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2015-06-19

【翠会】6月定例会報告

期 日:2015年6月6日(土)15:00
会 場:成城学園初等学校 応接室
参加者:木村・長谷川・土井・久保・金岡・中村(照)・中村(俊)・二見 (8名)

○朗読劇「ミニシアター イソップ2015」
(劇団上演作品)脚色・構成:二見 恵理子

★作者より…学生サークル劇団創立45周年記念公演のため、OBによるミニシアター。3本構成で、熟年OB・若手OB・当日のみ参加のOBが出演可能な台本に。
(偕成社「イソップ童話(3年生)」・のら書店「イソップのおはなし」より)

☆参加者より
・1本だけ教訓めいて終わっているのが異質。原文にとらわれず作品全体として統一感を。
・擬音など入れると、状況がわかりやすくなって面白くなるのでは。
・ナレーターを2人使う場合は、役割を明確にしたほうがよい。

○「はたらく じどうしゃ コンクール」
(低学年用)作:中村 照子

★作者より…以前に夏期大の分科会で書いた作品。教科書の説明文の脚本化。(光村図書「じどう車くらべ」より)

☆参加者より
・1番を決めず、順番に飾るという結末が良い。
・暗転はないほうがよいので、最初からコンクールの幕を出してはどうか。
・調べ学習につながっているので、車の種類は原文に拘らず自由でよいのではないか。
・パネルをつなげて一台の車を表現する場面が面白いので、全部の車でやってはどうか。

○物語「注文の多い料理店」を教材に、朗読劇を作ろう
(夏期大用)提案:中村 俊英

★作者より…夏期大(朗読劇分科会)2日目の活動として、原文から構成台本を作れるようになるための実習を考えている。(東京書籍「国語 5年」より)

☆参加者より
・宮沢賢治は言葉が難しい、想像の世界なので表現しにくいかも。
・賢治は研究されつくしているので、原作の解釈を確認しておいたほうがよい。
・全文は長すぎるので、あらかじめ表現しやすい部分を切り取って提示したほうがよいのでは。どの場面を切り取るか、教材を上手く使う方法として、その観点も伝える。
・分割しておいて、全体を読んでから「この部分をやります」と指定したほうがよい。
・岡田陽先生の台本も参考資料として最後に参加者に渡してはどうか。

♪6月は8名もの参加者があり、様々な意見を聞かせていただくことができました。
 5部しか印刷していかず、木村先生にはお手数をおかけしました。翠会に提出する
 際は、脚本が10部は必要ですね。以後気をつけます。

次回翠会は・・・
7月4日(土) 15:00〜 成城学園初等学校応接室です。
【文責:二見】

2015-06-09

【実践研究会】5月定例会報告

【期 日】5月23日(土) 15:00〜17:00
【会 場】成城学園初等学校講堂、応接室
【参加者】一幡、伊藤、今井、加藤、金岡、木村、杉原、高橋、野口、古屋(計10名)

1.和太鼓実習 加藤陸雄先生

 今回は「御神事(ごしんじ)くずし」を習いました。能登半島の御陣乗太鼓を子ども用にアレンジしたものです。


A-ドンカカドカカ(×2)・ドドドンカカカ(×2)・ドドドドドドドン・ドンドンドン
B-ドンタタスタタン(×2)・タタン(×4)・ドドドドドドドン・ドンドンドン
C-ドド×8回・ドドドドドドドン・ドンドンドン

この3パターンをまず覚えました。リズムが体に馴染んだ頃に大太鼓も登場しました。和太鼓と大太鼓で円を作り、Aパターンが終わったら隣の太鼓に移りBパターン、Bが終わったらさらに隣に移りCパターンと言うようにどんどん人が回りました。全身を使い思いっきり汗を流しました。
 次にやったのは、アクセント・エクササイズ。左右のバチを
自在にアクセントをつけて叩けるようにする練習です。まずは1打目にアクセントをつけ「1234、1234」と叩くのですが、なかなかみんなの息が揃いませんでした。しかし加藤先生から「『えらいこっちゃ』の声にあわせて叩いてみよう。」とアドバイスをいただき、再度挑戦。今度は「えらいこっちゃ」の「え」のところにアクセントを置いてみるとだんだんコツが掴めてきました。つぎに「らい」、その次に「こっ」「ちゃ」とアクセントを移していきました。最後はどんどんペースが速くなりましたがみんな頑張りました。

