2014-04-22

【脚本研究会・翠会】4月定例会報告

【日時】4月12日 15時~
【場所】成城学園初等学校 応接室
【参加者】岩崎、長谷川、北島、木村、川窪、土井、木越、山本茂、岡、金岡、保坂、池田、芦澤、小宮、栗原、金平(純)

川窪章資作「つきよのばんに」
(脚色)「証城寺の狸囃子」より

1年生用の脚本
・たぬきたちは、見た目もたぬきなのか?
⇒見た目は普通のタヌキという設定。「毛むくじゃらの化け物だ」というセリフは夜で見づらいから。
・脚色する時はどこを視点にしたか?
⇒小坊主とたぬきのやりあいをぶたいにしたかった。
・舞台の配置は?
⇒舞台後方に雛壇を作りそこにたぬきたちがいる。自分の番になったら、立ち上がり、動き始める。終わったら後ろ向きに回転しながら座る。
→もう少したぬきたちが活躍できるといいなと思う。大人数を生かしたい。
・おしょうさまの「どれ、ひさしぶりにやっちゃおうかな」というセリフがあるということは以前やったことがあるということ?⇒原作の未来の話にしようと考えた。
・化けタヌキでなかったら、むしろ楽しそうって思って入っていくのでは?
・「違う違うこうだよ」とか言ってるところにたぬきが出てきて教えることも可能かも。
・やりあってる感じにはならない。お互いに真似し合うなどの必要がある。たぬきと小ぼうずたちの関わり、やり合いがほしい。
・低学年には言葉が長すぎる。また、言葉が難しいものが多い。もっと簡単な話で真似っこ遊び的にまとめたい。狸にしゃべらせてもよいのではないか。
・怖いというところから、次第にタヌキの踊る楽しさに引き込まれていくという流れにしてはどうか?
・後半にボディーパーカッションを入れてリズム遊びで交流するという流れもおもしろい。
・怖いところを出してみたい、和尚さんも出したい・・・など全部いれたらまとまらない。タヌキが中心か小坊主が中心か?
・小坊主が先に話を知っているという設定も面白いかもしれない。
・低学年なので、出来るだけ単純にしたい。
・既成の曲でなくて、楽しい歌を作っても良い。

山本茂男作6年生用脚本「走れメロス」
(脚色)朗読劇

原作はメロスを視点に書かれているが、待つ方の身セリヌンティウスの視点で脚色した。
朗読劇として脚色した。

・すっきりして分かりやすくなった。
・セリヌンティウスに視点を当てたのは面白い。
・セリヌンティウスが疑ったというのがはっきりと分からない。
・疑った瞬間の心の揺らめきを見せたい。
・最後のメロスはコロスの中から出てきた方が面白い。
・国王の悪どさを表現するときに、セルヌンティウスに見せてしまっている。影でやった方が良いのでは?⇒ここは見せた方がよい。
・王のセリフがコロスのセリフと似ている。
・王は説明しないかまたはしばらくコロスのセリフをなくして二人のやり取りをはっきりとさせるとよい。
・コロスのセリフが多い。メロスとセルヌンティウス以外は、役として位置付けてもいいのでは?
⇒朗読劇であまり役を増やしすぎるとごちゃごちゃしてしまう。朗読劇でなければ増やしてもいいと思う。そのことは、演出ノートに書いておくとよいかも。


芦澤明美作「ちいさなくつやさん」
(脚色)「こびとと靴屋」より

・原作ではおじいさんとおばあさんがお礼にいい服をあげて、あげたら小人たちは靴屋なんてやってられるかと言って出て行ってしまう。それは、どうかと思い、最後は変えた。
・なぜ貧乏なのか?おじいさんの腕はよかったけど、デザインが古臭くて売れなかったのか、一日一足しか作らなかったから儲からなかったのか。小人たちがいなくなってもやっていけるような説明が欲しい。
・おじいさんとおばあさんは小人たちが靴を作ってくれて嬉しいか?
・原作はとっても働き者の靴屋さんだが、せっせと働いているのにどんどん貧乏になっていく。
脚色するとき、どういう物語にしようとしているのか?
・だんだん幸せになるのか?どういう形が一番幸せなのか?そこを考えていくと誰がどうすれば解決して行くのかが出てくる。出来事を並べただけでは難しい。
・貧乏神を追い出す話かと思った。見られただけで逃げていくのでは厳しい。
・脚色は単に原作をなぞるだけではだめ。売りにできるようなことを考える。→その周りを固めていく。の順でやっていかないとなかなかうまく行かない。

栗原さん上演の記録(ビデオによる)

昨年の夏期大で書いた作品を翠会にかけ、さらに学校でも上演した。サッカーのシーンの演出が難しかった。5年生の作品。

・試合の途中で青と赤が入り乱れることはさせなかった。練習の時にやってみたがぐちゃぐちゃになってしまった。
・代わりに効果的な動きとして、スローモーション、静止画、連続静止画を使った。
・PKのところはストップモーションを使って、蹴った後止まってから倒れるなどあると際立つ。
・柳田君をもう少しクローズアップできるとよい。
・試合の中で柳田君が囲まれるところは、実際にやって見た方が良い。
・地団駄がやり過ぎ。1回くらいが適当。
・柳田君はどういうきっかけで変わっていったのか?
⇒弱いチームに入ってその中でチームプレーの大切さに気づいていく。
・常に同じ人数の赤と青が舞台上にいるので優劣が分かりにくい。袖には蹴られるなら舞台上の人数を変えることによって優劣が分かりやすくなるのではないか。

※今回は、合同ということもあって、非常に多くの参加者が集まって活気があってよかったです。脚本、実践ビデオなど4本の提案もあり、盛りだくさんでした。脚本、翠が分かれても多くの会員に参加してもらいたいです。
【文責:池田】

<今後の予定>
脚本研究会・・・5月9日(金) 、6月13日(金)19:00~
翠会・・・5月10日(土)、6月7日(土)15:00~

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