トップページ

2018-08-26

【第66回演劇教育夏期大学】第6分科会「演劇的アプローチで教師力アップ」

~自分と向き合い、本音でダメ出し! そして、ぼくらはTEAMになった!~


 第6分科会の自己紹介は、参加者全員で円をつくることからはじまる。

「うちの分科会は、常に美しさを求めます!」

 円をつくるという単純な作業にも、“美しさ”を加味することで、自然と“他者”を認識するようになり、心地良い“和”が生まれてくることを結果的に実感してもらうのだ。
 難しいことはさておき、わちゃわちゃしながら、この段階でもう場が温まってくる。そこから、リズムと身体を使った自己紹介が繰り広げられる。基本項目の“苗字・名前・学校名”と、“好きな食べ物”“行きたい場所”等のアンケート項目を、リズムを決めて順番に声を出していく。
 初めて出会う仲間の名前・声・顔を知り、自分を表現する。リズムを合わせるという初めての共同作業を行う。もちろん合わないこともあるが、それも個性と自他ともに認識していくのだ。

「マネっこ発声」 
マネっこ発声
人前で大きな声を出すという勇気のいる行為の導入リーダーが大きな声で言った台詞を、みんなでマネをする。リーダーから出てくる台詞・声・動作…、マネ
をするということは、人を観察すること。それは、意識して“人”に興味をもち、マネをしている“自分”にも目を向けてみることになる。みんなで合わせて声を出すので、恥ずかしさも薄れ、リーダーもできるようになるのだ。



「人間生け花」舞台を1枚の絵として考えたときの
立ち位置(見せ方)の研究

「人間生け花」
 今回は、舞台を使うことができたので、
人間生け花を行う。「苦しい恰好、厳しい恰好の方が美しい」「他者の目を持とう」
などのアドバイスを受けて、舞台に美しい絵をつくることを念頭に、一人ずつ好きな場所、心地良い場所を選んで、自分を活けていくのだ。






「詩の朗読発表①」短い詩をその場で覚えて、
みんなの前で一人ずつ発表
「詩の朗読発表①」
 発表を見て、全員がコメントを言うという、ある意味厳しい活動だが、午前の活動で仲間になっているので、乗り越えられる。

※『キュー』の説明
 …本番のはじまりと終わり
※『本番』
 …演じる人になること
※『コメントのルール』
 …向上することを前提に愛をこめて端的に指摘する(誉めない)
  
同じことを言わない←人のコメントをよく聞く
人と違った意見を言っても良い


2日目、「ストレッチング」「発声・腹式呼吸の導入プログラム」「テキスト丸ごと読み」「音楽に合わせた動き」「詩の朗読発表②指定された動きを入れて」活動の中に『愛を持ってダメ出し』をし、お互いの表現を真剣に観察する中で、確かな信頼が築かれていくのが実感できた1日でした。



音楽に合わせた動き①
音楽からインスパイアされた動きを即興で表現!
「音楽に合わせた動き②」

見えないはずの敵や赤外線が見えてくる!

「音楽に合わせた動き③」
自然な流れでお互い協力し、ミッションをクリア!
3日目、「構成エチュード」「リハーサル」「分科会発表」と経る中、本音の言葉が自分たちの劇を彩っていきました。発表後、部活の仲間と発表や試合を終えた後のような清々しい気持ちに包まれました。
発表が終わって充実した笑顔を見せる参加者
構成エチュードに使う小道具をゲット











○参加者の反応-名言セレクト!
「自分と向き合う!」
「目指すは美しい絵!」
「いい位置に乗る!」
「音楽から表現をもらう!」
「詩や脚本を一旦自分に落とし込む!」
「アイドル顔を封印せよ!」

○大人だって本音を交わせば、短期間で仲間(TEAM)になれる!そう確信できた3日間でした。

 来年、顔を合わせたら、『ここで会ったが100年目!』と挨拶し合いましょう!参加者の皆様に感謝!本当にありがとうございました。

またお会いしましょう!
【文責:森公】





0 件のコメント:

コメントを投稿