を上演してみたい」「自分で書くのはまだまだだけれど、他の人の脚本を上演してみたい・・・」初心者の方から経験者まで、脚本について勉強してみたいメンバーが集まる会です。主な活動日は、第1土曜日15時からです。まずは気軽にご参加ください。
【日 時】平成30年6月9日(土)15:00~
【会 場】成城学園初等学校 小会議室
【参加者】木村 長谷川 蒔田 金岡 金平 久保(6名)
☆シーツで見立て遊び(全4作)
作:長谷川安佐子
①「お砂糖だ!」「てるてる坊主」「高とびするぞ」「もぐらはあぞぶ」
〈作者より〉
見立て遊びシリーズの作品。いくつか書いて低学年用の作品にまとめたい。
〈話し合いから〉
①「お砂糖だ」
・段ボールを砂糖に見立てて遊ぶのは、「運べない」という設定が難しいか。
・赤ありが来るとストップモーションで止まるなど、赤ありとのからみ場面をつくりたい。赤ありを指導者がやることによって、より楽しくなりそう。
・劇遊びの後に違う話を作る方法もある。
・砂糖がとけたのを「体につけて運ぼう」ということになり、そこへほかの虫たちがやっくる、最後に人間が来て「みんなで食べよう」というオチになってもおもしろい。
②「てるてる坊主」
・てるてる坊主が、動けない、手足がないなどで見方によっては難しい。設定に注意する必要がある。手足があって動いてもよいのでは?また、限られた場所で動くという風にしてもよい。
・すずめたちがてるてる坊主を空にとばせてあげるのはおもしろい。
・最後に、にじが出てくるときれいな舞台になる。
③「高とびするぞ」
・洗濯物やロープはいろいろな遊びに使える。青い布を滝に見立てても。
・シーツの後ろから何が出てくるか想像し、出てくるものを当てさせるのも楽しい。
④「もぐらは遊ぶ」
・シーツを安全ピンなどでとめておき、その間から顔を出すようにするとおもしろい。
・モグラ同士関係の中に、ミミズを登場させるのはどうか?(モグラはミミズを食べる)
☆プレゼント(中学年用生活劇)
作:金平 純三
〈作者より〉
以前の作品から人数を増やし、劇中劇として再構成した。
〈話し合いより〉
・ゆうじがどうして孤立しているのか、鉄道オタクなのかよくわからない。
・ゆうじを最初に登場させ、周りとの関係がうまくできないことを強調してはどうか。
・ゆうじは電車好きで、写真をとっているという風にすると一人で電車を見に行ってもおかしくはない。最初にゆうじを線路のそばに立たせておき、みんなは気付かないで偶然出会い、最後はともこたちがゆうじに気付くことにしてはどうか。
・けんじがゆうじの父である必要性はないか。けんじの父も運転士の方がよいのでは。
・オルゴール音を鳴らしてくれたことに感激するようにしたい。
・おじいちゃんが父に、父がぼくにオルゴール音を鳴らしてくれたことを聞いていたほうが自然。
・ゆうじの人物設定については再考してほしい。
ベテランお二人の作品提出でした。見立て遊びを取り入れることでいろいろなアイデアが生まれ、低学年向けの楽しい作品になりそうです。また、金平先生の温かい雰囲気の作品は書き直しでさらに磨きがかかっているようです。完成を楽しみにしています。
【文責:久保】
次回の翠会は8月25日・26日の合宿です。ご参加をお待ちしています!
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