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2015-10-04

【脚本研究会】9月定例会報告

【期 日】平成27年9月11日(金)19:00~21:00
【会 場】成城学園初等学校 小会議室
【参加者】岡、加藤、金平、木村、久保、小島、千野、野口、保坂、森田、山本(茂)、百合岡(計12名)

『ながれぼし』4年生向け:作/岡 信行

<作品について>7月のゼミで出した作品の書き直し。前回「ご都合主義」と指摘させた部分をカットした。

<話し合いより>
・地球を破壊するかどうかの決め手として、この学校の子どもたちが選ばれた理由は?そこがはっきりしないとドラマにならない。
・生活劇から始まって、突然SFになるところの飛躍が気になる。SFから始まり、学校での日常生活を描いていくならいいのでは。
・不登校や車椅子の子を全て「宇宙人」につなげていくのはどうかと思う。
・お父さんを亡くしたという嘘のエピソードは、必要以上にショッキング。
・新キャラ「和也」の役割をもって明確に。例えば「実は裏の司令塔だった」など。
・台詞が説明っぽくて長い。発表会の時間におさまるのかどうかも心配。
・納得できるストーリーになってない。ごめんね劇。哲也たちがしたことは、地球を追い込むほどのことなのか?話を宇宙までつなげる必要はない。
・4年生向けにしては複雑。エイサーに絞り、奇をてらうより王道を行く方がよい。

◆…と、またまた言いたい放題で、最後は「もう時間ないから次いこ、次!」と強制終了。「あの~、全然結論が出てないんですけど・・・(泣)」「あ、タイトルも変えた方がいいね」「まだ時間あるよ。大丈夫大丈夫。」岡さん、頑張って下さい!

1年生用『だるまのしゅぎょう』 作/ 小島 香苗

<作品について>ませぎりえこの絵本を脚色したもの。幕が開くと1年生60人のだるまがズラリと並んでいるところが面白そうだと思い、書いた作品。

<話し合いより>
・遊びの要素がいろいろあって1年生に向いている。
・「心得」というと、マスターしないと次に進めないニュアンスになるので、全て「修行」にして、「よくやった!」「だめだこりゃ」などのオチをつけるとよい。
・だるまの修行は、「ごろんごろん」「がまん」「どっしり」の三つにした方がすっきりする。また、クラスごとに場面を切った方が練習は進めやすい。
・としくんとひろくんのケンカ(ボールの取り合い)について・・・わざわざ謝るほどの内容ではないし、仲直りにだるまはからんでいない。喧嘩と仲直りの理由をしっかり結び付けないと違和感が生じてしまう。→だるまの修行にだけスポットを当て、二人もだるまになって一緒に修行させられるとか。「だるまも大変なんだね」と・・・。
・60人の「空気椅子」をどうするか・・・円は難しいので、列にして端の子は幕の後ろで椅子に座らせる/演じながらではなく軽快なBGMを流す/できた時とできなかった時用の決め台詞をそれぞれ決めておく/60人ではなくグループに分けて行う。
・だるまの親分・・・大道具を作るのは大変。先生が出て演じるのもあり。
・本筋と全く関係のない「天狗ちゃん」が出てくるくだりは、ゆとりがあっていいなあと思う(笑)。こういう遊びの要素があるのは大事。
・お店屋さんの呼び込みの台詞は、リズムをつけるとよい。

◆今回、飛び込み参加だった小島さん、中村俊くんの同僚であり百合岡の後輩でもあります。熱意とセンスある有望株、会員になる日も近い!?

4年生用『幸せになろうよ』 作/ 千野 隆之

<作品について>いろんな子がいて1学期にゴタゴタした学年。「劇を通してみんなが和気藹々とするように」という担任の願いのもとで依頼されて書いた作品。

<話し合いより>
・ドクターと助手のとぼけたやりとりが面白い。千野ワールド。
・助手にも名前がほしい。セルバンテスさんとかジョシュさんとか(笑)
・この機械は結局失敗だったのか?→人間の気持ちはそんなものではない。機械の効き目ではなく、実は前向きに考えるきっかけを与えた・・・ということでよいのでは。
・4年生にしては主要キャスト二人に台詞が多すぎる。95人向けに調整が必要。
・落ち込んでいた子や悪さをする子などの行動の理由は?なぜ元気になったりいい子になったりしたのか?→「実はあまり考えていないんですよね・・・」と千野さん。でも、多少の突っ込みどころもなぜか許せてしまう千野ワールド・・・
・コール隊を活躍させたい。ハッピーレベルをコール隊が左右に分かれ「仮装大賞」みたいに表現するのどうか。コール隊にキャラづけをして、途中でふてくされていなくなっちゃうとか・・・。意思表示をするコール隊という、新しい形もあり!?

◆細かなやりとりはもちろん、読み方にも独特の味があり・・・やはり千野ワールド。今回はまだ第一稿、どんな作品に仕上がっていくか注目です。

◇参加者12人・提出作品5つ!と大盛況のゼミ、3作品を終えたところで時間切れとなりました。結局次回のゼミは10月9日(金)19:00~です。作品提出は、池田さん、野口さん、山本(茂)さんの予定です。ご参加をお待ちしています!
【文責・百合岡】

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