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2014-06-03

【脚本研究会】5月定例会報告

【日 時】5月9日(金)19:00〜21:00
【会 場】成城学園初等学校 小会議室
【出席者】木村 久保 野口 森田勝 百合岡 保坂

今回は、3作品の合評をしました。人数は少なかったのですが、充実した会でした。

1年生用脚本「いいものもらった」
 ‐森山 京「いいものもらった」より‐

作:百合岡 依子


(あらすじ)森の中、たぬきの兄弟たちが遊んでいると、おばあちゃんがふろしきにおみやげを持ってやってきた。たぬきたちにおみやげを一つずつ渡すが、タンゴとポンタの分が足りない。そこで、二匹は「それをちょうだい。」と言って、ふろしきをもらう。ふろしきで遊ぶ(見立て)二匹。のねずみさんや、うさぎさんと楽しく遊ぶ。最後にでてきたのが、きのこたち。きのこをふろしきにいっぱいつつんで、おみやげに。おばあちゃんを送っていく時、雨が降ってきたけれど、ふろしきを広げれば安心。「いいものもらったね。」

【提出者から】 上演済み。小峰書店脚本集にと考えている。

【話し合いから】
・よくできている。
・とても楽しい、ほんわかとした雰囲気の作品。
・「いいものもらった」の歌があるといい。


6年生用脚本「卒業製作」
作:野口 祐之

(あらすじ)卒業製作の花壇作りの現場。冬眠のかえるが出てきて騒ぐが浩介が逃がしてやる。3時のチャイムが鳴ると、5人の製作委員(太一、純太、麻衣、あや、浩介)以外は帰ってしまう。卒業制作の提案者だが、受験を控え身に入らない太一と立場上協力している純太。麻衣の提案20分だけ作業する。踊りが出る麻衣、物知りな浩介、土いじりが好きなあや。思い出話から浩介が石を集めて壁面に飾る事を提案。麻衣のダンスでの悩みなどを話していると、時間に。太一が卒業制作の中止を提案する。その時、4年生の子が来て、上級生に対しての憧れを話す。そして。わたるが浩介の妹(ゆかり)の退院のお祝いを言う。初めて病気の事を知る一同。妹の入学を祝う為、作業再開を決意する一同。

【提出者から】 小峰書店の脚本集用。作品の構成がうまくいっていない。岩﨑先生からは厳しいコメントをいただいている。

【話し合いから】
・「テーマ」がはっきりしていない。セリフのやり取りだけになってしまっている。
・登場人物の思いを生かせたらよい。
・例えば、途中で壊れるとか、出来上がった所を幕開きにするなど、工夫の余地がある。
・そもそも卒業制作を今は、やらない。そこで、敢えて「ぼくたちの卒業制作」として、何故作ろうと思ったのか、からだとドラマになるのでは?


1年生用脚本 「さようならこいのぼり」
作:木村たかし

(あらすじ)舞台は公園。こいのぼりが何本もぶらさがっている。Aチーム出てきて「こいのぼり」(屋根より高いこいのぼり…)歌う。そこにBチーム登場「鯉のぼり」(甍の波と 雲の波…)歌う。それぞれの歌の自慢合戦をする。「決闘だ」と言った時、Cチーム出てきて応援の歌「背くらべ」(柱の傷は  おととしの…)歌いだす。決闘気分では無くなったけど、AとBが組んでCとにらみ合う。大きな雷が鳴って、こいのぼりの声が聞こえてくる。こいのぼりも一緒に遊びだす。最後は、はずしたこいのぼりと一緒に遊ぶ。雷。こいのぼりは、空に行く。3曲歌って幕。

【提出者から】 小峰書店の脚本集用。作品プロットを思いついたら、一気に書けた。端午の節句をモチーフにした童謡を生かし、遊びが一杯の楽しい舞台を描きたかった。

【話し合いから】 
・ストーリーに勢いがある。
・とにかく楽しい。
・1年生には良い作品。
【文責:保坂 弘之】

<次回予告>
6月13日(金)
7月11日(金) いずれも19時より成城学園初等学校 小会議室です。

2014-06-02

【実践研究会】5月定例会報告

【会 場】成城学園初等学校 社会科室
【期 日】平成26年5月31日
【参加者】一幡、今井、林、森(公)、遠藤

 5月の末、運動会や行事、夏の行事の下見等お忙しい最中、5名の参加者での実践研究会となりました。林さんは岩井海岸の下見から直接来てくださったそうで、手にはクーラーボックスが。みなさまおつかれのところ、ご参加ありがとうございます。人数の多少よりも中身の濃さで、来た人が学びを深める実践研。今回も充実の活動内容でした。

、ゲーム実習:『ゲームの効用2 学級開きに適するゲーム 適さないゲーム』
  森公洋さん

ゲームをより一層理論的に
まずは森さんのゲーム実習から。学級開きは新しい関係を築いていく第一歩の大切な時。この時にゲームで子どものハートをがっちり掴みたい、そんな時にぴったりのゲームの実習を行いました。

「落ちた落ちた」:表現ゲームでやったことがある方も多いと思います。T:「落ちた落ちた」C:「な〜にがおちた」の掛け合いで落ちたものに対する表現を行うゲーム。「雷」「げんこつ」に始まり「コンタクトレンズ」や「お金」果ては「隕石」まで!落ちたものによって表現が異なったり、数人で劇仕立てになったり、奥の深さを感じるゲームになりました。
「なにやってんの?」:こちらも定番の表現ゲーム。中央で動作をしている人に「なにやってんの?」と話しかけると、真ん中の人が今と違う動作で「○○やっているの!」と答えます。一人から二人、三人と増えて行くと、自然と劇仕立てになっていき・・・やるメンバーが変わると表現も変わる、関わり方も変わる、何度やってもおもしろいゲームです。

 森さんは理論面もこだわりをもって構築してきてくださいました。「1時間ゲーム表」を作成し、ゲームをレベル(劇○年生)によって適するものを選ぶ必要性や、相互の人間関係の深さによって適するものを選ぶことを、図にして表してくださいました。また「森流ゲームナイン」という1コマ分のゲーム選択案を用意。だれにでも効果的にできる教室ゲームの案をたくさんいただきました。


2、実践報告:『特別支援学校での自立活動をテーマにしたゲーム』
  一幡利一さん

話し合い、盛り上がりました。
2本目は実践報告、川崎の特別支援学校の中学校3年生で実践していただいた「イス座りゲーム」を報告していただきました。支援を多く必要とする生徒たちが、全員が参加でき、他者を意識して活動できる学習内容として行われたゲーム。単元計画では「音楽が流れたらイスから立つ」に始まって音楽に合わせて立ったり座ったり、障害物を越えたり、といったステップが細かく設定されていました。様々な障がいをもつ児童生徒に対して、個々の課題に応じた支援がされており、生徒一人一人の成長がみられる活動となっていたように思えます。

 話し合いも大変盛り上がりました。普段なかなかわからない特別支援学校の様子をうかがえただけでも非常に意義がありました。特別支援学校で、支援を要する児童生徒が、自立を目指して学んでいる様子や、それが適うように支援する教育活動の工夫をたくさん学びました。その中で「ゲーム」と「ゲーム的活動」の違いについて気付かされたり、支援を要する人が、障がいを改善・克服しなければならないのではなく、様々な課題を持つ人が広く受け入れられる社会になっていかなければならない、という話まで広がっていきました。

普段なかなか話せないようなテーマにまで広がって話せる実践研究会。こんな場面でも発揮です!

<次回予告>
6月21日 15:00〜 会場:成城学園初等学校 社会科教室


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