トップページ

2015-04-22

【脚本研究会】3月定例会報告

【期 日】 3月13日(金)19:00〜
【会 場】成城学園初等学校 小会議室
【参加者】 木村 蓑田 森田勝 百合岡 保坂

 今回も参加者が5名。久しぶりに蓑田さんの参加がうれしかったです。少ないけれど、先輩方から貴重なご意見を伺えるので濃密な会ではありますが、出席者がもっと多ければより盛り上がると思います。参加をお待ちしています。

舞台上演用脚本 「今また、青い鳥を求めて」
脚色・構成:森田 勝也
 
 元々は、3月29日にスペース・ゼロで本業の役者たちによる上演の為の脚本。観客対象は、子どもから大人まで。1時間を超える作品でした。最初に脚本を読む時も(通常は作者が読みます)みんなで交代しながら読みました。
 「被災地を忘れない」という大テーマの下、ストーリーは、現代版「青い鳥」でチルチルとミチルの兄妹が「青い鳥」を探しに行く。「記憶の森」「幸せの森」「新しい森」「未来に生まれる人たち」の4つの場を訪ねるもの。森田さんからは、「3月29日の舞台は、この脚本そのままではない。題名と設定ぐらいだけ同じ」という話でした。


 (話し合いから)(ベテランの方が多かったのでそのままの語りで)
・理屈っぽいなあ。幸せを考えるだけでよい。
・「レーゼドラマ」⇒読んで楽しむ脚本でいいんじゃない?
・「心の眼」などのキーワードがたくさんある。理屈をしっかりしたい。
・上辺はよいのだが、実は…という外と内の対比なども入れるとよい
 
 等々話し合いも盛り上がりました。

※3月29日の上演も観に行ってきました。脚本を見ながら観劇するのが目的でなく、純粋に劇を楽しみました。プロの方々の上演で、ポータートーンと少しのパーカッションが入り、舞台を厚くしていました。おもしろかったです。

2年生用上演用脚本 「みんなで 歌えば」
作:百合岡 依子

 既に上演済み。音楽を題材にした作品を作りたかった。「自分が、自分が」という子どもたち。一緒にやることで新しい発見があったらという思いで書いた。
 動物の森の広場でうさぎ、たぬき、ねずみが広場の取り合いっこをしている。動物の森なかよし音楽会」のお知らせをすずめが持ってくる。地元代表は1組だけ。それぞれうさぎは「歌」、たぬきは「ボディーパーカッション」、ねずみは「ラップ」の練習。うさこは、それぞれの動物たちをほめるが、他の動物たちはけんかばかり。そして失格宣言。お互いにそちらが原因と再び言い争い。「もうやめて!」といううさこ。実はもうすぐ引っ越してしまうことが判る。「みんなで一緒にやれないかな?」最後は、3つの出し物を同時にやることで盛り上がる。そして「出演決定」の通知。


 (話し合いから)(百合岡さんはもうベテランという前提での話し合い)
・よく、構成されている。
・ただ、ありふれたストーリーだな。
・引っ越すうさこの「ソロ」⇒みんなで「ボディーパーカッション」⇒「ラップ」⇒「歌」と盛り上げることでも変わる。
・仲の良いもの同士のけんか。出たがりが引っ込むことで解決など、ちょっと違う視点もほしい。
・「お!」という展開を期待します。

等、こちらも大いに盛り上がりました。
【文責:保坂 弘之】

2015-04-18

【実践研究会】4月 定例会報告

【日 時】:平成27年4月11日(土)15:00~17:00
【会 場】:成城学園初等学校 講堂、社会科室
【参加者】:帰山、金岡、木越、澤田、杉原、塚田、林 (7名)

1.御陣乗太鼓  林久博先生

 今回は、NHK朝の連続ドラマ「まれ」の舞台となっている能登の伝統太鼓を叩きました。3人組で回転してポーズを決める格好いい太鼓でした。能登では、鬼の仮面をかぶり、わかめを頭にかぶって叩くとのこと。攻めてくる上杉軍勢を怯えさせ追い払ってしまうというイメージで叩きました。

       
    最後は3人で1つの太鼓を              「やあー!」            ポーズの重心

前のリズム
ドンカカ ドンカカ ×2  ドドドン カカカ×2  ドドドン ドン カカ  ドン ト ドン ト ドンドン
中のリズム(今回は略)
後のリズム

8連打+ドント ドント ドンドン×2   3人で三角形になる。
8連打 ドント ドント ドンドン →回転して次の人 ×3人 ×3周

 3人組で自分の順番をただ待っているのではなく、交代は回転したりポーズをしたりと、見栄えを意識しながら叩きました。わかめ頭の鬼仮面のイメージというのが、面白いですね。


