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2018-08-30

【第66回演劇教育夏期大学】講演会「表現すること 引き出すこと」講師:加藤浩次氏

 夏期大学初日の午後、お笑いタレントの加藤浩次氏をお招きして、講演会を行いました。たくさんの笑いがあふれ、また、おもわず納得!!と、共感の声が聞こえる、あっという間の2時間でした。
 一部、加藤氏の言葉をご紹介いたします。(文と写真は加藤氏の許可をいただいています。)

☆ 表現者とは・・・、番組もドラマも1人ではできない。つねに、チームの一員だということを意識している。もし、サッカーチームで、メンバー全員がメッシだとしても勝てるとは思わない。一人一人が、チームづくりの歯車だということを自覚して仕事ができるかどうかが大事だと考えている。
☆ 自分は、良いチームの歯車になれるかどうかということに気を付けている。たとえ、ワンシーンでも一生懸命やることが大切だと考えている。
☆ チームワークの良い番組は、チームをまとめるトップが良い方のことが多い。そのような方達は、理不尽に怒らないし、力のある人を認めてくれる。また、少しでも現場を楽しくするために現場にいる人たちに声をかけることができる。そうすると、演者も、そこにのることができる。
☆ 学校でも、チームづくりという点では、番組やドラマをつくる過程と似ているのではないか。こどもは、みんなメッシになりたいだろうから大変だと思うけれど、その子の自尊心を傷つけずに、その子の持ち味を出していけたらよい。
☆ リーダーだけが良いのではなく、リーダーを支える人だってリーダーと同じぐらい大切である。その子の良い所を、適材適所で中学生や高校生の時に引き出していってくれたら良いなと思う。
☆ お笑いライブでは、お客さんが何を求めているのかをつねに考えている。
☆ 前から活躍されている方々、形を変えながらでも残っている先輩たちは、全員、尊敬できる方だと思っている。
☆ 毎朝、「いや~、今日は絶好調だぜ」と思うようにする。そうすると、本当に絶好調になってくるし、気持ちが変わってくる。自分の気持ちが変わったら、自分の態度も変わっていく。
☆ 「失敗したらどうしよう」ではなく、「わくわくしている」と、考えるとよい。
☆ 「本当にやりたいこと」が見つからないのであれば、「〇〇になる」ととりあえず決める。決めることによって、それを目指そうとする。選択肢の中から「これ」と決めると、それに向かおうとするからよいのではないだろうか。
☆ 挫折することは悪い事ではないし、挫折したことによって強くなるから、挫折は悪いことではない。


< 講演会を終えて・・・参加者からの感想 >
〇加藤氏の育ってきた積み重ねが、色々なエピソードとして聞けて大変役に立った。加藤氏の考えに基づく表現力が心にストンと落ちて、人として考えさせられる貴重な時間となった。
〇加藤氏から、前向きになれる言葉を沢山いただけた。特に、「失敗ではなく、次の何かにつながると考えること。」「誰かがやりたいことを、自分がやれていることに感謝すること。」この2つを大切にしたい。
〇朝一番から「絶好調!!」と思うことを実践してみたい。
〇「表現すること 引き出すこと」をテーマに、チームづくりやチームの一員として自分ができることを心がけているというお話が聞けて良かった。
〇チームで何かをなしとげるために、「自分は何をしなければならないか。」「自分の役割」を常に意識している点は、教育の世界にも通じるお話で、大変参考になった。
〇良いチームのリーダーとして、また一員として大切なことを、学校現場でも、私生活でも大切なこととして受け止めていきたい。
〇「チームのトップが大切」というお話は、学級の担任が創るクラスというチームということを、新たに意識したい。
〇子どもにやりたいことを見つけさせるのか、決めさせるのかのお話は、子どもに向かう者として、気づかされるところがあった。
〇子どもの頃からやんちゃな子ほど、大人になってから、やんちゃだったパワーがいきるような気持ちになった。やんちゃな子こそ、あまり叱らずに、才能や能力を引き出してあげようと思えた。
〇加藤氏の「先生の味方です。」という言葉が、とてもうれしかった。
〇今まで参加した講演会で、一番面白くて、ためになる講演会だった。


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