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2016-07-18

【脚本研究会】6月活動報告

日 時:平成28年6月11日(土)14:00~16:00  
会 場:成城学園初等学校 小会議室
参加者:伊藤、岩崎、岡、金岡、金平、川窪、久保、西脇、保坂、百合岡(計10名)

1.夏期大分科会内容検討

○第二分科会(百合岡・伊藤)
 使用脚本は『みんなで歌えば』(百合岡作)。この夏明治図書から出版される脚本集に掲載。宣伝もしたい。

・盛りだくさんの内容なのでメインの活動(脚本)を大切に柔軟に対応するといい。
・「絵本を使ってミニ発表会をしよう」は40分ほどの小活動にしては重い印象があるので、「絵本を使って劇遊びをしよう」に変更。
 ・作品の核となる「アンサンブル」を行うために、参加者を多く集めたい。もしどうしても少ない場合は、上演ビデオなどで実際の雰囲気を知ってもらう。
 ・上演ビデオや学級通信も資料として用意すると喜ばれる。

○第三分科会(保坂)
 使用脚本は『私は糖分を訴えます』(保坂さん作)。内山賞受賞作品。

・高学年ならではの、劇に取り組む意義を押さえたい。高学年は恥ずかしさや抵抗を感じることもあるので、思い切り表現したりみんなで表現を楽しんだりすることが、学芸会のみならず学級経営にも役立つ、ということを伝える必要がある。
・裁判ごっこは高学年が楽しめそう。題材は、今受け持ちのクラスの子どもたちに聞いて集めておくとよい。
・「栄養について調べ、劇で発表」の活動は、初日にしてはハードルが高い。ねらいは調べることではなく動いてみること。資料をこちらで用意しておいて、「ビタミンがないと、疲れやすい」「カルシウムがないと、イライラする」というようなことを演じてみると面白そう。

人形劇『地球のひみつ』 / 岡 信行
<作品について>川崎の人形劇祭りで上演予定。百円ショップで見つけたマットを材料にして作った「太陽」「地球」などの指人形のための作品。

<作者より>
日本にはなぜ四季があるのかを意外と知らない人が多いので、分かりやすく楽しめるように書いた。この地球くんや太陽くんを使ってシリーズ化したい。(月の満ち欠け、月と地球・太陽の大きさの違いや距離、月食や日食・・・など)

<話し合いより>
・四季のことを伝えるには、地軸の傾きや、地球に太陽光がどう当たるかを見せる必要が出てくる。その方法は?光を何かで表現する、影をつくる、地軸をつける、ペープサート式の人形ではなく球体にする、地球を大きくしてあちこちに人形を配し光の当たり具合の違いを示す・・・など。魚の焼き具合が場所によって違うように、角度によって光の当たり方が違うという前提が理解されてなければならない。
・地球くんが傾いて登場して「どうしたの?寝違えたの?」「いやあ、生まれつきこうなんだよね・・・」などと表現するとちょっと劇的になる。いずれにせよ、「傾き」を表現するのは難しい。また、どうしても学習色が強くなってします。
・常夏の国もあり、四季は日本ならではのもの。日本のよさを伝えるという方向性でつくることもできる。
・この内容を人形劇で表現することの意義は?人間関係を見せるのが劇。この内容は物理的な関係を見せようとしている。それならば、物理的な関係を視覚化させることにねらいを置くとして、果たしてこの方法できちんと伝わるかどうか。分かりにくいようならば、やる意味がない。

クラブ用『アベレージ』 / 岡 信行 作
<作品について>生まれつき何もかも「平均的」な阿部礼二。「全国児童生徒学力平均化政策」が敷かれみんなが平均化されていく中で、そこからはみ出す子が阻害され・・・。お面を使った劇をつくりたいと思ったのがきっかけ。

<話し合いより>
・主人公の立ち位置と結末は?
・「安部礼司」を主人公にしたラジオドラマがあり、設定がかぶってしまっている。
・「何でも平均化するのはどうなのか」というのは世間一般の感覚であり、作者ならではの視点や突っ込みが必要。平均化することについて作者はどう思っているのか?よさや問題点は何なのか?作者自身の中で消化しきれていないとただ動きをのせたものになってしまう。常識のなぞりで終わらないように、作者なりの解釈がほしい。

◇もう夏本番のような暑い日。今回は実践研の前に行ったこともあり、いつもと違うメンバーが集まって新鮮な雰囲気となりました。「たまたま時間ができたから・・・」と岩崎先生が久々に参加して下さり、貴重なご助言をいただくことができました。
◇毎回お茶菓子お茶菓子と騒いでいた百合岡、この日はまさかの買い忘れ!もしお茶菓子に期待をしていた人がいたら、ごめんなさいでした。
【文責:百合岡】

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