2.詩 「からだ」を潜らせて読む
~productive表現から process表現へ~
林久博先生

くどうなおこ のはらうたより 「おれはかまきり」かまきりりゅうじを使って、まずはAとBに分かれて、相談タイムを取りました。そして立体詩の発表です。

       
Aチーム(木越・帰山・杉原)は、部分を分担して決めていきました。「光ってるぜ」は3人でポーズ。
     
Bチーム(澤田・塚田・金岡)は、リーダーりゅうじ(塚田)をおだてるお付き役に分かれて、途中途中で「ヒューヒュー!」「ガシガシ」などのオノマトペを入れました。

 このように、相談をして考えてから体をくぐらせる「読み方の工夫」をし、豊かな表現を見るという指導は20数年前からありました。相談しながら詩の立体朗読(動作化を交えた集団音読、分担朗読、群読)をする「Productive表現」で詩を読むと、解釈した内容に従って身体をコントロールしていきます。意識は【頭→からだ】の一方向で結果としての表現となります。

 それに対して見えないものが見えてくる何も使わない「見えない大縄」や「見えないキャッチボール」のような即興的に反応しながら場を作っていく、児童が「感じたり作ったり」しながらその場その時に体を介在させて状況を作るという手法は「Process表現」と類されます。意識は、からだを動かしている過程で自然に引き出され、からだで架空の世界を感じ振る舞います。

 それでは、かまきりりゅうじの「おれはかまきり」をProcess表現で読んでみましょう!ということで、状況設定だけして動きながら感じ、動きながらつくっていく活動をしました。事前に解釈せず、「あなたは、かまきりりゅうじになって登場しましょう。」「あなたたちは、りゅうじくんファンクラブの方々です。今から大好きなりゅうじくんのコンサートです。」と言われ、オーディエンスも即興でかまきりりゅうじを迎えます。一言一言りゅうじが話すたびに、オーディエンスが「キャー!!」と黄色い声で反応していくと、りゅうじの高揚する雰囲気が益々高まっていきます。

 このように動きながら感じ、動きながらつくる活動は今話題の「アクティブ・ラーニング」にも通じる学び方であり、「パフォーマティブ・ラーニング」と呼ぶこともできます。多様な表現を生み、理解の結果としてからだをコントロールするのではなく、理解と表現の相互循環が生じていくというわけです。インプットとアウトプットを近づけ、その同時性の中に豊かな学びのヒントがあるのではないでしょうか。

 林先生が共同研究をしていらっしゃる東京学芸大学の渡辺貴裕先生の学説に基づいた実習でした。


 導入教材として国語の教科書に載っている「ねぎぼうずのがくたい」(学校図書版2年上)の指導に早速このProcess表現を取り入れてみたい、という話題になりました。楽隊のリズムパーカッションゲームをして、楽隊のイメージをつかんでから導入してはどうか、と盛り上がりました。

次回予告
5月23日(土) 15:00〜
和太鼓実習 加藤陸雄さん
実践報告  岡信行さん  「ソックパペットを使った表現活動の実践」
      野口祐之さん 「演劇クラブの創作劇『お花見の忘れ物』子どもが自然な姿で演技する!」

 今年も実践研は、「楽しさは自分たちの手で創り上げる!」をモットーに研究をしていきます。みんなで語り合いましょう!
【文責:澤田麻美子】

2015-04-06

【実践研究会】3月ツアー報告in下町(亀戸~押上~清澄白河)

【日時】3月22日(日)
【参加者】一幡、加藤(陸)、金岡、古賀、澤田、林

 快晴の中、午前11時に亀戸駅集合!一幡、加藤、金岡、古賀、林の5名でスタート。
みんなで何皿・・・
亀戸餃子
最初のポイントは、亀戸餃子。開店11時に合わせて店内に入ると、わずか10分で満席。おいしい餃子を堪能しました。最高のスタートです。
634mはカメラに収めるのも大変

スカイツリー到着は13時過ぎ。展望台デッキは、混んでいるため16時以降とのことだったのでスカイツリー併設の施設よりエレベーターで31階までいきました。
31階からの景色もとてもよかったです。
東京スカイツリーの1階では、東京の様子を一望できる大パノラマの展示がありました。東京の名所を探すのが面白かったです。まるで、京都の「洛中洛外図屏風」のようでした。その後、スカイツリータウン内を楽しみました。昨年のツアーの合羽橋の食品サンプルの体験企画の催しもやっていました。ツアーのつながりを感じました。

清澄白河庭園にて
清澄庭園は、全国から集められた「石」が有名だそうです。その中に青石と赤石があり、赤石は佐渡より運ばれたもので、現在では採れない貴重な石です。石を囲んで記念写真を撮りました。


今回のツアーでは「江戸の今と昔」を満喫することができ、有意義なツアーとなりました。家に着くと万歩計は17000歩を超えていました。たくさん歩いた一日でした。

【文責:一幡 利一】