生に指導され、またビデオにとってお互いにアドバイスをしあい完成させました。



〜参加者の感想〜

・自分が実際に作ることで「伝えたい」意欲が増した。子どもたちにも伝えたいと思わせる工夫をすることが大切だということを改めて感じた。
・1人でこの人形を作るとなるとなかなか難しいが、みんなと一緒だとやる気が出た。ほかの人の工夫を知ることができて良かった。
・2学期からの学級経営にぜひ役立てていきたい。子どもの心を一つにする手段を身につけることができたように思う。
【文責 古屋有子】

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