2.教室で使えるインプロ実習 木村大望先生


 木村先生は、大学時代からインプロを学んでいて、実際に私たちにも何度か即興劇を見せてくださっています。インプロの世界的指導者であるキース・ジョンストン氏のワークショップにも参加されたことがあるそうです。数多くあるインプロゲームの中で今回私たちが体験したのは「ワンワード」というゲームです。ルールはいたって簡単。1人1文節ずつしか言葉を発してはいけません。一巡したら、話し始めた人から同じ行為を繰り返していき、1つの物語を作り上げていくゲームです。今回はまず例題として、「桃太郎」の話をワンワードのルールで進めました。

A:昔→B:昔→C:あるところに→A:おじいさんと→B:おばあさんが→C:住んでいました。

 このように話を進めていきます。面白かったのはおばあさんとおじいさんがそれぞれの仕事に出かける場面。参加者の一人が話の内容を忘れてしまったようで不安そうな顔を浮かべました。

A:おばあさんは→B:川へ→C:洗濯へ行きました。→A:(少し悩みながら)そして→B:おじいさんは・・・

 分からなければ「そして」など、話と全く関係ない言葉で次の相手に任せてしまえる。即興という言葉に少し不安を感じていた私が安心した瞬間でした。Bさんにとっては予想もしなかった答えだったので、少々驚いた様子でしたが、予想もしない事柄にどう対応するかはこのゲームを通して得る学びになると思いました。

 ルールがだいたい分かってきたところで、1人1枚の紙を受け取りました。今回はその紙を使って○○さんに宛てた手紙を書いていくことになりました。もちろん「ワンワード」のルールを使用して行いました。あて先から「となりのおじさん」「妹」「くまさん」など様々な言葉が並びました。本文も1文節ずつ書いていくため、自分が予想しない展開になっていきました。再び自分の番になるころにはイメージと全く異なる手紙が完成しました。最後はビートルズの曲にあわせて、その手紙を朗読し、大笑いしました。自分のひらめきを自信もって表現したり、任せてしまったり、周りの表現に笑ったり、感心したり、それに倣ったり、いろいろな経験をしました。

3.「実践報告 演劇クラブ創作劇『お花見の忘れ物』子どもが自然な姿で演技する!」野口祐之先生

 今回、映像を見せていただいた作品は一昨年度の東初教「みんなの玉手箱」で上演された作品でした。演劇クラブに所属する6人の児童が成城学園の舞台でとてもリラックスしながら演技をしている姿が印象的でした。観劇をした人からは、「あまりに自然な感じなので、演技なのか、素なのか区別がつかなかった。」「演じる子供たちの笑顔がとても素敵だった。」などの感想をいただいていました。

 話の大筋は野口先生が考えたそうですが、セリフは全て子どもたちが作ったそうです。自らの力で20分の劇を完成させられたことは子どもたちにも大きな自信に繋がったと思います。毎週1回のクラブの時間では「何やってんの」や「○○を残します」などのゲームを楽しく行っていたそうで、その活動をそのまま発表にも取り入れていました。少ないクラブの時間と朝練だけでも人に発表できる作品にするために通信を出し、子どもたちの意欲を高め、自ら考える環境づくりを行っていたそうです。

 映像を見た後の意見交換では、子どもたちが台本を考えたときにストーリーが平坦になりがちだということが話題にのぼりました。確かに子どもが台詞を考えることに重きを置くと、いくら大枠を作っているといえどストーリー性まで重視するのはなかなか難しいのが実態なようです。しかし、吉本新喜劇やドリフなどでも見られるように役者側にしっかりとしたキャラクターが表されていればその問題は回避されるのではないかという意見も出ました。「お花見の忘れ物」では、「わすれんぼうのりんごちゃん」というキャラクターが存在し、その子がいろいろなことを忘れてしまい話が進んでいくという設定がなされていました。1年かけて行われるクラブ活動では、1つの話で終わらせるのではなく、このキャラクターをもとに春、夏、秋、冬など時や場所を変え劇を作ることもできるという今後に繋がる可能性も話し合れました。
【文責:古屋 有子】

《次回予告》次回の実践研究会 6月13日(土) 15:00〜17:00

 必見!プレ夏期大、2つの分科会が事前に同時に味わえてしまう、お得な一日!

第1分科会「学級づくりのための劇あそび・劇活動」
第4分科会「人形を使った劇活動」

 この2つが先取りできる!お得な実践研!申し込み済みのアナタは他の分科会を体験できる、まだ申し込んでいないアナタはどこに参加しようか、お試しができる、どちらの方にとっても絶好の機会。夏が待ち遠しくなること間違いなし!ぜひご参加ください。 
 【文責:森公洋】