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2019-02-13

【実践研究会】12月定例会報告

【日 時】12月8日(土) 15:00~17:30
【会 場】成城学園初等学校 小会議室
【参加者】林、岡、今井、新保、木村(も)、坂田(私学学校関係)、関口(計7名)

☆研究会の内容☆
今回も豪華3本立て!!

◎実践報告「劇の授業を見てみよう!」
(湘南白百合学園小学校6年生を対象に)
 まず最初の発表者は関口 穣太郎さん。関口さんが私学の関東地区教員研修会で湘南白百合学園小学校の6年生(担任は新保さん)を対象に学校劇の公開授業と、その授業を見学者が追体験するワークショップを行ったのでその報告。
 授業のねらいは「劇活動を通し、友達と楽しく関わる中で、人と交流することの楽しさを実感し、自分の知らなかった友達のすばらしい一面に気が付くことができる。」だ。
 最初に2つのほぐしを行った。1つ目が「1・2・3ゲーム」。2人組で1~3までの数字を数えていき徐々に1が手を叩く、2が指鳴らし、3が足踏みという風に動作化する。2つ目が「カウントゲーム」。6人組で輪になり1、2、3を指さしながら言い合いこれも前述のゲームと同じように動作化する。参加者でやったところ、大人でも十分に楽しめる!
 皆の心も温まったところで主たる活動「○○な××ゲーム」を行った。内容は『性格を表す言葉』と『人物』が示されたくじをグループごとに引き、そのくじの内容を主人公にした即興劇を考える。即興とはいっても10分ほどグループで相談する時間をとり、発表時間は2分とした。子ども達は「おっちょこちょいな桃太郎」「陽気な医者」など6つのお題を精一杯演じた。振り返りから「友達の意外な一面が知れた。」「今までそれほど関わらなかった友達とも、目的のために、話し合うことが大切だと学んだ。」などねらいに沿った振り返りも多くあった。

<話し合いより>
・心ほぐしは主たる活動に関連するものであればよりよかった。例えば「ついてこない
 でゲーム」などの感情表現を伴うゲームなど。
・グループを回っているときに何を考えながら見ていたのか。
・学校劇部会では、今年度初めて、他校のクラスでの公開授業を行ったとあったが、関口さんが選ばれた経緯はなにか。
・学級の実態は?今までどの程度クラスでは劇に慣れ親しんでいたのか。

◎実践報告「6年生における上演指導を振り返って」
(2017年11月の実践)
  2本目は今井 洋助さん。去年の11月に6年生3クラスで行った『ユタと不思議な仲間たち』の振り返り。この劇のねらいは「みんなは一人のために、ひとりはみなのために」という友情のテーマを感じさせることで、友達の大切さに気付いたり、集団内での自分の行動について振り返ったりする機会にしたい。中でも印象的だったことが、ユタ役の女の子が、「このシーンはもう少しジェスチャーを加えたり、もっと舞台中央で演技を行いたい」と主張し、教員がそのアイディアを取り入れた事で、自信につながったという報告。劇活動が子どもの能動的な動きを引き出すうえで重要であることを再認識した。

<話し合いより>
・毎回、劇の振り返りを行ったことが良かった。
・練習の前にイメージを膨らませるねらいで、劇団四季が演じているDVDを視聴した
 とあったが、逆にそのイメージにこだわってしまいそれ以上のものができなくなるの
 ではないか。
・ユタ役の女の子の振り返りがあれば、よりイメージがしやすかった。


◎実践報告
「人形を使った表現活動の教育的な効果について」
 3本目は岡 信行さん。「人形を使った表現活動の教育的な効果について」報告を頂いた。人形は低学年にしか活用できないのではという私の無知な考えは見事に砕け散った。例えば6年生の実践では、朝自習の時間に、一生懸命1年生の世話をしていたものの、すぐにネタが尽き、困り始めていた。そんな折り、校内研究の柱の一つとして、表現活動に取り組むことになったので、6年生全員でパクパク人形を作り、1年生の教室で上演。それが子どもや先生方にも大好評で6年生にとっても貴重な経験になった。この他にも様々な実践を惜しげもなく報告してくださった岡さん。子どもに寄り添うことと一つのことに真摯に向き合い突き詰めていくことの重要性を改めて感じさせられた。

<話し合いより>
・今までの実践を書籍化してほしい。
・岡さんの授業風景やどのように人形が飾られているかを見に行きたい。
・岡さんのユーモア溢れる子どもとの関わりを参考にしたい。
【文責:関口】

<次回予告> 運営担当:藤本さん
2月23日(土)15:00~17:30 成城学園初等学校仮校舎
活動試行 「学級活動の進め方 or 特別の教科「道徳」の進め方」(藤本さん)
実践報告 1年生の教室での劇あそび(野口さん)
実践報告 演劇クラブの活動紹介(新保さん)
※会の終わりに、来年度の活動計画について話し合います。運営委員は、来年度の予定が
わかるものを持参してください。
 今年度締めくくりの実践研です。2月の広報になりますが、ぜひ予定に入れてください!