2017-12-24

【実践研究会】12月定例会報告

【日 時】12月116日(土)15:00~17:30
【場 所】成城学園初等学校仮校舎 第二校舎 小会議室
【参加者】ワイリー、保坂、金岡、今井  計4名


1.上演報告「もじモジ合戦」1・2年生による劇発表の実践
ワイリー麻梨子さん

 ワイリーさんの学校では、1・2年生合同で劇の発表を行いました。今回、脚本制作から演出までを中心になって進めた体験を報告していただきました。

<脚本を書いたきっかけ>
・日本語の面白さを感じて欲しい。また、漢字学習が苦手な子に楽しみを見出してほし いということから「もじモジ合戦」の脚本を書いた。
・低学年の子どもたちは、文字への関心が高い。その興味関心を劇への意欲につなげたいと考えた。

<あらすじ>
 「平仮名」「片仮名」「漢字」を一人一文字ずつ身にまとった子供たち。しりとり、回文、変身ごっこ、お店屋さんごっこ、など、さまざまな遊びを繰り広げながら、「平仮名」「片仮名」「漢字」それぞれの良さをアピールします。ところが、自分たちが一番という思いが強くて、けんかになってしまいます。でも、最後は互いの良さや必要性を認め合っていくストーリーです。

<児童の変容(子どもの作文より)>
「ひらがなをやってよかった。」 ⇒ 自分の役に愛着をもち、楽しく演じることができた。
「このシーンをがんばった。」 ⇒ 思い入れがあるシーンだと伝えたことで、練習の雰囲気や気持ちが変わった。
「リアクションやセリフを考えている子がいた。」 ⇒ 他の子の頑張りに目を向けていた。
「一人ではできなかった。」 ⇒ みんなでつくる楽しさ、達成感を味わうことができたのではないか。

<実践を通して課題と感じたこと(実践研で話し合ったこと)>

①毎回の練習にどのように意義・意識を持たせていくか。モチベーションを継続していくには?
・見通しを持てるように、事前におおまかな指導計画を立て、指導者の役割分担をはっきりさせる。また、毎回の練習のめあてを明確にして、指導者同士で共有しておくと良い。
・練習開始の5分程度でもよいので、心をほぐすゲームやアクティビティを取り入れることで、楽しい雰囲気で練習に入ることができる。

②舞台の使い方について、また舞台での立ち回りをどのように指導していくか。
・ワイリーさんの学校では、近くにある公共ホールを借りて上演を行っているため、舞台が大きい。また、舞台練習の回数が限られている。そこで、舞台の床にビニールテープで立ち位置の目安を示して練習すると、児童は舞台の奥行きも感じながら演じられるようになってくるのではないか。
・劇指導の中で、そのポジションに動く必然性があるように仕組んでおくと、舞台全体の動きに変化をもたらすことができる。

③練習の振り返りをどのように行っていくと効果的か。
・「学芸会日記」に取り組ませる。その日の練習を振り返り、文章で記録させたり俳句に読んだりする。また、その日記を学級の子供たちに紹介することで、モチベーションを高めることもできる。学級通信で紹介すれば、保護者にも練習の様子が伝わり、家庭でも話題にするきっかけとなる。
・舞台上にいない(待機している)子供たちに、「声が聞こえていたら〇(マル)」の合図を出させて、互いの演技を相互評価し合う機会を設けても良い。
・低学年でも、満足感を感じられる脚本、劇指導について研究していきたい。
【文責:今井洋助】

《次回予告》次回の実践研究会は、2月17日(土)15:00~17:30です。内容は
「木村大望さんのホットシーティング実習」
「今井洋助さんの上演報告 ユタと不思議な仲間たち(6年生)」
「金岡香恵さんの実践報告 道徳劇について」
です。
 
★当日は、16時半より、実践研究会の来年度予定について打ち合わせを行います。運営委員の方は、参加をお願い致します。来年度の予定が分かるものをご持参ください。欠席される場合は、今井までご連絡ください。よろしくお願い致します。

★本年度も3月25日(日)に実践研究会お楽しみツアーを予定しています。日帰りですが、歴史発見、グルメとの出会い、等々、劇作の仲間との楽しい時間になること間違いなし!!現在、「訪れてみたい場所」を募集しています。ちなみに、昨年は「葛飾柴又 寅さん山田洋二監督の世界を訪ねよう」でした。 

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