2016-08-03

【実践研究会】7月定例会報告

【日 時】7月9日(土)15:00~17:30
【場 所】成城学園初等学校 講堂&社会科室
【参加者】一幡、今井、帰山、金岡、木越、木村大望、坂田、西脇、野口、林、古屋、森公、山本留 (計13名)

1.和太鼓実習
「みんなで叩いて気分爽快!アンセムにのせて」

 今回は、夏期大オープニングの和太鼓演奏に向けてFIFAサッカーの曲「アンセム」の練習を行いました。前半は、「ドーン・ドドン」「ドンドコドンドン」と難しいリズムはなく、割合スムーズに叩いていけました。しかし、後半の山場、全員がタイミングをそろえる「ドン234ダカダカダンダン」が合わない。何度も何度も練習しました。個人で叩いたり、言葉を口に出してタイミング合わしたり。「ドン234の4ですぐに入るといいんじゃない」「4を数えてから叩くか、試してみよう」とそれぞれの考えを実践しながら、合う方法を探していく。なんとも、頭と体を使う濃密な時間が過ぎていきました。一生懸命になればなるほど、みんな無言になっていくという・・・。このみんなで創り上げていく時間があるから、本番成功した時の達成感が倍増されるんだなあ、と感じていました。夏期大本番!乞うご期待!


2.年間実践報告シリーズ
「アクティブラーニングとしての朗読劇」
(担当:今井洋助さん)

 今年度の実践研の目玉企画です。どうすればアクティブ・ラーニングを取り入れた授業で子どもたちの学びが充実するのか、を課題に今回は、2年生国語「お手紙」で二人組の音読について実習しました。参加者が2人組になり、「クライマックスのかえるくんががまくんにこっそりお手紙を出したことを打ち明け、二人でかたつむりくんを待つ場面」を音読します。ポイントは「気持ちが伝わること」「イメージしやすいこと」です。5組いると、がまくんとかえるくんの関係性の解釈がそれぞれのペアによって違っておもしろい。ふりかえりで「かえるくんは、はやくがまくんを喜ばせたくて打ち明けちゃった、早まっちゃったのでは」「ああ、という言葉の言い方や表情もペアによって違う」など多くの意見が出て、興味深かったです。主題に迫るために、2年生なりの根拠を「こう思ったから、こう音読しました」と述べられたら、アクティブ・ラーニングは充実していくのではないか、と実感する時間となりました。ふりかえりをすることによって思考を共有でき、子どもの気持ちを体感できたように思いました。今後も継続して実践していきたい内容です。

3.西脇正治さんの実践報告
『「青いほし」3年生学年劇~光のダンス~ 児童創作を活かした劇づくり』

西脇さんお勤めの東京女学館小学校の3年生女子76名による創作劇の報告でした。目立ちたがり屋から大人しいお子さんまで様々な子がいるクラスで、人間関係を豊かにするために行われた劇活動20時間の紹介です。校外学習で千葉県館山の海岸に宿泊した体験をベースに、亀の岩戸にお隠れになった亀のお姫様に出てきてもらうために海の生き物たちがダンスを披露する楽しい内容。中には、今までの劇活動を活かした「海の生き物のだるまさんがころんだ」「海の生き物のはないちもんめ」などもあり、子どもたちの自然の姿が表現される工夫もありました。一番の見どころは、カニ・クラゲ・エビなどの子どもたちによる創作ダンスの豊かさ。いきいきとした姿に質問や意見が出ました。
・児童創作のダンスや遊びの部分の作り方を教えてください。
・クライマックス、暗闇の中の海ほたるのライトがきれいだった。→防災用のブルーライト(個人持ち)を活用。
・2クラスの練習の進度や調整はどのようにされたか。などなど、学年で劇を創っていく難しさと充実感が伝わる報告でした。

4.野口祐之さんの実践報告
『4年生 劇の時間の実践(1学期間を振り返って)』

 清明小学校4年生1学期に行った劇の時間10時間の報告です。何より子どもの感想を含めた野口さん手書きの資料がすばらしい。張り切って活動する子どもたちの姿が目に浮かぶ内容に活発な意見交換がなされました。・「ティーチャーインロール」で既成の脚本をアプライドにする、実験的で面白い例である。

・劇の時間10時間の活動計画がいい。子どもの実態に合わせて毎時間内容を変化、調整していく良さがある。・感想の中の言葉がいい、発話記録を考察していくとすばらしい論文になる。・「それ、面白い」を拾うのがうまい、野口さんらしさが出ている。
・劇活動を継続的に行うことによって学級経営の土壌ができてくるいいモデル。クラスの良さが培われている→手立て①具体的な褒め言葉 ②意見を出しても馬鹿にされないあたたかい雰囲気 がポイント
と止まらない話し合いになりました。意見がたくさん出るのはいい報告の証拠。貴重な報告に感謝です。

《次回予告》次回の実践研究会は、9月10日(土)15:00~17:00です。

「和太鼓実習 みんなで叩いて気分爽快!アンセムにのせて」
「林久博さんの実習 1年生国語科 入門期の指導~ドラマ・アクティビティを用いて」
「池田靖さんの実践報告 子ども達と創る子ども達中心の式典の取り組み」


の3本です。夏期大の熱をそのままクラスに、子どもたちに持ち込むためにぜひ9月の実践研にいらしてください。個々の悩みも相談に乗ってもらえますよ。悩むより一歩踏み出す実践研!自分たちが楽しんで研究しましょう。                   【文責:森(公)】

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