靴下一足で、顔だけでなく体もある、四つ足の動物の全身が出来てしまう!そんな究極の靴下人形の作り方を紹介しました。使うものは、靴下と牛乳パック、ウレタンマットと新聞紙、段ボール。学校で子どもたちと一緒に作ることもできます!
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ご参加いただいた皆様と出来上がった人形たち。 |
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牛乳パックから作っています。 |
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ウレタン製の手をホットボンドで付けます。 |
今回は、ウレタンマットを使った、ウレタン人形の実用性についても話し合いました。ウレタンマットは、100円ショップで簡単に手に入れることができ、はさみやカッターで自由に形を作ることができます。切り込みを入れて「口」を入れたり、「目」を書き入れたりすれば、ウレタン人形の完成です。
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「地球のひみつ」 |
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「お手紙」 |
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「ふきのとう」 |
①人形を操作するコツ(口の動かし方、人形の目線や体の向きを意識した動かし方)
②人形の個性を生かした声の出し方(例として、裏声を使って)
③ケコミ(人形劇の舞台)で、演じる時の位置関係
最終日は、分科会発表会に向けて、自分たちが作った人形を登場させた脚本作りに取り組みました。当日は、リオでオリンピックが開幕したこともあり、オリンピックの様子をニュース形式で伝えるアイディアが出されました。他にも、水不足、小池都知事就任、映画シン・ゴジラ公開のニュースをつなげて人形劇を仕上げました。練習を重ねるごとに、人形の個性に磨きがかかっていき、和気あいあいと大変盛り上がりました。
★参加者の方の感想より
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練習風景① |
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練習風景② |
・今回初めて第4分科会に参加した。腹話術など、人形をしゃべらせるのが難しかった。しかし、普段経験しないことができてよかった。
・初めて自分で人形を作って、とても愛着がわきました。身近な材料で、そして、身近な道具でこんなにも可愛らしい動物が出来るということを知れて、興味深かったです。ただ作るだけではなくて、人形を使ってどう子どもたちと向き合うか、まで教えていただき、充実していました。分科会発表では、子どもたちの気持ちになることができました。発表までの緊張、仕上げていく過程など、たくさん楽しむことができました。どう見せるか、どう見られているか、を振り返る良い機会でした。
・自分でも人形を時々作るのですが、東京で作るときの方が出来がいいのは何故でしょう…と思いつつ、お気入りの一匹ができて嬉しかったです。毎年どこかしら、進化しているので何度来ても楽しいです。
・素敵な人形を作ることもできたし、動かし方、台本の書き方まで、みんなで演じる楽しみを体験できました。発表では、子どもと同じドキドキ感を味わえて楽しかったです。
・簡単に作れる人形をたくさん紹介していただき、また、それを使ったいろいろなパターンの劇をやらせていただいたので、たくさんのイメージを頭の引き出しに入れて持って帰ることができます。ありがとうございました。今年も中身の濃い3日間でした。発表会は、他の分科会のことが分かるので、大変貴重な時間です。どの分科会も本番に向けてきちんと仕上げてくるのはさすが!という感じです。
【文責:今井洋助】
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